また、先週（2024年9月30日～10月4日）のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧（期間：2024年10月7日～2024年10月11日）
■注目の経済指標一覧（2024年10月7日～10月11日）
10月7日週は要注目の経済指標が多く発表されます。
特に以下の指標の結果には警戒が必要です。
■10月9日（水）
・NZ・NZ中銀政策金利 10月
・アメリカ・FOMC議事録（9月17日-18日開催分）
■10月10日（木）
・アメリカ・消費者物価指数（CPI） 09月
今週の振り返り
■ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円の1週間の値動き（2024/9/30-10/4）の画像
週足陽線：ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円
週足陰線：－
■週明けは石破ショックの影響もあり、ドル円は141円台まで下落するも、石破首相と植田日銀総裁の初会談が実施され、結果としては追加の利上げについて慎重な姿勢であることが確認された。（ハト派的な内容）
これを受けて年内の追加利上げ観測は後退し、円安相場が強まる形となり、最終的にドル円は148円台後半で越週しています。
■米経済指標が軒並み好調で週末に発表された米国雇用統計では予想外の強い結果となり、米長期金利の急騰及びドル買いが強まっりました。
■その他の要人発言としては、ベイリー英中銀総裁が利下げについて積極的な姿勢を示したり（ポンド売り材料）、パウエルFRB議長が今後の利下げについて急がない姿勢を改めて示しています。（ドル買い材料）
■中東情勢（イラン・イスラエル間）の緊迫化に伴う、地政学リスクの高まりには要警戒。（関連ニュースは要チェックです）
来週の相場見通し（期間：2024年10月7日～2024年10月11日）
ドル円（USD/JPY）
■ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像（2024/10/4終了時点）
【環境認識】
■7月以来に50日MAを上抜ける
■日足RCIは短中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート：148.650円
5日移動平均線：145.833円
20日移動平均線：143.491円
50日移動平均線：145.241円
100日移動平均線：151.571円
200日移動平均線：151.128円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のドル円の想定レート：「146.90円～150.50円」
■ファンダメンタル的には石破ショックが和らぎ、かつ石破首相＆植田日銀総裁の初会談を経て、日銀による追加利上げ期待が後退。円安相場が再開しています。
■テクニカル的にも、7月以来に50日MAを上抜け、日足RCIは短中長期線が上向いており、上昇期待があります。
→ターゲットは心理的節目である150円ライン、このラインでも止まらないようなら200日MA⇒100日MAを目指すことが想定されます。
■また、10/7週は米CPIが予定されており、この結果も想定外の強さを見せる場合は、米金利の上昇⇒ドル買い⇒ドル円も上昇のシナリオが想定（逆も然り）されるため、結果には要注目です。
ユーロ円（EUR/JPY）
■ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像（2024/10/4終了時点）
【環境認識】
■20日MAを起点に、160円ライン⇒50日MAを明確に上抜ける
■日足RCIは短期線が水平、中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート：163.118円
5日移動平均線：161.131円
20日移動平均線：159.208円
50日移動平均線：160.419円
100日移動平均線：165.561円
200日移動平均線：164.266円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のユーロ円の想定レート：「161.00円～164.50円」
■円安相場の恩恵を受けて、ユーロ円も反発した状況で越週しています。目先のターゲットとしては「①163.50円ライン（9月27日高値）」→「②164.20円ライン（200日MA）」をブレイクできるかがポイントとなります。
■ユーロ自体はECBが利下げ姿勢を示しており、積極的には買いにくい状況でしたが、日銀の追加利上げ観測が後退したことで、今後は上昇余地を見極めた上で売り買い柔軟に対応することになります。
ポンド円（GBP/JPY）
■ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像（2024/10/4終了時点）
【環境認識】
■50日MAは支持線として、100日MAが抵抗線として機能し、レンジ相場を形成中
■日足RCIは短期線が水平、中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート：194.941円
5日移動平均線：192.968円
20日移動平均線：189.891円
50日移動平均線：189.875円
100日移動平均線：195.799円
200日移動平均線：193.069円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のポンド円の想定レート：「193.00円～197.50円」
■下値は50日MA、上値は100日MAがそれぞれレジサポラインとして機能しており、このラインを目安として逆張りトレードや、ラインブレイク狙いのトレード等、ポンド円は取引機会が多くなっています。
■ベイリー英中銀総裁が利下げに積極的な姿勢を示したことが、ポンド売り材料となっています。続報には要警戒です。
豪ドル円（AUD/JPY）
■豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像（2024/10/4終了時点）
【環境認識】
■200日MAを上方ブレイク、100日MAが支持線として機能
■日足RCIは短期線が水平、中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート：100.950円
5日移動平均線：100.059円
20日移動平均線：97.544円
50日移動平均線：97.489円
100日移動平均線：101.328円
200日移動平均線：100.086円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週の豪ドル円の想定レート：「99.50円～102.50円」
■200日MAを上方ブレイクしており、10/7週には100日MAの上方ブレイク（7月以来）にも期待が掛かります。
■ファンダメンタル的に日銀の追加利上げ期待が後退したこと、欧米英と違い豪中銀は年内の利下げの可能性は低いこと、豪ドル買いを後押しする材料は豊富です。
■基本的には押し目買い狙いのトレードを想定し、100日MAを明確ブレイクした場合は、更に買い増すトレードを検討しています。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨の想定レート＆目線まとめ
・想定レートは「146.90円～150.50円」
⇒中立
・想定レートは「161.00円～164.50円」
⇒中立
・想定レートは「193.00円～197.50円」
⇒中立
・想定レートは「99.50円～102.50円」
⇒買い
スキャルピング可能なJFXでトレードしよう！
スキャルピング取引を検討されている方は「JFX」で口座開設をするのがオススメです。
スキャルピングが容認されているFX業者は意外と少ないです。口座を持ってない方は是非検討してみて下さい。ちなみに取引量に応じて、キャッシュバックや食品が貰えたりするのも何気に美味しいです。
ご興味ありましたら、下記リンクからご登録をお願いします。
コメント