また、先週(2021年9月6日~9月10日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
ドル円 相場見通し ~再来週のFOMCを控え、来週もレンジ相場を想定~
9月6日週のドル円の値幅は最大で「0.825円」となりました。
先週比で高値、安値、終値の全てを上回る結果となっている事が確認できます。
底堅い値動きではありますが、結局は「109円~110円台」を行ったり来たりしているだけで方向感に欠ける展開が続きますね。
9/21~9/22にFOMCを控えており、次週もレンジ相場の継続が大方のトレーダーの見方です。
そんなドル円に関する9月13日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
9月15日:米NY連銀製造業景気指数(9月)、米鉱工業生産指数 08月
9月16日:日本貿易収支(8月)、米小売売上高(8月)、
米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(9月)
9月17日:自民党総裁選告示、米ミシガン大学消費者信頼感指数(9月)
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・レンジ相場を継続、7月7日以降は(108.700円~110.800円)で推移
・RCIは短中期線が上向いており、買いを示唆
【移動平均線】
現在レート:109.902円
20日移動平均線:109.810円
50日移動平均線:109.935円
100日移動平均線:109.764円
200日移動平均線:107.977円
上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は引き続き売り買いどちらも狙える相場だと考えています。
基本的にはレンジ上限下限を目安に逆張りトレードが主体となるイメージですね。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「109.00円~110.80円」:再来週のFOMCを控えており、ファンダメンタル的にも様子見ムードが拡がると想定。レンジ相場継続がメインシナリオなのでレンジ上限・下限を目安に逆張りトレードを狙う。
ユーロ円 相場見通し ~注目のECB理事会でラガルド総裁はテーパリングを否定。反応は限定的となる。~
9月6日週のユーロ円の値幅は最大で「1.027円」となりました。
先週比で高値、終値は下回ったものの、安値は上回る結果となっていますね。
今週は注目のECB理事会がありましたが、パンデミック緊急購入プログラムの買い入れペースの縮小が決定されました。
ただしラガルド総裁の「今回の決定は調整の範囲の域を出ず、テーパリング開始ではない」との発言があり、反応は限定的となっています。
週末にかけてユーロ安にはなりましたが、トレンドを形成するような大きな値動きには至りませんでした。
ECB理事会という大きなイベントを通過したユーロ円に関する9月13日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・下落平行チャネル内での値動き継続
・抵抗線である「130.70円」ラインに上値を抑え込まれる
・RCIは中長期線が上向きだが、短期線が下向く
【移動平均線】
現在レート:129.779円
20日移動平均線:129.435円
50日移動平均線:129.725円
100日移動平均線:131.068円
200日移動平均線:129.499円
上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円はやや売り優勢の相場であると考えています。
とは言え、買いエントリーも十分に狙える余地はあります。具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「128.90円~130.50円」:やや売り優勢、130円台での売りエントリーが本命。
ポンド円 相場見通し ~中期の下落平行チャネルをブレイクできるかに注目~
9月6日週のポンド円の値幅は最大で「1.217円」となりました。
先週比で終値はやや下回ったものの、高値・安値は上回る結果となっており、堅調な値動きを見せました。
英国関連の経済指標では7月の月次GDPの伸びが鈍化する一方、鉱工業生産は好調だったこともありポンドの買い戻しの動きに繋がったようです。
そんなポンド円に関する9月13日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
9月15日:英国・消費者物価指数 08月、英国・小売物価指数 08月
9月17日:英国・小売売上高 08月
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・下落平行チャネルの上限付近での値動き
・20日移動平均線がサポートラインとなる
・RCIは短期線が下向くも、中長期線は上向き
【移動平均線】
現在レート:151.979円
20日移動平均線:151.149円
50日移動平均線:151.766円
100日移動平均線:152.742円
200日移動平均線:149.323円
上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「151.00円~153.00円」:買いも売りもあり、どちらの場合もレジサポラインまで出来るだけ引き付けてのトレードを心掛ける。
豪ドル円 相場見通し ~鉄壁の82円ライン、上昇一服で売り目線に切り替える~
9月6日週の豪ドル円の値幅は最大で「1.243円」となりました。
先週比で安値は上回ったものの、高値と終値は下回る結果となっています。
9月7日の豪中銀政策金利では予想通り「0.1%」で政策金利据え置きとなり、サプライズはありませんでした。
ただし、発表された声明では、「金融緩和政策の継続」と「直近の景気回復基調の鈍化」を示唆する内容であったことから豪ドル売りの反応となりましたね。
奇しくもテクニカル的な82円ラインの抵抗線が機能した上で反落しており、上値の重い展開が予想されます。
そんな豪ドル円に関する9月13日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・下落平行チャネル内の値動きを継続
・82円が抵抗線として機能
・50日移動平均線を下抜けての越週
・RCIは短期線が下向き、中長期線は上向き
【移動平均線】
現在レート:80.786円
20日移動平均線:80.199円
50日移動平均線:80.896円
100日移動平均線:82.608円
200日移動平均線:82.126円
上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は売り優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「79.90円~81.60円」:売り優勢、81円台で段階的な売りエントリーを狙う。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「109.00円~110.80円」:9月21日・22日にFOMCを控えており、大きな動きはないと予想。レンジ上限・下限での逆張りトレードで細かく利益を積み重ねることを想定する。
・想定レートは「128.90円~130.50円」:130.70円ラインが抵抗線として機能、130円台での売りエントリーで利益を伸ばしたい。
・想定レートは「151.00円~153.00円」:レジサポラインまで出来るだけ引き付けてのエントリーが望ましい。
・想定レートは「79.90円~81.60円」:82円ラインが抵抗線として機能。81円台での売りエントリーを模索する。
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