また、先週(2023年9月25日~9月29日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年10月2日~2023年10月5日)
10月2日週は『アメリカ・雇用統計』を筆頭に重要な指標が連日のように発表されます。
特に以下の指標の内容に注目が集まります。
10月2日(月):アメリカ・ISM製造業景気指数 09月
10月3日(火):豪・中銀政策金利 10月
10月4日(水):NZ・NZ中銀政策金利 10月、アメリカ・ADP雇用者数 09月、アメリカ・ISM非製造業景気指数 09月
10月6日(金):アメリカ・雇用統計 09月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年10月2日~2023年10月5日)
●9月25日週のドル円の値幅は最大で「約1.496円」となりました。
●先週比では、高値安値終値を上回る結果となりました。年初来高値も更新しています。
●週足は陽線で確定しています。(4週間連続)
●米長期金利の上昇の後押しもあり、円安ドル高相場は継続しています。本邦関係者も定期的に口先介入(為替変動に注視している)はしているものの、円安ドル高相場を止めることはできていません。
●本邦関係者は円買い為替介入の建前として、「ボラティリティーの抑制」を掲げていますが、昨年と違い今回のドル円は着実に上昇していることから、円買い為替介入に踏み切れていないと想定されます。
●このことからも、節目の150円到達ではなく、2022年最高値の151.90円台を超えるまでは為替介入はなさそうな気配です。
【環境認識】
●5日MAに沿って強い上昇トレンドを維持
●節目の150円到達に目前まで迫る
●日足RCIは短中長期線が88~96ポイントに到達しており、買われ過ぎな状況
【移動平均線】
現在レート:149.312円
5日移動平均線:149.226円
20日移動平均線:147.946円
50日移動平均線:145.644円
100日移動平均線:143.123円
200日移動平均線:138.004円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「148.00円~151.00円」:基本的には買いエントリーを狙う姿勢は変わりません。
直近の下値は20日MA、上値は2022年最高値(151.90円)を想定しています。
また、今週は米雇用統計を筆頭に重要な米経済指標が多く発表されるため、ボラティリティ拡大も期待できます。
仮に米経済指標が予想を上回る好結果が続くようなら、「11月FOMCにて追加利上げの可能性が高まり⇒ドル買いに波及」というフローは容易に想像できます。
そのため、経済指標の結果には要注目しながら、押し目買いのタイミングを伺うことになります。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年10月2日~2023年10月5日)
●9月25日週のユーロ円の値幅は最大で「約1.634円」となりました。
●先週比では高値安値終値は下回る結果となっていますね。
●週足は陰線で確定しています。(4週間ぶり)
●今週のユーロ円は、ECBが今後の利上げを停止するのではないかという思惑が強まり、対円、対ドルともに上値の重い展開となりました。
【環境認識】
●ユーロ円の値動きは約1か月近くレンジ相場となっている(下値は156円台、上値は158円台)
●日足RCIは短中期線が上向き、長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:157.838円
5日移動平均線:157.590円
20日移動平均線:157.786円
50日移動平均線:157.574円
100日移動平均線:155.371円
200日移動平均線:149.440円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「156.50円~158.60円」:今週は欧州独自で特筆すべき経済指標はないため、ボラティリティ拡大は見込めないものの、逆に言えばレンジブレイクの可能性も低く、レンジ上限下限を目安にした逆張りトレードを狙える。直近1カ月のレンジ下値は156円台、上値は158円台を目安に売り買い柔軟に対応する。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年10月2日~2023年10月5日)
●9月25日週のポンド円の値幅は最大で「約2.136円」となりました。
●先週比では高値を下回ったものの、安値終値を上回っています。
●週足は陽線となっています。(3週間ぶり)
【環境認識】
●180円台後半で下げ渋ると反発
●20日&50日MAが続伸を阻む
●日足RCIは短期線が上向き、中期線が水平、長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:182.225円
5日移動平均線:181.787円
20日移動平均線:183.049円
50日移動平均線:183.284円
100日移動平均線:180.634円
200日移動平均線:171.707円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「180.50円~183.50円」:下値は100日MA、上値は20日&50日MAを目安に売り買い柔軟に対応。ただし、直近1か月(8月22日高値の186.70円台)は下落トレンドとなっており、基本的には戻り売り優先。
また、直近下値に想定している100日MAを明確に下抜けた場合は、ダウンサイドリスクの高まりが期待できる。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年10月2日~2023年10月5日)
●9月25日週の豪ドル円の値幅は最大で「約2.201円」となりました。
●先週比では高値安値終値を上回る結果となっています。
●週足は陽線で確定しています。(6週連続)
●今週も強い上昇トレンドを維持
●豪ドル買いが続いている要因ですが、依然として豪州は高いインフレを維持しており、ここにきて利上げ再開の期待感が強まっていることが背景にありそうです
【環境認識】
●5日&20日MAに支えられて、上昇トレンドを維持
●日足RCIは短中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:96.040円
5日移動平均線:95.588円
20日移動平均線:94.935円
50日移動平均線:94.427円
100日移動平均線:94.248円
200日移動平均線:92.214円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「94.90円~97.00円」:今週は10月3日(火)に予定されている『豪中銀政策金利』の発表に注目が集まります。
直近3回は利上げを停止していますが、ここにきて利上げ再開の期待感が出てきており、結果次第でボラティリティ拡大が期待できます。
8月、9月と着実に上昇トレンドを形成してきたわけですが、今回の結果次第で流れが変わる可能性もあるため、要警戒です。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「148.00円~151.00円」
⇒買い
※米経済指標を筆頭に今週は重要な米経済指標多数あり
・想定レートは「156.50円~158.60円」
⇒中立
・想定レートは「180.50円~183.50円」
⇒中立
・想定レートは「94.90円~97.00円」
⇒買い
※豪中銀政策金利の結果には要注目
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