また、先週(2024年2月5日~2月9日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2024年2月12日~2024年2月16日)
2月12日週も週明け早々に要注目の経済指標が多く発表されます。特に以下の指標には要警戒です。
■2月13日(火)
・アメリカ・消費者物価指数(CPI) 01月
■2月14日(水)
・英国・消費者物価指数(CPI) 01月
■2月15日(木)
・アメリカ・小売売上高 01月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2024年2月12日~2024年2月16日)
●2月5日週のドル円の値幅は最大で「約1.944円」となりました。
●先週比では、高値安値終値を上回る結果となりました。
●週足は陽線で確定しています。(2週間連続)
●年初来高値を更新し、再び150円台到達が視野に入る値動きとなっています。
●円売りの背景として、内田日銀副総裁による「マイナス金利解除後の積極的な利上げ見通しは考えにくく、金融緩和的な状況が当面は続く」とのハト派的な認識を示したことが大きく寄与しています。(植田日銀総裁からも同様のハト派的な発言がありました)
【環境認識】
●上昇トレンド継続、直近の抵抗ラインであった148円台後半をブレイクしており、堅調に推移
●日足RCIは短長期線が上向き、中期線が水平
【移動平均線】
現在レート:149.245円
5日移動平均線:148.661円
20日移動平均線:147.842円
50日移動平均線:145.618円
100日移動平均線:147.622円
200日移動平均線:144.948円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「147.80円~150.50円」:日銀関係者によるハト派的な発言が相次いでおり、ファンダメンタル的には円売り優勢の相場。加えてテクニカル的にも各日足移動平均線や直近の抵抗ライン(148円台後半)を明確にブレイクしており、150円台到達を目指すことが想定されます。
基本的には買い目線ですが、来週は米CPIの発表が予定されており、この結果次第で米長期金利の急騰または急落があり得ます。米CPIの結果を受けて、米金利が上がるなら買い、米金利が下がるようなら短期売りまたは様子見するのが無難でしょう。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2024年2月12日~2024年2月16日)
●2月5日週のユーロ円の値幅は最大で「約2.357円」となりました。
●先週比では、高値安値終値を上回る結果となっていますね。
●週足は陽線で確定しています。(3週間ぶり)
●日銀関係者からハト派的な発言が相次いだこともあり、円安優勢の相場の恩恵を受ける形でユーロ円も上昇しての越週となっています。
【環境認識】
●100日MAでサポートされ、5日&20日MAを上方ブレイク
●日足RCIは短長期線が上向き、中期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:160.952円
5日移動平均線:160.053円
20日移動平均線:160.257円
50日移動平均線:158.550円
100日移動平均線:159.097円
200日移動平均線:156.940円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「160.00円~162.50円」:円売り優勢の相場の恩恵を受けており、20日MAなど押し目買い狙いのトレードを想定しています。直近のターゲットは年初来高値が目安で、このラインをブレイクできれば、更なる上昇余地が期待できます。
●2月5日週のポンド円の値幅は最大で「約2.701円」となりました。
●先週比では、高値安値終値は上回る結果となっていますね。
●週足は陽線で確定しています。(2週間ぶり)
【環境認識】
●年初来高値付近で強い値動きを維持
●日足RCIは短長期線が上向き、中期線が水平
【移動平均線】
現在レート:188.491円
5日移動平均線:187.315円
20日移動平均線:187.353円
50日移動平均線:184.538円
100日移動平均線:184.129円
200日移動平均線:182.020円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「187.50円~190.00円」:基本的には買い目線で、5日&20日MAを目安に押し目買い狙いのトレードを想定しています。
仮に週明け早々に年初来高値を更新するようなら、節目の190円台到達を目指すことが予想されます。
●2月5日週の豪ドル円の値幅は最大で「約1.256円」となりました。
●先週比では、高値を下回ったものの安値終値は上回る結果となっていますね。
●週足は陽線で確定しています。(3週間ぶり)
●週末に同じオセアニア地域のNZ中銀が2月、4月に0.25%の利上げ実施予想がされたことで、豪ドル円も連れ高となった。
【環境認識】
●下値は底堅いものの、97円台後半が抵抗ラインとして機能
●日足RCIは短中期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:97.370円
5日移動平均線:96.751円
20日移動平均線:97.022円
50日移動平均線:96.706円
100日移動平均線:96.365円
200日移動平均線:95.166円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「96.00円~98.60円」:下値は底堅い一方で、更なる続伸には97.80-97.90円ラインを明確にブレイクできるかがポイントとなる。約2か月間、抵抗ラインとなっており、ブレイクに失敗するようだと反落の可能性もありえる。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「147.80円~150.50円」
⇒買い
※米CPIの結果には要注目!
・想定レートは「160.00円~162.50円」
⇒買い
・想定レートは「187.50円~190.00円」
⇒買い
・想定レートは「96.00円~98.60円」
⇒買い
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