また、先週(2023年5月1日~5月5日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年5月8日~2023年5月12日)
5月8日週は米FOMC、ECB理事会を筆頭に注目の経済指標がたくさん発表されますが、
その中でも特筆すべき指標として以下の3指標+1イベントが挙げられます。
・2023年5月11日(木) :日銀意見の公表(4/27-4/28分)
・2023年5月11日(木) :英国・英中銀政策金利 05月
・2023年5月11日(木) :アメリカ・生産者物価指数 04月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年5月8日~2023年5月12日)
・5月1日週のドル円の値幅は最大で「約4.273円」となりました。
・先週比では、高値安値を上回ったものの、終値は下回る結果となっていますね。
・注目のFOMCでは追加利上げを示唆する文言が声明文から削除され、米銀行の破綻懸念もありドル売り優勢(137円台⇒133円台まで下落)となりました。
・週末の米雇用統計は良好な結果となったことで、最終的に134円後半まで反発しての越週となりました。
【環境認識】
・200日MAが上値抵抗線として機能
・ダブルトップ形成
・週後半は50日MAが支えとなる
・日足RCIは中期線が水平、短長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:134.821円
5日移動平均線:135.535円
20日移動平均線:134.379円
50日移動平均線:133.718円
100日移動平均線:132.762円
200日移動平均線:137.041円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「132.70円~137.00円」:下値は100日MA(132円台後半)、上値は200日MA(137円台)が意識される。
また、5月10日は米消費者物価指数、11日は日銀意見の公表、米生産者物価指数の結果に注目したい。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年5月8日~2023年5月12日)
・5月1日週のユーロ円の値幅は最大で「約4.487円」となりました。
・先週比では、高値安値を上回ったものの、終値は下回る結果となっていますね。
・またも年初来高値を更新しましたが、ECBで利上げ幅の縮小や米銀行破綻によるリスクオフの影響を受けて、151円台⇒147円台まで急落しました。
・週末は持ち直して最終的には148円台ミドルでの越週となっています。
【環境認識】
・20日MAで下げ止まる
・日足RCIは短期線が下向き、中期線が水平、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:148.554円
5日移動平均線:149.300円
20日移動平均線:147.682円
50日移動平均線:144.981円
100日移動平均線:143.160円
200日移動平均線:142.809円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「147.00円~150.50円」:確認すべきは米銀行株の行方。先週半ばのようにリスクオフが強まるなら、影響は避けられないが落ち着くようなら、押し目買いを狙う。
テクニカル的には20日MAが支持線として機能できるかがポイント、明確に割り込むようだと方針転換を検討したい。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年5月8日~2023年5月12日)
・5月1日週のポンド円の値幅は最大で「約4.267円」となりました。
・先週比では高値安値を上回ったものの終値は下回っていますね。今週も年初来高値も更新しており、2022年最高値の172.10円の記録も超えています。
・リスク回避相場が色濃く出た1週間だったため、ポンド円も影響を受けましたが、週末はリスク回避ムードの動きが落ち着いたことで170円台での越週となっています。
【環境認識】
・2022年高値更新後(172.30円)に反落
・168円ラインが支持線として機能
・日足RCIは短期線が上向き、中長期線がウイ水平
【移動平均線】
現在レート:170.271円
5日移動平均線:170.037円
20日移動平均線:167.633円
50日移動平均線:164.538円
100日移動平均線:162.302円
200日移動平均線:163.513円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「168.00円~172.50円」:今週のポンドに関するポイントは2つ。1つ目は継続で米銀行株の動向。2つ目は英中銀政策金利の結果。
事前予想では0.25%の利上げだが、サプライズ次第では上下に大きく動く可能性があります。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年5月8日~2023年5月12日)
・5月1日週の豪ドル円の値幅は最大で「約3.272円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを上回る結果となっています。
・豪中銀はサプライズ利上げ(事前予想は据え置き)、かつ経済状況次第ではあるものの追加利上げの可能性を示唆する内容でした。
・米銀行の影響がありましたが、これを受けて、底堅い値動きを見せています。
【環境認識】
・200日MAが上値抵抗線として機能
・50日MAが支持線として機能
・日足RCIは短中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:91.034円
5日移動平均線:90.562円
20日移動平均線:89.780円
50日移動平均線:89.311円
100日移動平均線:90.077円
200日移動平均線:92.048円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「89.00円~92.50円」:下値は50日MA、上値は200MAを目安にトレードを想定。
豪中銀のサプライズ利上げ実施、かつ条件付きとはいえ追加利上げの可能性も示唆したことで対円では買いやすくなった印象。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「132.70円~137.00円」
⇒米銀行株の動向を注視
⇒テクニカル的には下値は50日MAを想定しつつ押し目買いを狙う
⇒上値は200日MAが意識される
⇒米消費者物価指数、米生産者物価指数の結果には要注意
・想定レートは「147.00円~150.50円」
⇒下値は147円ラインを意識しつつ、20日MAを目安に押し目買いを狙う
⇒147円ラインを下抜けるようであれば方針転換
・想定レートは「168.00円~172.50円」
⇒リスクのオンオフに注意
⇒英中銀政策金利の結果には要注意
・想定レートは「89.00円~92.50円」
⇒下値は50日MA、上値は200MAが目安
⇒追加利上げの可能性も出てきたので、リスク回避ムード後退なら買いたい
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