また、先週（2024年7月1日～7月5日）のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧（期間：2024年7月8日～2024年7月12日）
■注目の経済指標一覧（2024年7月8日～7月12日）
7月8日週は要注目の経済指標が多く発表されます。
特に以下の指標の結果には警戒が必要です。
■7月10日（水）
・NZ中銀政策金利 07月
■7月11日（木）
・アメリカ・消費者物価指数（CPI） 06月
■7月12日（金）
・アメリカ・生産者物価指数（PPI） 06月
今週の振り返り
■ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円の1週間の値動き（2024/7/8-7/12）の画像
週足陰線：ドル円(先週比はマイナス、週足陽線)、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円
週足陰線：－
■各通貨ペアについて、対円で年初来高値を更新しており、円安相場は継続しています。
■英国、フランスの政情不安がひと段落したことで、特に欧州通貨に買いが入りやすい展開となりました。
⇒フランスに関しては7日の決選投票でひと悶着する可能性あり
来週の相場見通し（期間：2024年7月8日～2024年7月12日）
ドル円（USD/JPY）
■ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像（2024/7/5終了時点）
【環境認識】
■週末にかけて、5日MAを下抜けての越週
■日足RCIは短中期線が下向き、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート：160.735円
5日移動平均線：161.278円
20日移動平均線：159.257円
50日移動平均線：157.236円
100日移動平均線：154.299円
200日移動平均線：150.999円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のドル円の想定レート：「159.00円～162.50円」
■基本的に買い目線を継続
■160円ライン⇒20日MAなど押し目買いを狙う
■ただし、7/11に予定されている米消費者物価指数（CPI）の結果には要警戒、市場予想を下回った場合は、金利低下⇒ドル売りのフローが想定される（逆も然り）
ユーロ円（EUR/JPY）
■ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像（2024/7/5終了時点）
【環境認識】
■5日MAに沿って強い上昇トレンドを継続
■日足RCIは短期線が下向き、中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート：174.199円
5日移動平均線：173.924円
20日移動平均線：171.064円
50日移動平均線：169.551円
100日移動平均線：166.566円
200日移動平均線：163.006円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のユーロ円の想定レート：「173.00円～175.50円」
■基本的に買い目線を継続
■5日MA⇒4時間足レベルで押し目買いを狙う
■ただし週明けの値動きに要注意（7日にフランスにて決選投票があり、結果次第でフランスを巡る政局不安が再燃する可能性があり得るため）
ポンド円（GBP/JPY）
■ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像（2024/7/5終了時点）
【環境認識】
■5日MAに沿って強い上昇トレンドを継続
■日足RCIは短長期線が水平、中期線が上向き
【移動平均線】
現在レート：205.986円
5日移動平均線：205.309円
20日移動平均線：202.308円
50日移動平均線：199.281円
100日移動平均線：195.204円
200日移動平均線：189.979円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のポンド円の想定レート：「205.00円～207.50円」
■基本的に買い目線を継続
■5日MA⇒4時間足レベルで押し目買いを狙う
■英国選挙が労働党の圧勝に終わったことで、政治情勢が落ち着いたこともあり、ポンドはテクニカル的にもファンダメンタル的にも買いやすい印象、積極的に買いエントリーから利益を狙う
豪ドル円（AUD/JPY）
■豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像（2024/7/5終了時点）
【環境認識】
■5日MAに沿って強い上昇トレンドを継続
■日足RCIは短中期線が水平、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート：108.467円
5日移動平均線：108.065円
20日移動平均線：106.011円
50日移動平均線：104.339円
100日移動平均線：101.606円
200日移動平均線：99.088円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週の豪ドル円の想定レート：「107.50円～110.00円」
■基本的に買い目線を継続
■5日MA⇒4時間足レベルで押し目買いを狙う
■現時点で豪中銀による年内の利下げ観測もなく、日豪の金融政策差もあり、対円では豪ドル買いが根強い。こういった背景もあり、個人的には1番押し目買いを狙いたい通貨ペアと考える。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨の想定レート＆目線まとめ
・想定レートは「159.00円～162.50円」
⇒買い
※米CPIの結果次第で、荒れる展開を考慮
・想定レートは「173.00円～175.50円」
⇒買い
・想定レートは「205.00円～207.50円」
⇒買い
・想定レートは「107.50円～110.00円」
⇒買い
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