また、先週(2023年11月20日~11月24日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年11月27日~2023年12月1日)
今週も多くの経済指標が発表されます。その中でも注目すべき指標は以下の通りです。
11月29日:NZ・NZ中銀政策金利 11月、アメリカ・実質GDP(改定値) 第3四半期
11月30日:アメリカ・個人所得・支出 10月、アメリカ・PCEデフレータ 10月
12月1日:アメリカ・ISM製造業景気指数 11月
また、月末フローもあるため、11月30日のロンドン・フィキシングでは、ボラティリティ拡大が期待できます。
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年11月27日~2023年12月1日)
●11月20日週のドル円の値幅は最大で「約2.842円」となりました。
●先週比では、高値安値終値は下回る結果となりました。
●週足は陰線で確定しています。(2週間連続)
●週前半のドル円は、米金利の低下もあり、147円台前半まで急落。しかし147円台で下げ渋ると、米経済指標の好結果もあり、反発。最終的には149円台まで上昇しての越週となっています。
【環境認識】
●直近は147円台前半が支持線として機能
●50日MAを再び上方ブレイクできるかがポイント
●日足RCIは短中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:149.392円
5日移動平均線:149.030円
20日移動平均線:150.211円
50日移動平均線:149.634円
100日移動平均線:146.802円
200日移動平均線:141.800円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「148.00円~151.00円」:直近の値動きから147円台前半が下値と想定、強固な支持線として機能している。上値は50日⇒20日MAが抵抗ラインとして機能するかがポイント。
11月27日週は注目の米経済指標(米・ISM製造業景気指数 11月、米・PECデフレータ等)が多くあり、結果には要注目。好結果が続くようなら、再び150円台を超えて上昇することが想定される。
指標の結果や金利動向を注視しつつ、基本的には147-148円台での買いエントリーを狙う。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年11月27日~2023年12月1日)
●11月20日週のユーロ円の値幅は最大で「約2.406円」となりました。
●先週比では高値安値を下回るも、終値は上回る結果となっていますね。
●週足は陽線で確定しています。(4週間連続)
●週前半はドル円の急落もあり、連れ安となった形でしたが、週後半にかけて持ち直しています。
●現状のクロス円は買い優勢の相場が継続しており、ユーロ円の場合は20日MAを目安に押し目買いを狙うのが有力です。(後述)
【環境認識】
●20日MAが支持線として機能
●日足RCIは短期線が下向き、中長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:163.366円
5日移動平均線:162.679円
20日移動平均線:161.738円
50日移動平均線:159.381円
100日移動平均線:158.297円
200日移動平均線:153.248円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「162.00円~165.00円」:基本的には5日MA、20日MAを目安に押し目買いを狙う。ドル円の軟調な値動きもあり、為替介入の警戒感もやや後退しており、クロス円は買い場を逃さすにエントリーする。
●11月20日週のポンド円の値幅は最大で「約4.192円」となりました。
●先週比では下値を下回ったものの、高値終値は上回る結果となっていますね。
●週足は陽線で確定しています。(4週間連続)
└年初来高値更新
●円売り、ドル売り、株高によるリスク選好ムードの恩恵を受けており、ポンド円も非常に強い値動きを継続しています。(週前半の20日MA付近での値動きは最高の買い場でした)
【環境認識】
●20日MAが支持線として機能
●年初来高値を更新し、上昇トレンドを継続
●日足RCIは短長期線が上向き、中期線が水平
【移動平均線】
現在レート:188.266円
5日移動平均線:186.803円
20日移動平均線:185.627円
50日移動平均線:183.439円
100日移動平均線:183.276円
200日移動平均線:176.623円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「186.80円~190.00円」:強い上昇トレンドを維持しており、5日MAを目安に買いエントリーを狙う。
今週は月末フローのロンドン・フィキシングも絡み、11月29日・30日はボラティリティ拡大が期待できる、2015年8月以来の190円台到達も視野に入ります。
●11月20日週の豪ドル円の値幅は最大で「約1.708円」となりました。
●先週比では高値を僅か下回ったものの、安値終値は上回る結果となっていますね。
●週足は陽線で確定しています。(2週間連続)
●再び年初来高値の更新を狙える位置まで上昇しての越週となっています。
【環境認識】
●年初来高値付近まで上昇しての越週
●5日MA~20日MAに沿って上昇トレンドを維持
●日足RCIは短中期線が水平、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:98.322円
5日移動平均線:97.739円
20日移動平均線:97.086円
50日移動平均線:95.865円
100日移動平均線:95.072円
200日移動平均線:93.228円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「97.00円~99.50円」:基本的には5日MA、20日MAを目安にした押し目買いを狙う。(他のクロス同様に買い目線)
また、11月29日にNZ中銀政策金利の発表が予定されている。金利据え置き予想なので、大きな影響はないとは思うがオセアニア地域の通貨のため、要注目。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「148.00円~151.00円」
⇒中立
・想定レートは「162.00円~165.00円」
⇒買い
・想定レートは「186.80円~190.00円」
⇒買い
※月末フローに要警戒
・想定レートは「97.00円~99.50円」
⇒買い
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