【投資の3Mとは?】FXトレードに勝ち続けるために必要な3つの要素【初心者必見】

この記事では、FXトレーダーなら必ず理解しておくべき「投資の3M」について解説します。相場で生き残るために絶対に押さえておくべきポイントなので頑張って習得しましょう!

投資の3Mとは何か?

投資の3Mとは何か?

それは「Method(メソッド:手法)」「Management(マネジメント:管理)」「Mind(マインド:精神)」、3つの「M」のことを指します。

この「3M」について考案したのは、アレキサンダー・エルダー氏という精神分析医かつプロトレーダーです。

この方の著書「投資苑」に3Mについて紹介されています。

これら「3M」を全て習得することができれば、負けない投資家・FXトレーダーになることができます。

これらの重要性についてご理解頂くために、一つ一つ詳細に解説していきます。

Method(メソッド:手法)

投資の3M、まず一つ目は「Method(メソッド:手法)」です。

これは分かり易いと思いますが、トレード手法のことを指しています。

例えば、移動平均線やRCIやフィボナッチなどと言ったテクニカル分析を用いてエントリータイミングを模索しているはずです。

一例として、「フィボナッチ・リトレースメント」を活用したトレード手法を解説した記事がありますので、宜しければご一読ください。

トレーダーは、株やFXで売買する際には何らかの判断基準を元にトレードの意思決定を行っているわけです。

その判断基準とも言える、トレード手法は非常に重要なもので、自分自身のトレードスタイルに合った手法を模索することが必要です。

しかし、「Method(メソッド:手法)」だけで勝つことができないのが、投資の世界です。

こんな経験はないでしょうか?

1.移動平均線がゴールデンクロスしたので、即買いエントリーを執行
2.しかし価格は逆行し、ロスカットされる
3.数時間後にチャートを見てみると、買いエントリーしたポイントを価格を超えている!?
筆者含めて、多くのFXトレーダーが上記のような経験があると思います。
何が悪いのか、冷静に考えればわかりますね。
最終的には価格が上昇したことを考えれば、買いエントリー自体の戦略は合っていたわけですが、結果としてはロスカットされてしまっている。
そうエントリータイミングが悪かったわけです。
そのため、まず「移動平均線がゴールデンクロスした」→「即買いエントリー執行」の投資手法を見直す必要があります。
投資手法は常にアップデートする必要があります、一度や二度勝てたからといって未来永劫の勝ちを保証してくれるわけではないわけです。
次に、手法以外にも見直す点があります。それは、価格が逆行しロスカットされてしまったポイントです。この部分を改善するだけでも、勝つ確率は向上します。
そして、そのために必要になってくる要素が次のステップで説明する「Management(マネジメント:管理)」です。
これが出来る様になれば多少の含み損を抱えつつも、最終的には勝つ確率が向上します。

Management(マネジメント:管理)

投資の3M、続いて二つ目は「Management(マネジメント:管理)」です。

ここで言う管理とは「資金管理」のことを指します。

FXなどではレバレッジをかけて、資金効率を高めたトレードの執行が可能です。

ですが自分の投資資金の範疇を超えたレバレッジを掛けて資金効率を高めてトレードすることが、必ずしも成功に導くとは限らないのです。

先述の移動平均線がゴールデンクロス→価格逆行によるロスカット→その後再上昇という失敗の流れを思い出して下さい。

この失敗の回避方法としては、エントリータイミングに関して精査するのは当然として、実はそれ以外にも資金管理でロスカットを回避することができるのです。

これはとても重要なことですが、どんなに優れたトレーダーであっても、常に寸分の狂いなく天井や大底でエントリーできるわけはありません。

だからこそ、ある程度の含み損に耐えれる範囲でストップロスラインを設定するわけです。

そうすることで、相場の揺らぎ多少の逆行を経て、利益を確保することができます。

このストップロスラインは、自分の投資資金とレバレッジを考慮した上で管理されなくてはなりません。

自身があるポイントであればレバレッジを上げるなど、常にハイレバレッジで取引する必要性はないのです。

最後は、FXトレーダーで勝ち続ける・退場しないために避けては通れない、損切に関する考え方を次のステップ「Mind(マインド:精神)」で説明いたします。

また、資金管理について詳細に知りたい方は、下記記事に詳しくまとめていますので、ご一読ください。

Mind(マインド:精神)

投資の3M、最後三つ目は「Mind(マインド:精神)」です。
これは読んで字のごとく、計画したトレード手法・資金管理を実行するための精神力を指します。

そしてこの精神力が1番重要であり、習得するのが難しいのです。

なぜ難しいのか?

それは、どんなに優れた「Method(メソッド:手法)」も、計画した「Management(マネジメント:管理)」も100%勝てるわけではないということです。

上手く行ってる時は問題ないのです、しかしながら100%は勝てないので、いつか来るであろう負ける時に、当初計画した通りのストップロスラインで損切を執行することができないのです。

継続的に負けてしまうトレーダーは、含み損を抱えて、当初計画したストップロスラインに到達しそうな時にどうしているかというと、ストップロスラインを引き下げてしまいます。

そうすることで、当初計画したトレード戦略を破棄し、いつの間にか上昇することに一縷の望みを賭ける神頼みのトレードとなっているのです。

この様なトレードは往々にして損失が拡大し、最終的にはロスカットとなります。(運よく助かることもありますが・・・これが長期的には罠となります。)

実際問題として、トレーダーとしての成否はいかに損失を排除するかではなく、いかにして損失をコントロールできるかに掛かっています。

FXトレーダーとして成功したいのであれば、一度決めた手法・計画を最後まで実行するために自らを律する精神力を身に着けましょう。

またこの「Mind(マインド:精神)」を習得する上で最高のサポートとなる名著「デイトレード」をご紹介します。

投資家であれば必ず読むべき本です。筆者もこの本を定期的に読み返しています。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

投資の3Mとは?
1.「Method(メソッド:手法)」:トレード手法
2.「Management(マネジメント:管理)」:資金管理
3.「Mind(マインド:精神)」:精神力・心理状態全て重要な要素であり、バランス良く習得する必要があります。
また、特に重要で習得するのが難しいのが「Mind(マインド:精神)」です。
相場で継続して勝つため(負けない)には、優れたトレード手法・ルール立てた資金管理を確実に実行するだけの精神力がないとダメということです。
トレードで継続して勝てない時には、今回紹介した「3M」のどこかに改善の余地がないかを振り返ってみましょう。

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この記事を書いた人
ハイゼンベルク

FX歴3年目、普段はサラリーマンの兼業トレーダーです。現在はFX・投資信託・ブログに没頭中。
相場見通しやテクニカル分析手法を発信しています。このブログを通じて、FXトレーダーの方に役立つことができれば幸いです。

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