【好調な欧州通貨が狙い目】FXユーロ円・ポンド円・豪ドル円【2021/5/23】

本記事では、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2021年5月24日から5月28日にかけての相場見通しを解説します。

ユーロ円 相場見通し ~ユーロ円は2021年最高値を更新、堅調な値動きで推移もECBはユーロ高を牽制~

ユーロ円の1週間の値動き(2021/5/17-5/21)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2021/5/17-5/21)

5月21日週のユーロ円の値幅は最大で「0.921円」となりました。

先週比では高値(2021年過去最高値を更新)・安値を上回り、終値は下回る結果となりました。

EU圏でのワクチン接種進展によるコロナ終息に向けた期待感の高まりや早期のテーパリング観測の再燃など、ユーロ買いに繋がる要素が多くありました。

一方で週末にかけてはECBによるユーロ高の牽制思惑が上値を抑えて、133円台を維持できずに132.697円での越週となっています。

下落と言っても調整の範囲内であり、引き続きユーロ円は堅調な値動きを想定しています。

そんなユーロ円に関して、5月24日週のイベント・経済指標は下記の通りです。

5月24日:特別EU首脳会議
5月25日:ドイツIFO企業景況感指数(5月)
5月28日:ユーロ圏消費者信頼感(5月)

日足チャート エントリーポイント解説

2021年5月22日時点のユーロ円の日足チャート画像

ユーロ円(日足チャート):2021/5/22時点

【環境認識】
・上昇トレンド継続
・移動平均線はパーフェクトオーダー維持
・RCIは短期線が80ポイント、中長期線が90ポイント台で高止まり

【移動平均線】
現在レート:132.697円
20日移動平均線:132.000円
50日移動平均線:130.700円
100日移動平均線:129.050円
200日移動平均線:126.800円

上記を踏まえると、ユーロ円は引き続き買い目線でのトレードを想定しています。

エントリーポイントは下記の通りです。

【買いエントリーポイント】
1.132.40-50円:先週安値付近で打診買い。
2.132.00円:20日移動平均線を目安に押し目買いを狙う。
また、ユーロ円に関しては現時点での売りエントリーは考えていません。
今週のユーロ円の想定レート
・「132.00円~134.00円」:買い目線、20日移動平均線を目安に132円台前半から買いを想定。

ポンド円 相場見通し ~底堅い値動きを継続、154円台後半での値動きに注意~

ポンド円の1週間の値動き(2021/5/17-5/21)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2021/5/17-5/21)

5月17日週のポンド円の値幅は最大で「1.292円」となりました。

先週比では高値・安値・終値の全てを上回っており、底堅い値動きを見せました。

堅調な値動きを見せる一方で155円手前では失速していることからも、あまり高値掴みはしないように、しっかりと押し目まで待てるかが来週のポイントとなりそうです。

5月24日週のポンドに関するイベント・経済指標は下記の通りです

特になし

日足チャート エントリーポイント解説

2021年5月22日時点のポンド円の日足チャート画像

ポンド円(日足チャート):2021/5/22時点

【環境認識】
・上昇トレンド継続
・移動平均線はパーフェクトオーダー成立
・RCIは短期線が下向いているものの、87ポイントと高止まり。中長期線も上向いており良好。

【移動平均線】
現在レート:154.143円
20日移動平均線:152.700円
50日移動平均線:151.600円
100日移動平均線:148.400円
200日移動平均線:143.250円

上記を踏まえると、ポンド円は引き続き買い目線でのトレードを想定しています。

現在レートは20日移動平均線とやや乖離しているため、まずは先週安値(153.50円)付近での買いが本命と考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りです。

【買いエントリーポイント】
1.153.40-50円:先週安値付近での押し目買いを狙う。
2.152.70-90円:20日移動平均線を目安に152円台での押し目買いを狙う。
また、ポンドもユーロ同様に現時点は売りエントリーは考えていません。
今週のポンド円の想定レート
・「153.40円~155.50円」:買い目線。153円台、152円台とそれぞれ押し目買いを狙えるサポートラインあり。

豪ドル円 相場見通し ~中国との通関問題で軟調な値動き~

豪ドル円の1週間の値動き(2021/5/17-5/21)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2021/5/17-5/21)

5月17日週の豪ドル円の値幅は最大で「1.107円」となりました。

先週比では高値・安値・終値の全てが下回る結果となっており、欧州通貨と違い軟調な結果になりました。

背景として、中国との豪州産食用ぶどうの通関問題が不安視された格好です。

軟調な値動きとは言いつつも84円台を維持していることからも、本格的な下落トレンドを形成したと判断するには早計で、来週の値動きには注目が集まります。

5月24日週の豪ドルに関するイベント・経済指標は下記の通りです

5月24日:NZ・小売売上高 第1四半期
5月26日:NZ中銀政策金利 05月

日足チャート エントリーポイント解説

FX 豪ドル円(AUD/JPY) 2021/5/22時点の日足チャート画像

豪ドル円(日足チャート):2021/5/22時点

【環境認識】
・50日移動平均線まで下落
・RCIは短中期線が下向き、長期線は上向きで、目先の下落を示唆

【移動平均線】
現在レート:84.207円
20日移動平均線:84.600円
50日移動平均線:84.100円
100日移動平均線:82.900円
200日移動平均線:79.650円

上記を踏まえると、来週の豪ドル円は買い5売り5で売り買い柔軟に対応したいと考えています。

移動平均線は20日移動平均線を下抜けており、RCIも短中期線が下向いていることからも、目先は下落の可能性が示唆されます。

一方で「83円~84円」にかけては50日移動平均線や一目均衡表の分厚い上昇雲などサポートラインとなり得るポイントは多くある点は覚えておきましょう。

【買いエントリーポイント】
1.84.00-10円:50日移動平均線+先週安値で押し目買いを狙う。
2.83.70円:一目均衡表の上昇雲にタッチで押し目買いを狙う。
3.83.00-10円:100日移動平均線+一目均衡表の上昇雲下限で押し目買いを狙う。
【売りエントリーポイント】
1.84.60-90円:20日移動平均線を目安に戻り売りを狙う
2.50日移動平均線を明確に下抜けた場合、売り目線に切り替え。
また、長期トレードであれば買い目線で良いと考えます。
今週の豪ドル円の想定レート
・「83.00円~85.00円」:売り買い柔軟に対応、各サポートライン、レジスタンスライン付近での値動きを参考にトレードを組み立てる。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ユーロ円:買い優勢
・想定レートは「132.00円~134.00円」:20日移動平均線を目安に132円台前半から買いを狙う。
・ポンド円:買い優勢
・想定レートは「153.40円~155.50円」:153円台、152円台とそれぞれ押し目買いを狙えるサポートラインあり。
・豪ドル円:「売り5買い5」のイメージ
・想定レートは「83.00円~85.00円」:各サポートライン、レジスタンスライン付近での値動きを参考にトレードを検討。

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