また、先週(2023年8月7日~8月11日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年8月14日~2023年8月18日)
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年8月14日~2023年8月18日)
●8月7日週のドル円の値幅は最大で「約3.488円」となりました。
●先週比では、高値安値終値を上回る結果となりました。
●週足は陽線で確定しています。(2週連続)
●米金利の上昇(4.166%)もありドル円は年初来高値更新、145円台定着に期待ができる位置での越週となっています。
●また複数の米高官(リッチモンド連銀バーキン総裁など)からインフレ抑制に向けて追加の利上げを示唆する発言があったこともドル買いを後押ししています。
●更に日本の賃金統計では15か月連続で実質賃金が低下しており、日銀の金融緩和継続が長引くのではという思惑もあり円売り優勢となっています。
【環境認識】
●5日MAに沿った強い上昇トレンドを維持
●年初来高値(145円)付近まで上昇
●日足RCIは短中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:144.932円
5日移動平均線:143.825円
20日移動平均線:141.706円
50日移動平均線:141.666円
100日移動平均線:138.475円
200日移動平均線:136.381円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「143.50円~146.50円」:年初来高値更新が期待でき、145円台に定着できるかが週明けのポイント。5日MAに沿った押し目買い狙い、または年初来高値を明確に上抜けたタイミングで買いエントリーを狙う。また、週明け14日は特筆すべき経済指標がないので、純粋にテクニカル分析でエントリーがし易い。
※2022年の実績を参考にすると、145円台からは為替介入の可能性はあるので、その点は認識しておきたい。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年8月14日~2023年8月18日)
●8月7日週のユーロ円の値幅は最大で「約3.416円」となりました。
●先週比では、高値安値終値を上回る結果となっていますね。
●週足は陽線で確定しています。(2週連続)
●年初来高値も更新する強い上昇を見せています。
●ユーロ円を含むクロス円は総じて堅調な値動きとなっています。
【環境認識】
●5日MAに沿った強い上昇トレンド、日足レベルでのパーフェクトオーダー成立中
●2008年9月以来の高値(159.60円台)に迫る勢い
●日足RCIは短長期線が水平、中期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:158.561円
5日移動平均線:157.777円
20日移動平均線:156.454円
50日移動平均線:155.271円
100日移動平均線:151.338円
200日移動平均線:146.960円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「157.80円~160.50円」:日足レベルでパーフェクトオーダーが成立しており、強い上昇トレンドを維持。基本的には5日MAを目安に押し目買い狙いを狙うことになる。
ターゲットは『2008年9月高値の「159.60円台」から節目の160円』。
最初の160円到達時に短期の売りエントリーを狙うのもあり(※シビアな損切設定を強く推奨)
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年8月14日~2023年8月18日)
●8月7日週のポンド円の値幅は最大で「約3.701円」となりました。
●先週比では高値安値終値を上回っていますね。
●週足は陽線となっています。(3週間ぶり)
●年初来高値を更新しており、節目の185円台到達も視野に入ります。
【環境認識】
●日足のパーフェクトオーダー成立中、5日MAに沿った強い上昇トレンドを維持
●日足RCIは短中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:183.932円
5日移動平均線:182.994円
20日移動平均線:181.704円
50日移動平均線:180.810円
100日移動平均線:174.635円
200日移動平均線:168.531円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「182.90円~186.30円」:下値は5日MA、上値は2015年12月高値の186.30円を想定。基本的には押し目買い狙いで、買いエントリーで利益を伸ばしたい。また、今週は8月16日に『英消費者物価指数』の発表が予定されており、英国インフレの状況を確認するためにも、結果には要注目です。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年8月14日~2023年8月18日)
●8月7日週の豪ドル円の値幅は最大で「約2.036円」となりました。
●先週比では高値安値を下回ったものの、終値を上回る結果となっています。
●週足は陽線で確定しております。(3週間ぶり)
●他の主要なクロス円(年初来高値を更新したユーロ円、ポンド円)と比較すると、上昇の勢いは弱い印象です。
●中国リスクや豪中銀政策金利の利上げ余地が乏しいことが影響していると見受けられます。
【環境認識】
●93円付近は底堅い値動き
●一方で6月20日高値から引ける下落トレンドラインに上値を抑えられる
●日足RCIは短期線が上向き、中期線が水平、長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:94.133円
5日移動平均線:93.936円
20日移動平均線:94.363円
50日移動平均線:94.900円
100日移動平均線:92.509円
200日移動平均線:91.843円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「92.90円~94.90円」:下値は92.90円ライン、上値は50日MAを想定し、売り買い柔軟に対応したい。
今週は豪州独自の指標として、『豪雇用統計』の発表が予定されている。またNZ中銀政策金利の結果発表にも注目したい。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「143.50円~146.50円」
⇒買い
※145円台を超えてくると、為替介入(口先介入含む)が意識される
・想定レートは「157.80円~160.50円」
⇒買い
・想定レートは「182.90円~186.30円」
⇒買い
・想定レートは「92.90円~94.90円」
⇒中立
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