【上院選決選投票や米雇用統計等イベント多数】FXドル円・ダウ平均株価相場予測【2021/1/2】

この記事では、来週(2021年1月4日~1月8日)にかけてのドル円・NYダウ平均株価のチャート分析を解説します。
読者の皆様、2020年はお疲れ様でした。投資結果はいかがでしたでしょうか?
筆者は2020年2月からブログやTwitterなどで情報を発信を始めて、様々なことを学ばせて頂きました。
2021年も少しでも有益な情報を発信できればと思いますので、引き続き宜しくお願い致します。

ダウ平均株価 相場見通し ~米ジョージア州上院選決選投票の行方に要注目~

ダウ平均株価の1週間の値動き(2020/12/28-12/31)の画像

ダウ平均株価の1週間の値動き(2020/12/28-12/31)

12月28日週のダウ平均株価の値幅は最大で「363.3ドル」となり、年末ということで先週比でボラティリティも縮小しています。

ただ特筆すべき点として、ボラティリティは縮小したものの、高値・安値・終値はいずれも先週比で上昇しています。

特に高値に関しては、2020年12月31日の大晦日が2020年の最高値になっており、コロナショックの最安値「18,213.7ドル」→「30,637.5ドル」まで上昇をみせるなど、強気相場が2020年の最後まで続いたことが確認できます。

それでは、2021年の年始の動きはどうなるでしょうか?

1月4日週は記事タイルにもあるように「米ジョージア州上院選決選投票」を皮切りに「米ISM製造業景気指数(12月)」、「米雇用統計(12月)」などイベント目白押しの1週間となっています。

年始早々に大相場となる公算大です。

特に「米ジョージア州上院選決選投票」の結果の行方には要注意です。
というのも、仮にジョージア州の2議席を確定させる決選投票で、民主党が勝利すれば、大統領・上院・下院を民主党が掌握する「トリプルブルー」が成立し、下記の様なフローが想定されるからです。
1.トリプルブルー成立
2.バイデン氏(民主党)による法人税引き上げ実施の見込みが強まる
3.法人税引き上げへの懸念感で株価の下押しリスクが高まる
4.リスク回避で円高・ドル高、ダウ平均株価の下落が想定される
上記に示したような懸念も十分に想定されますので注意が必要です。
加えて米国雇用統計などのビッグイベントも控えておりますので、ボラティリティ拡大が期待できそうです。

日足チャート 徹底解説 ~上昇トレンドは継続、パーフェクトオーダーを維持している限り押し目買い狙い~

それでは、ダウ平均株価の日足チャートを確認しましょう。

2020年12月31日時点のダウ平均株価の日足チャート画像

ダウ平均株価(日足チャート):TradingViewより

日足チャートを元に環境認識を行います。

・上昇トレンド継続
・2020年11月5日以降は、終値ベースで日足20MAを下回っていない
・移動平均線はパーフェクトオーダーを維持
以上を踏まえると、年始も基本的には買い目線となります。
しかしながら、先述の通り1月4日週はビッグイベントが控えており、ボラティリティ拡大が想定されます。
そのため20MAタッチ(打診買い)・50MAタッチ(厚めに買う)での押し目買いを狙うような、段階的な買いエントリーを推奨いたします。
下限余地は上昇平行チャネルの下限(28,500ドル)から日足100MA(28,600ドル)程度を想定しています。むしろこのラインまで来たらしっかりと買い増したいところ。
上値余地は想定するのが困難ですが、節目の価格帯を31,000ドル、31,500ドルを意識しています。
・来週のNYダウ平均株価の想定レート
「28,500ドル~31,500ドル」:買い目線、イベント目白押しのため、ボラティリティ拡大を想定。段階的な買いエントリーを推奨。

ドル円 相場見通し ~2021年もドル安傾向は続くのか?1月4日はフラッシュクラッシュに警戒~

ドル円の1週間の値動き(2020/12/28-12/31)

ドル円の1週間の値動き(2020/12/28-12/31)

12月28日週のドル円の値幅は最大で「0.937円」となりました。

年末の薄商いを警戒していましたが、一時103円を割れを試すも最終的には「103.20円台」での年越しとなりました。

2020年のドル円を振り返るとコロナショックという大きな外的要因もあり、年間の価格幅は「11.048円」となりました。ただ今年は2020年4月以降はドル安傾向が年末まで続き、ドルの全面安の流れは2021年も続きそうな気配が濃厚です。

とは言え、年始早々に大きなイベントが控えており、年も変わったことで変化が訪れる可能性もありますので、それらの兆候をしっかりと見極めたいと思います。

また1月4日は年明け初営業日なので、フラッシュクラッシュには要警戒となります。

2021年1月4日週のドル円に関するイベント・指標は下記の通りです。

毎日のようにイベントが控えていますので、ボラティリティ拡大・資金管理には気をつけてください。

1月4日:2021年最初の市場、フラッシュクラッシュに警戒
1月5日:米ジョージア州で上院選決選投票、米ISM製造業景気指数(12月)
1月6日:米ADP雇用者数(12月)、米FOMC議事録(12月15日-16日開催分)、米大統領選、上下両院合同会議が選挙人投票を集計、米次期大統領正式発表
1月7日:米ISM非製造業景気指数(12月)
1月8日:米雇用統計(12月)

日足チャート 徹底解説 ~移動平均線はパーフェクトオーダー成立、チャート的には戻り売り狙いを継続~

それでは、ドル円の日足チャートを確認しましょう。

2020年12月31日時点のドル円の日足チャート画像

ドル円(日足チャート):2020/12/31時点

日足チャートを元に環境認識を行います。

・下落トレンド継続
・移動平均線はパーフェクトオーダー成立
・RCIは中期線・長期戦が80付近に張り付き、短期線も再び反落しており典型的な売りシグナル
上記を踏まえると、やはり2021年もドル円に関しては戻り売り狙いを継続することになります。
売りエントリーのポイントは20MA(103.70円付近)で打診売り、50MA(104.20円付近)で厚めに売りを想定しています。
利益確定のターゲットは2020年12月安値の「102.90円台」、下落平行チャネル下限の「102.00円付近」が目先のポイントとなります。
勿論、繰り返しになりますが年始早々のフラッシュクラッシュには警戒が必要ですし、2020年最安値の「101.10円台」という数字も意識しておきましょう。
来週のドル円の想定レート
・「102.00円~104.50円」:戻り売り狙い継続、年始のフラッシュクラッシュには要警戒。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

・買い目線、段階的な押し目買いを狙う。米ジョージア州上院選決選投票の結果次第では強めの下落もあり得るので要注目。
・想定レートは「28,500ドル~31,500ドル」
・売り目線、テクニカル的には売りエントリーの根拠多数。年始のフラッシュクラッシュには要警戒。
・想定レートは「102.00円~104.50円」

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この記事を書いた人
ハイゼンベルク

FX歴3年目、普段はサラリーマンの兼業トレーダーです。現在はFX・投資信託・ブログに没頭中。
相場見通しやテクニカル分析手法を発信しています。このブログを通じて、FXトレーダーの方に役立つことができれば幸いです。

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