【最重要経済指標、米国雇用統計に注目】FXドル円・ダウ平均株価相場予測【2021/5/1】

この記事では、来週(2021年5月3日~5月7日)にかけてのドル円・NYダウ平均株価のチャート分析を解説します。

ダウ平均株価 相場見通し ~決算発表による反応は限定的、次は経済指標ウィーク~

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/4/26-4/30)の画像

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/4/26-4/30)

4月26日週のダウ平均株価の値幅は最大で「404.6ドル」となりました。

先週比でも高値・安値・終値とほぼ同等の価格帯で推移しており、完全に膠着状態となっています。

今週発表された米企業の決算発表は全体的に好調で、特にGAFAの決算は非常に強く個別株で見ると強い値動きとなりました。

ただし、ナスダック総合指数やダウ平均全体への反応は限定的となっています。

現在レートは最高値付近ということで、34,000ドル台では利益確定の売りも出ており、更に上昇余地があるかを見極めたい雰囲気が市場には出ています。

5月3日週は米国雇用統計を始め、ISM製造業景況指数など重要な経済指標が多く発表されるのでボラティリティが拡大し得る材料は十分あります。

結果を確認し、米国経済の先行きを判断しましょう。

日足チャート エントリーポイント解説

2021年5月1日時点のダウ平均株価の日足チャート画像

ダウ平均株価(日足チャート):TradingViewより

【環境認識】
・日足20MA付近での値動き
・移動平均線はパーフェクトオーダーを維持
・34,000ドル台前半で足踏み

【移動平均線】
現在レート:33,874ドル
日足20MA:33,800ドル
日足50MA:32,850ドル
日足100MA:31,800ドル
日足200MA:29,900ドル

上記を踏まえると、NYダウは引き続き買い目線でのトレードとなります。

ただしエントリーポイントが悩ましいところですね、過去最高値が「34,256ドル」であることを考えると日足20MAの「33,800ドル」は高値圏付近でのエントリーとなります。

ただ日足20MAへのタッチは「2021年3月25日」以来、約1か月ぶりなんですよね。そう考えると週明けの動向次第ですが、このラインで少し買いを検討したい。

じっくり待てるなら、日足50MAの「32,850ドル」付近まで引き付けての押し目買いを狙いたいところです。

【買いエントリーポイント】
1.日足20MAで打診買い
2.じっくり待てるなら日足50MAまで引き付けての押し目買いを狙う
・来週のNYダウ平均株価の想定レート
「33,200ドル~34,500ドル」:買い目線は継続、経済指標の結果を見ながら押し目買いを検討

ドル円 相場見通し ~FOMCでテーパリングは示唆されず、ただし市場は織り込み始める~

ドル円の1週間の値動き(2021/4/26-4/30)の画像

ドル円の1週間の値動き(2021/4/26-4/30)

4月26日週のドル円の値幅は最大で「1.704円」となりました。

先週比では高値・安値・終値の全てを上回る結果となっており、再びドル安→ドル高の流れとなりました。特に終値が「109.30円台」は週後半のドル高の強さを物語っています。

背景には米企業決算・経済指標の好調ぶりや米長期金利の上昇が挙げられます。

FOMCでは早期のテーパリングは示唆されませんでしたが、直近の米国・経済指標の結果が好調なことにより、早期のテーパリングが観測されています。

市場も織り込み始めているのか、再び米長期金利の上昇しつつあることは覚えておきましょう。

来週もドル高の流れが続くかは注目のポイントですが、合わせて米国雇用統計を始めとした経済指標の結果にも要注目です。

5月3日週のドル円に関するイベント・経済指標は下記の通りです。

5月3日:東京市場は休場、米ISM製造業景況指数 (4月)
5月4日:東京市場は休場、米貿易収支 (3月)、米製造業受注 (3月)
5月5日:東京市場は休場、米ADP雇用者数 (4月)、米ISM非製造業総合景況指数 (4月)
5月6日:米新規失業保険申請件数 (1日終了週)
5月7日:米雇用統計(4月)

日足チャート エントリーポイント解説

2021年5月1日時点のドル円の日足チャート画像

ドル円(日足チャート):2021/5/1時点

【環境認識】
・日足20MAをブレイク
・RCIは短期線が中期線をゴールデンクロスしており上昇を示唆

【移動平均線】
現在レート:109.326円
日足20MA:108.850円
日足50MA:108.700円
日足100MA:106.400円
日足200MA:105.800円
上記を踏まえると、ドル円は買い目線に切り替えることになります。
ただし完全に売り目線を捨てたわけではありません、というのも今年の最高値をつけた3月31日を起点として引ける下落トレンドラインの存在です。
このラインがレジスタンスラインとして機能した場合は話が変わってきますので、週明け早々に勝負のポイントとなります。あっさりブレイクした場合は110円台まで完全に買い目線です。
【買いエントリーポイント】
1.108.70-90円:日足20MA・日足50MAを根拠に押し目買いを狙う
2・108.00-30円:節目の価格帯+上昇雲をサポートラインとして押し目買いを狙う
【売りエントリーポイント】
1.109.30-40円:下落トレンドラインを根拠に売りエントリーを狙う、ブレイクした場合は即損切り
来週のドル円の想定レート
・「108.00円~110.50円」:買い目線、108円台での押し目買いを狙う。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・買い目線、高値圏で買いたくない場合は日足50MAまで引き付けたい。
・想定レートは「33,200ドル~34,500ドル」
・買い目線、108円台での押し目買いを狙う。
・想定レートは「108.00円~110.50円」

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この記事を書いた人
ハイゼンベルク

FX歴3年目、普段はサラリーマンの兼業トレーダーです。現在はFX・投資信託・ブログに没頭中。
相場見通しやテクニカル分析手法を発信しています。このブログを通じて、FXトレーダーの方に役立つことができれば幸いです。

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