また、先週(2023年4月17日~4月21日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年4月24日~2023年4月28日)
4月24日週は米雇用統計を筆頭に注目の経済指標がたくさん発表されますが、
その中でも特筆すべき指標として以下の7つが挙げられます。
・2023年4月27日(木) :アメリカ・実質GDP(速報値) 第1四半期
・2023年4月28日(金) :日本・日銀政策金利 04月
・2023年4月28日(金) :植田日銀総裁 会見
・2023年4月28日(金) :アメリカ・雇用コスト指数 第1四半期
・2023年4月28日(金) :アメリカ・個人所得・支出 03月
・2023年4月28日(金) :アメリカ・PCEデフレータ 03月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年4月24日~2023年4月28日)
・4月17日週のドル円の値幅は最大で「約1.589円」となりました。
・先週比では、高値安値終値を上回る結果となっていますね。
・来週に日銀金融政策決定会合が控えており、終わって見れば今週は控え目な値動きとなりました。
【環境認識】
・下落トレンドラインを上方ブレイク
・135円ラインタッチ後に反落
・日足RCIは短期線が下向き、中期線が水平、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:134.114円
5日移動平均線:134.302円
20日移動平均線:132.895円
50日移動平均線:133.725円
100日移動平均線:132.934円
200日移動平均線:137.062円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「133.00円~137.00円」:下落トレンドラインをブレイクしていることから、テクニカル的には押し目買いを狙いたい局面。
ただし、4月28日に日銀金融政策決定会合(植田日銀総裁の会見)が予定されており、こちらの内容次第でちゃぶ台返しもあり得る気がします。特に金融緩和のサプライズ修正となれば円買い優勢となるのは必至。週明けは買い目線、週央~週末は日銀金融政策決定会合を意識して立ち回りたい。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年4月24日~2023年4月28日)
・4月17日週のユーロ円の値幅は最大で「約1.461円」となりました。
・先週比では高値安値終値を全て大きく上回る結果となっていますね。
・先週に引き続き年初来高値を更新し、2022年高値の更新も射程に入っています。
・今後の利上げ見通しについて、EU関係者からタカ派的な発言が相次いでおり、ユーロ買いを強めている要因となっています。
【環境認識】
・5日MAに沿った値動き、下落しても反発は強い
・日足移動平均線でパーフェクトオーダー成立中
・日足RCIは短中期線が水平、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:147.370円
5日移動平均線:147.233円
20日移動平均線:145.148円
50日移動平均線:143.945円
100日移動平均線:142.743円
200日移動平均線:142.278円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「145.50円~148.50円」:テクニカル的には買い目線、押し目買い狙いのトレードを想定。上値は2022年高値の148.30円ラインが意識されます。ドル円同様に週末の日銀金融政策決定会合の内容には要警戒です。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年4月24日~2023年4月28日)
・4月17日週のポンド円の値幅は最大で「約2.461円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを上回っていますね。今週も年初来高値も更新しています。
【環境認識】
・5日MAに沿って上昇、週末は一時崩れるのも最終的には5日MAまで反発して越週
・日足RCIは短中長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:166.860円
5日移動平均線:166.863円
20日移動平均線:164.947円
50日移動平均線:163.238円
100日移動平均線:162.135円
200日移動平均線:163.256円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「165.00円~169.20円」:週末大きく崩れたが反発も強かったこともあり、買い目線は継続、押し目買いのポイントが難しいが、先週安値や20日MAを下値と想定。
上値は2022年12月からの下落ポイントとなる169円付近をターゲットに想定。ただし先述のドル円やユーロ円同様に日銀金融政策決定会合の内容次第で大荒れの可能性もあるので週末の値動きには要警戒です。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年4月24日~2023年4月28日)
・4月17日週の豪ドル円の値幅は最大で「約1.378円」となりました。
・先週比では高値安値は上回る結果となっていますね。終値はほぼ同等。
・4月18日に公表された豪中銀の議事録では、利上げを停止したことによる効果を再評価する見解が示されていました。経済状況次第では追加利上げの余地は残った形となったようです。
【環境認識】
・三角持ち合いの下限付近(50日MA)まで下落して越週
・日足RCIは短期線が短期線が下向き、中期線が水平、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:89.731円
5日移動平均線:90.163円
20日移動平均線:89.075円
50日移動平均線:89.759円
100日移動平均線:90.320円
200日移動平均線:92.263円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「89.00円~91.00円」:三角持ち合い内での値動きを想定、下限上限を目安にトレードを組み立てたい。当然ブレイク狙いもあり。
週末は他のクロス円同様にファンダメンタル的な要素に警戒。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「133.00円~137.00円」
⇒下落トレンドラインをブレイク、テクニカル的には買い目線
⇒週末(4月28日)の日銀金融政策決定会合(植田日銀総裁の会見)には要注意
⇒サプライズ次第では大荒れ必至
・その他にも米GDP、PCEデフレータなど重要な経済指標が発表予定
・想定レートは「145.50円~148.50円」
⇒押し目買い狙い継続
⇒上値のターゲットは2022年高値の148.30ラインを想定
・想定レートは「165.00円~169.20円」
⇒押し目買い狙い継続
⇒エントリーポイントは先週安値や20日MAを想定。
⇒上値のターゲットは169円付近(2022年12月の下落ポイント)
・想定レートは「89.00円~91.00円」
⇒三角持ち合い継続
⇒各下限・上限を目安にトレードを想定。ブレイク狙いもあり。
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