この記事では、FXの時間帯に関する特徴をわかりやすく解説いたします。
時間帯の特徴を学んで、FXの取引を有利に進めましょう!
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FXの取引時間は平日24時間OK!
上記の図のように、FXの市場は世界各国で開いており、常にどこかの国の市場が開いている状況です。
そのため平日であれば24時間取引が可能です。
そして、主に以下の3つの主要な時間帯に分けることができます。
アジア時間の特徴
アジア時間は、おおよそ日本時間の午前8時~午後15時頃までで、FXにおいてはトレードする人口が少ない時間帯に該当します。
この時間帯では、FXのメインプレイヤーと言われる欧米の投資家たちはほとんど参加しておらず、欧米時間と比較すると値動きが小さくトレンドが出づらい相場となります。
ある一定の価格帯でウロウロと値動きするようなレンジ相場になりやすい傾向にあるため、レンジ相場が得意なトレーダーにはチャンスがある相場とも言えます。
アジア時間の注意点
アジア時間の注意点は以下の2点あります。
一つ目は「 ゴトー日(5と10の付く日) 」です。
通称「ゴトー日(5と10の付く日)」ではドル円の値動きが活発になり易い傾向にあります。
これは企業の資金決済日が5と10の付く日に集中しやすいため、決済日にはドル円に対する需要が増加するのが要因なので押さえておきましょう。
二つ目は「仲値」です。
日本時間の午前9時55分前後において、日本の銀行が顧客に適用する基準レート「仲値」を決定します。
そのため9時55分前後は、これもドル円の値動き活発になるので、注意をしましょう。
また特に短期トレードをする人にはこの時間帯は売買チャンスとなりますので押さえておきましょう。
アジア時間の特徴のおさらい
・時間帯:8時~15時
・トレード人口は少ない、トレンドが出にくい、レンジ相場となり易い
・ゴトー日(5と10の付く日)は注意、仲値(9時55分前後)は売買が活発になる
欧州時間の特徴
欧州時間は15時~0時まで、この時間帯から市場が活発になり値動きも激しくなります。
欧州圏のトレーダーの参入から、特に欧州通貨であるユーロやポンドと言った通貨ペアにトレンドが出やすい傾向があります。
トレンドに乗った順張りが得意なトレーダーに向いた時間帯と言えるでしょう。
またこの時間帯には欧州の経済指標や要人発言もあるので、それらも事前にチェックをしておくとトレードを組み立てる際の参考となります。
欧州時間の注意点
欧州通貨の中でも「ポンド」の値動きには注意が必要です。
「ポンド」は別名:殺人通貨と呼ぶトレーダーもいるくらい、値動きが激しい通貨として有名です。
値動きが激しいということは利益を獲得するチャンスであると同時に損失が大きくなる可能性もあるという事を十分に理解しておきましょう。
主要な通貨ペアの特徴について、更に詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にして下さい。
欧州時間の特徴のおさらい
・時間帯:15時~0時
・市場が活発で値動きが激しくトレンドが出やすい
・ポンドの値動きには要注意
米国時間の特徴
米国時間は22時~翌6時までとなっており、市場が最も売買がされる時間帯となります。
22時から米国勢のトレーダーが参入することで、22時~1時頃にかけて米国勢・欧州勢のトレーダーが入り乱れて「為替相場で最も動く時間帯」となります。
ドルはもちろんのこと、それ以外のあらゆる通貨ペアで値動きが大きくなります。
奇しくもサラリーマンの方など平日の日中に働かれてる方からすれば、仕事から帰ってきて、一休みと言った時間帯に相場は最も動く時間帯となっているわけです。
そのため22時から2~3時間だけ集中して短期トレードをするという方も多いのではないでしょうか。
米国時間の注意点
米国時間では米国の重要な経済指標(米国雇用統計など)や要人発言(FRB議長)などイベントも盛り沢山な時間帯なので、トレードをする場合は、事前に必ずチェックをしておきましょう。
特に雇用統計やFRB議長、トランプ大統領の発言などは相場のトレンドを反転させたりし兼ねないだけのイベントだということを覚えておきましょう。
米国時間の特徴のおさらい
・時間帯:22時~6時
・1日で最も値動きが激しく時間帯
・経済指標や要人発言は常にチェックしておく
FX初心者に狙い目の時間帯!ゴールデンタイムを狙え!
これまで、主要な取引時間帯をご紹介してきましたが、それでは狙い目の時間帯はどこでしょうか?
日本時間の21時~25時はFXの主要プレイヤーである欧州投資家・米国投資家が活発に取引を行う時間帯なので、1日の中で最も取引量が増えます。
そして、取引をするに際して、相場が最も動く時間帯を狙うのが1番効率的です。
上記の時間帯では、欧州の経済指標・要人発言、米国の経済指標・要人発言と値動きの材料に事欠きません。
それらがトリガーとなり売買が活発化し、値動きが激しくなります。
値動きが激しいということはチャートが大きく動くことになり、その中で自分が得意とするチャートパターンに遭遇する可能性も値動きがない時間帯よりは格段に上がります。
そのタイミングを見計らってトレードを行い、利益を狙いましょう。
もちろん、それ以外の時間帯でも取引自体はできます。
しかし相場は動きがなければ利益が出せません。もちろん損失も出にくいわけですが1~2時間相場に張り付いたけどほとんど利益が出ないなんてこともざらにあるでしょう。
ゴールデンタイムをピンポイントで狙ったおすすめのトレードスタイル、それが「デイトレード」です。
「デイトレード」をマスターして効率的に利益を稼ぎましょう。「デイトレード」の記事はこちらからどうぞ。
記事:【FX】初心者にもオススメのデイトレード!少額でも始められ、効率的に利益を得る方法を解説
まとめ
それでは、最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
・米国時間>欧州時間>日本時間の順で値動き大きくなる傾向がある
・狙い目の時間帯は「21時~25時」!
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