また、先週(2024年9月23日~9月27日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2024年9月30日~2024年10月4日)
9月30日週は要注目の経済指標が多く発表されます。
特に米雇用統計を筆頭に以下の指標の結果には警戒が必要です。
■10月1日(火)
・日銀主な意見(9月19日-20日開催分)
・アメリカ・JOLTS求人件数 08月
・アメリカ・ISM製造業景気指数 09月
■10月2日(水)
・アメリカ・ADP雇用者数 09月
■10月3日(木)
・アメリカ・ISM非製造業景気指数 09月
■10月4日(金)
・アメリカ・雇用統計 09月
今週の振り返り
週足陽線:豪ドル円
週足陰線:ドル円、ユーロ円、ポンド円
■結果的には自民党総裁選の結果を受けて大荒れとなった1週間になりました。
⇒総裁選第一回の投票で高市氏がトップとなったことで、ドル円は146円台ミドルまで上昇(その他主要なクロス円も軒並み上昇で週高値を更新)するも、その後の決選投票で石破氏が逆転勝利で自民党総裁に確定すると相場は一転。
⇒石破氏勝利の報道を受けて、最終的にドル円は142円台前半まで約4円幅の急落することになり、円高が一気に強まりました。(その他主要なクロス円も軒並み急落)
※日経平均先物は時間外取引で2,000円超の急落となっています。
来週の相場見通し(期間:2024年9月30日~2024年10月4日)
ドル円(USD/JPY)
【環境認識】
■50日MA到達後に石破ショックで約4円超の急落、5日MA&20日MAを下抜ける
■日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:142.152円
5日移動平均線:143.690円
20日移動平均線:143.117円
50日移動平均線:146.148円
100日移動平均線:152.064円
200日移動平均線:151.029円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のドル円の想定レート:「139.00円~143.50円」
■石破ショックにより、先週より続いていた円売りドル買いの流れは急転し、再びリスク回避の円買い相場となる見込みです。特に週明けの日経平均株価の値動き次第でリスク回避の動きが加速する恐れがあるため、要警戒です。
⇒日経平均先物の時間外取引で2,000円超の暴落
■下値は年初来安値の139.50-60円ラインを狙うと想定、また今週は米雇用統計などを筆頭に主要な米経済指標が多く発表されます。
仮に事前予想を下回る結果が続くようなら、年初来安値の更新も視野に入ります。
一方で好結果となれば、アメリカ経済のソフトランディング期待浮上⇒米金利反発&米株高を追い風にドル円は再度上昇の可能性も考慮に入れる必要があります。
ユーロ円(EUR/JPY)
【環境認識】
■他のクロス円同様に急落、50日⇒5日⇒20日MAを下抜けて越週
■日足RCIは短期線が下向き、中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:158.694円
5日移動平均線:160.254円
20日移動平均線:158.898円
50日移動平均線:161.114円
100日移動平均線:165.947円
200日移動平均線:161.144円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のユーロ円の想定レート:「154.00円~160.50円」
■週末は4.5円超の急落で越週となっており、週明けもリスクオフ相場が継続するようなら、ユーロ円も売り目線でトレードを行うことになります。
■下値のターゲットは年初来安値の154円台前半~節目の155円を想定しています、ユーロ円はECBが利下げ姿勢を鮮明に示しており、リスクオフ相場が強まる場合は、個人的には売りやすいと考えます。
ポンド円(GBP/JPY)
【環境認識】
■他のクロス円同様に急落、200日⇒5日を下抜けて越週
■日足RCIは短期線が下向き、中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:190.076円
5日移動平均線:192.173円
20日移動平均線:189.071円
50日移動平均線:190.538円
100日移動平均線:195.991円
200日移動平均線:192.752円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のポンド円の想定レート:「185.00円~192.50円」
■ポンド円に関しては、主要なクロス円の中でリスクオフ相場になるかどうかが特に肝になります。
※実際に石破ショックで5.5円超と6円に迫る急落となっており、主要なクロスの中では特に大きな値動きを見せています。
■リスクオフ相場となるなら、下値は190円割れ、20日MAを下抜けて185円ラインまでは十分に下げると想定されます。一方でリスクオフ相場が落ち着く場合は、反発の勢いも強くなることが予想(石破ショック直前までは一時195円台後半まで上昇していた)され、相場環境のトレンドを見極めて慎重にトレードを心掛けましょう。
豪ドル円(AUD/JPY)
【環境認識】
■一時200日MAを上抜けるも、石破ショックで一転反落(2.5円超の急落)
■日足RCIは短期線が下向き、中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:98.090円
5日移動平均線:98.700円
20日移動平均線:96.802円
50日移動平均線:97.675円
100日移動平均線:101.509円
200日移動平均線:99.995円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週の豪ドル円の想定レート:「95.50円~100.00円」
■他のクロス円と比較すると下落幅は少ないが、それでも2.5円超の急落となっており、9/30週もリスクオフ相場が継続するようなら、下値は20日MAを目指すことが想定される。
■一方で相場が落ち着くようなら、再び200日MAを目指して反発上昇されることが想定される。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨の想定レート&目線まとめ
・想定レートは「139.00円~143.50円」
⇒売り
・想定レートは「154.00円~160.50円」
⇒売り
・想定レートは「185.00円~192.50円」
⇒売り
・想定レートは「95.50円~100.00円」
⇒売り
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