【FOMCに要注目、パウエルFRB議長は何を語るのか?】FXドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円週間相場見通し【2022/7/23】

本記事では、ドル円、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2022年7月25日から7月29日にかけての相場見通しを解説します。

また、先週(2022年7月18日~7月22日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。

ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年7月25日~2022年7月29日)

1週間の値動き振り返り&来週注目の経済指標一覧

ドル円の1週間の値動き(2022/7/18-7/22)の画像

ドル円の1週間の値動き(2022/7/18-7/22)の画像

【振り返り】
・7月18日週のドル円の値幅は最大で「約3.308円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを下回る結果となっていますね。実に8週間ぶりの週足陰線です。

ドル円に関する7月25日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

何と言っても注目なのは「アメリカ・FRB政策金利(FOMC) 07月」ですね。一時は「1.00%」の利上げの可能性も報じられましたが、現時点では「0.75%」の利上げがメインシナリオです。

7月26日:アメリカ・S&Pケースシラー住宅価格(20都市) 05月、
      アメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指数 07月、
      アメリカ・新築住宅販売件数 06月
7月27日:アメリカ・耐久財受注(速報値) 06月、
アメリカ・FRB政策金利(FOMC) 07月、
パウエルFRB議長会見

7月28日:アメリカ・実質GDP(速報値) 第2四半期
7月29日:日本・東京消費者物価指数 07月、日本・雇用統計 06月、
アメリカ・雇用コスト指数 第2四半期、アメリカ・個人所得・支出 06月
アメリカ・PCEデフレータ 06月、
アメリカ・シカゴ購買部協会景気指数(PMI) 07月、
アメリカ・ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値) 07月

日足チャート エントリーポイント解説

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/7/23時点)

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/7/23時点)

【環境認識】
・上昇トレンドは維持するも、終値ベースで5月31日以来の20日MAを下抜ける
・RCIは短中期線が下向き、長期線は90ポイント台で張り付き

【移動平均線】
現在レート:136.056円
5日移動平均線:137.555円

20日移動平均線:136.761円
50日移動平均線:133.527円
100日移動平均線:129.027円
200日移動平均線:121.740円

上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.134.00-134.40円:上昇トレンドライン+直近1か月のサポートラインを目安に134円台前半での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「①137.50-137.90円」、「②139.00-139.40円」

2.133.50-133.90円:50日MAを目安に133円台後半での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「136.50-136.90円」

3.20日MAを明確に上抜けたタイミングで買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「139.00-139.40円」

【売りエントリーポイント】
1.137.10-137.50円:5日MAを目安に137円台での短期の売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「136.50-136.70円」

今週のドル円の想定レート
・「133.50円~140.00円」:中長期は買い目線を継続、ただし短期的には調整売りが優勢。いずれにしても今週はFOMC、パウエルFRB議長の会見を意識した立ち回りを想定したい。ボラティリティ拡大が見込まれるので、想定レートもいつもよりレンジが広く(下値は50日MA、上値は節目の140円想定)なっています。

ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年7月25日~2022年7月29日)

1週間の値動き振り返り&来週注目の経済指標一覧

ユーロ円の1週間の値動き(2022/7/18-7/22)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2022/7/18-7/22)の画像

【振り返り】
・7月18日週のユーロ円の値幅は最大で「約3.536円」となりました。
・先週比では高値安値は上回ったものの、終値は下回る結果となっていますね。
・注目のECB理事会では「0.50%」の利上げを実施しました。

そんなユーロ円に関する7月25日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

7月25日:ドイツ・Ifo景況感指数 07月
7月27日:ドイツ・GfK消費者信頼感調査 08月
7月28日:ユーロ・消費者信頼感指数(確報値) 07月、

      ドイツ・消費者物価指数(速報) 07月、
      ドイツ・調和消費者物価指数(速報) 07月
7月29日:ドイツ・雇用統計 07月、ドイツ・実質GDP(速報値) 第2四半期、
     ユーロ・実質GDP(速報値) 第2四半期、
     ユーロ・消費者物価指数(HICP)(概算値速報) 07月

日足チャート エントリーポイント解説

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/7/23時点)

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/7/23時点)

【環境認識】
・再び5日、20日、50日MAを下抜ける
・新しく三角保ち合いを形成
・RCIは短長期線が下向き、中期線は上向き

【移動平均線】
現在レート:138.974円
5日移動平均線:140.285円

20日移動平均線:140.087円
50日移動平均線:139.576円
100日移動平均線:137.147円
200日移動平均線:133.486円

上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.138.00-138.40円:5月安値と7月安値を結ぶトレンドラインを目安に138円台前半での買いエントリーを狙う。
2.137.00-137.40円:100日MAを目安に137円台前半での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「139.60-140.00円」
※100日MAを明確に下抜けた場合は損切→売りエントリーを推奨。

【売りエントリーポイント】
1.140.00-140.40円:5日、20日MAを目安に140円台前半での売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「138.00-138.40円」

2.100日MAを明確に下抜けた場合は売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「133.50-133.90円」

今週のユーロ円の想定レート
・「137.00円~140.50円」:テクニカル的には短期は売り優勢、140円台前半での戻り売りを狙う。加えて直近の欧州の経済指標(欧州PMIなど)の結果は不調なことも追い風、25日週も欧州関連の経済指標の結果を見つつ、エントリータイミングを見極めたい。

ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年7月25日~2022年7月29日)

1週間の値動き振り返り&来週注目の経済指標一覧

ポンド円の1週間の値動き(2022/7/18-7/22)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2022/7/18-7/22)の画像

【振り返り】
・7月18日週のポンド円の値幅は最大で「約3.239円」となりました。
・先週比では高値安値を上回ったものの、終値は下回る結果となっていますね。

そんなポンド円に関する月日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

特になし

日足チャート エントリーポイント解説

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/7/23時点)

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/7/23時点)

【環境認識】
・三角保ち合いの上限ブレイクに失敗
・5日⇒20日⇒50日MAを下抜けての越週
・RCIは短中長期線が下向き

【移動平均線】
現在レート:163.323円
5日移動平均線:164.862円

20日移動平均線:164.190円
50日移動平均線:163.511円
100日移動平均線:161.987円
200日移動平均線:158.076円

上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は売り優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.161.80-162.10円:三角保ち合いの下限+100日MAを目安に162円付近での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「①163円台ミドル」、「②165.50-165.90円」

【売りエントリーポイント】
1.164.00-164.20円:20日MAを目安に164円台での売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「①163.00-163.20円」、「②161.80-162.00円」

2.100日MAを明確に下抜けた場合は売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「160.00-160.40円」

今週のポンド円の想定レート
・「160.00円~165.50円」:売り優勢、三角保ち合いの下限+100日MAを意識してエントリータイミングを見極めたい。直近の値動きは経済指標の結果に左右されやすい傾向があるため、欧米の主要な経済指標には要注目。

豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年7月25日~2022年7月29日)

1週間の値動き振り返り&来週注目の経済指標一覧

豪ドル円の1週間の値動き(2022/7/18-7/22)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2022/7/18-7/22)の画像

【振り返り】
・7月18日週の豪ドル円の値幅は最大で「約1.817円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを上回る結果となっていますね。
・週末は流石に日足陰線となりましたが、他のクロス円と比べると続伸期待を残しての越週となっている点は意識しておきたい。

そんな豪ドル円に関する月日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

7月27日:豪・消費者物価指数 第2四半期
7月28日:豪・小売売上高 06月

7月29日:豪・生産者物価指数 第2四半期

日足チャート エントリーポイント解説

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/7/23時点)

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/7/23時点)

【環境認識】
・5日MAを下抜けての越週、パーフェクトオーダー解消
・三角保ち合いを形成
・RCIは短長期線が下向き、中期線が上向き

【移動平均線】
現在レート:94.207円
5日移動平均線:94.792円

20日移動平均線:93.537円
50日移動平均線:93.044円
100日移動平均線:91.972円
200日移動平均線:87.358円

上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は買い優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.93.40-93.60円:20日MAを目安に93円台ミドルでの買いエントリーを狙う。
2.92.60-93.00円:50日MA+三角保ち合いの下限を目安に買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「95.50-95.70円」

【売りエントリーポイント】
1.95.50-95.70円:三角保ち合いの上限を目安に売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「94.50-94.70円」
今週の豪ドル円の想定レート
・「92.50円~96.00円」:買い優勢、下値を50日MA+三角保ち合いの下限と想定し押し目買いを狙う。また、豪・消費者物価指数などの経済指標の結果にも注目。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ドル円:売り買い柔軟に対応
・想定レートは「133.50円~140.00円」:短期は崩れる、FOMCを前に調整下落。ただし中長期の買い目線は変更なし。ボラティリティ拡大が予想される中で、上手く中長期の買いポジションを取りたいところ。
・ユーロ円:売り買い柔軟に対応
・想定レートは「137.00円~140.50円」:140円台前半での売りエントリーを狙う。25日週は欧州の経済指標が連日発表される。結果次第ではユーロ売り加速も想定されるので要警戒。
・ポンド円:売り優勢
・想定レートは「160.00円~165.50円」:三角保ち合いの下限と100日MAを目安にトレードを想定したい。直近のポンドは経済指標の結果に左右される傾向があるため、欧米の経済指標の結果は要チェックです。
・豪ドル円:買い優勢
・想定レートは「92.50円~96.00円」:クロス円の中では底堅い動きを見せる。豪州単体の経済指標は堅調なこともあり、下落余地は限定的でしょうか。三角保ち合いの値動きが継続する中で買いエントリーのポイントを見極めたい。

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