また、先週(2024年9月16日~9月20日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2024年9月23日~2024年9月27日)
9月23日週は要注目の経済指標が多く発表されます。
特に以下の指標の結果には警戒が必要です。
■9月23日(月)
・アメリカ・PMI(購買担当者景気指数・速報値) 09月
■9月24日(火)
・豪・中銀政策金利 09月
■9月25日(水)
・スウェーデン・政策金利 09月
■9月26日(木)
・スイス・中銀政策金利 第3四半期
・アメリカ・実質GDP(確報値) 第2四半期
・米新規失業保険申請件数(21日終了週)
■9月27日(金)
・アメリカ・PCEデフレータ 08月
今週の振り返り
週足陽線:ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円
週足陰線:-
■日米英の金融政策イベントがあり、荒れた1週間となりました。特にドル円は一時は140円を割り込むも、その後は144円台まで反発し、最終的に143.80円台で越週しています。(※その他のクロス円も大きく反発)
■FOMC
⇒「0.50%」の大幅利下げを実施。(4年半ぶりの利下げ)
⇒パウエルFRB議長の会見では今後の大幅利下げについては慎重な見方を示しました
■英中銀
⇒金利据え置き(委員会では8対1で据え置き決定)
⇒声明では利下げに慎重な姿勢が示されました
■日銀会合
⇒金利据え置き
⇒植田日銀総裁の会見では「政策金利を引き上げて金融緩和度合いの調整を行う」との発言がありつつも。「追加利上げに決まったペースやスケジュールはない」・「今後の利上げ判断に時間的余裕はある」と利上げペースには慎重な見方を示しました
来週の相場見通し(期間:2024年9月23日~2024年9月27日)
ドル円(USD/JPY)
【環境認識】
■一時140円割れも、最終的には20日MAを超えるまで反発し越週
■日足RCIは短中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:143.849円
5日移動平均線:142.340円
20日移動平均線:143.398円
50日移動平均線:147.524円
100日移動平均線:152.632円
200日移動平均線:151.008円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のドル円の想定レート:「142.00円~146.50円」
■大注目の日米の金融政策イベントを終えて、当面は日米の金利差が急激に縮まる可能性は後退しました。そのため、約1か月半続いた円買いドル売りのトレンドも一先ずは落ち着くことが想定されます。売り一辺倒から売り買いどちらも狙える相場に変化すると考えます。
■テクニカル的には、下値は140円ラインを再び割り込むための材料はなく5日~20日MAがレジスタンスラインとして機能するかを確認します。
上値は144.40-50円ライン(100週MA)をブレイクできるかがポイントとなります。明確にラインブレイクした場合はアップサイドリスクが高まり、147円台(50日MA)を目指すことが想定されます。
ユーロ円(EUR/JPY)
【環境認識】
■155円台で下げ止まり、5日&20日MAを上抜けて、160円台まで反発し越週
■日足RCIは短中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:160.527円
5日移動平均線:158.525円
20日移動平均線:159.081円
50日移動平均線:162.254円
100日移動平均線:166.279円
200日移動平均線:164.064円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のユーロ円の想定レート:「158.50円~163.00円」
■20日MAを明確に上抜けた事で、次のターゲットは「162.20-30円ライン(50日MA)」⇒「163円ライン(50週MA)」を目指すことになります
下値は5日&20日MAを目安に、このラインでは押し目買いを狙いたい
ポンド円(GBP/JPY)
【環境認識】
■5日連続陽線で、5日&20日MAをブレイクし、強く反発し50日MAにタッチ
■日足RCIは短中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:191.527円
5日移動平均線:188.423円
20日移動平均線:188.766円
50日移動平均線:191.728円
100日移動平均線:196.090円
200日移動平均線:192.481円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のポンド円の想定レート:「190.00円~196.00円」
■英中銀が改めて利下げに慎重な姿勢(FOMC・ECBと比較)を示したことや、日銀が今後の利上げペースに慎重な姿勢を示したこと・株式市場も堅調なことも追い風となっており、ポンドは買い目線でのトレードで利益を狙えると考えます。
■上値は50日&200日MAを明確に上抜けるかがポイント、ブレイクした場合はアップサイドリスクが高まり、20週MAや100日MAのある196円台を目指すことが想定されます。
豪ドル円(AUD/JPY)
【環境認識】
■93円台で下げ止まり、5日連続陽線で5日MA&20日MAを上抜けて反発
■日足RCIは短中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:97.858円
5日移動平均線:96.465円
20日移動平均線:96.680円
50日移動平均線:98.388円
100日移動平均線:101.694円
200日移動平均線:99.949円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週の豪ドル円の想定レート:「96.00円~100.00円」
■豪雇用統計が強く、株式市場も堅調だったこともあり、直近の豪ドル買いを後押ししています。対円でも5日連続陽線を記録する動きを見せています。
■24日には豪中銀政策金利&声明の発表が予定されており、注目が集まります。
■テクニカル的には50日MAをブレイクできるかがポイント、ブレイクした場合は節目の100円ライン(200日MA)を目指すことが想定されます。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨の想定レート&目線まとめ
・想定レートは「142.00円~146.50円」
⇒中立
・想定レートは「158.50円~163.00円」
⇒中立
・想定レートは「190.00円~196.00円」
⇒買い
・想定レートは「96.00円~100.00円」
⇒中立
※24日の豪中銀政策金利&声明内容に要警戒
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