【明暗分かれるクロス円!勝ち組を探そう】FXユーロ円・ポンド円・豪ドル円【2021/1/17】

本記事では、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2021年1月18日から1月22日にかけての相場見通しを解説します。

ユーロ円 相場見通し ~ロックダウン長期化?ユーロ高牽制発言でユーロ売りへ~

ユーロ円の1週間の値動き(2021/1/11-1/15)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2021/1/11-1/15)

1月11日週のユーロ円の値幅は最大で「1.687円」となりました。

先週比で高値・安値・終値の全てで下回っており、ユーロが売られる1週間となっています。

ユーロが売られた背景
・ECB政策委員会メンバー(ラガルド総裁やビルロワドガロー仏中銀総裁)からユーロ高を牽制する発言が度重なった
・新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、ドイツやフランスなどでのロックダウンの長期化を懸念
来週もユーロ売りの流れが続くのかを見極める必要がありそうです。
1月18日週のユーロに関するイベント・経済指標は下記の通りです。
ラガルド総裁の発言内容には注目したいところですね。
1月18日:ユーロ圏財務相会合
1月19日:独ZEW景況感指数(1月)
1月21日:ECB政策金利、ラガルドECB総裁記者会見、ECB専門家予測調査

日足チャート 徹底解説 ~上昇平行チャネルの下限をブレイク、目先は売り目線に切り替える~

それでは、ユーロ円の日足チャートを確認しましょう。

2021年1月16日時点のユーロの日足チャート画像

ユーロ円(日足チャート):2021/1/16時点

日足チャートを元に環境認識を行います。

・上昇平行チャネルを下にブレイク
・6日連続で陰線、日足50MA(紫)まで下落
・移動平均線はパーフェクトオーダー崩壊
・RCIは売りエントリーを示唆
上記を踏まえると、週明けは50MA(紫)が支持線として機能するかを確認したいところ。
このラインを割り込むようなら、125円割れで100MA(青)のある124.60-70円ラインまで下値余地を想定する必要があります。
また、仮に50MAでサポートされても欧州での新型コロナウイルスの感染再拡大や度重なるユーロ高の牽制発言などを考慮すると、積極的にユーロを買うようなら雰囲気でもなく、126円台での戻り売りを狙いたいと考えています。
RCIは短期線が「-33.6ポイント」、中期線が「21.8ポイント」、長期線が「78.2ポイント」でそれぞれ下向きになっており、売りエントリーを後押しする形となっています。
今週のユーロ円の想定レート
・「123.50円~126.50円」:売り目線、126円台での戻り売りを狙う。

ポンド円 相場見通し ~高値更新で堅調な値動き~

ポンド円の1週間の値動き(2021/1/11-1/15)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2021/1/11-1/15)

1月11日週のポンド円の値幅は最大で「1.92円」となりました。

ユーロとは違って、先週比で高値・安値・終値を全て上回っており、堅調な値動きとなったことが確認できます。

背景には英国でのワクチン接種がユーロ圏を上回る結果となっていることで対ユーロで強いことや、英中銀総裁がマイナス金利導入に慎重姿勢を示したことが引き続きポンド相場の下支えしています。

とは言え英国の経済見通しは弱気ではあることも事実であり、この流れが来週以降も続くかを見極めることになるでしょう。

1月18日週のポンドに関連するイベント・経済指標は下記の通りです。

1月18日:ベイリー英中銀総裁、講演
1月20日:英消費者物価指数(12月)

日足チャート 徹底解説 ~上昇トレンド継続で20MAを目安に押し目買いを狙う~

それでは、ポンド円の日足チャートを確認しましょう。

日足チャートを元に環境認識を行います。

・上昇平行チャネル内での値動きで上昇トレンド継続
・移動平均線はパーフェクトオーダーを維持
・RCIも短期線・中期線・長期線の全てが70台後半を超えており、上昇の勢いが継続している
上記を踏まえると、ポンド円は引き続き押し目買いを狙うことになります。
ポンド自体は値動きの激しい通貨であることはご承知の通りでしょうから、深めの下落の際に買いエントリーを模索したい。
目先は20MA(赤)の140円台前半は押し目買いポイントとなります。
このラインは20MA+フィボナッチの50.0%ライン+上昇平行チャネルのセンターラインと支持線となり得る要素が多く、比較的安心して買い迎えると考えています。
その下にある50MA(紫)くらいまでは損切に耐えれる資金管理で挑んで頂けると良さそうです。
今週のポンド円の想定レート
・「140.00円~143.00円」:買い目線、大きく下がったところを押し目買いを狙う。目先は20MA(140円台前半)を目安に。

豪ドル円 相場見通し ~調整下落中も中長期的な買い目線に変わりなし~

豪ドル円の1週間の値動き(2020/1/11-1/15)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2020/1/11-1/15)

1月15日週の豪ドル円の値幅は最大で「1.132円」となりました。

先週比では高値はやや下回っており、終値では79.998円で一応80円割れとなっていることからも、目先はリスク回避の調整下落中といった印象を受けています。

1月18日週は豪ドル固有のイベント・経済指標はありませんので、引き続き相場全体の流れを注視することになります。

・特になし

日足チャート 徹底解説 ~2020年11月から続く上昇トレンド継続中、20MAを目安に押し目買いを狙う~

それでは、豪ドル円の日足チャートを確認しましょう。

日足チャートを元に環境認識を行います。

・上昇平行チャネル内での値動きで上昇トレンド継続中
・移動平均線はパーフェクトオーダーを維持
・RCIは中長期線が90台に張り付いており、短期線は下向いたことから調整下落の様相を呈している
上記を踏まえると、上昇平行チャネル内での値動きをしている限りは押し目買いを狙う基本戦略に変更はありません。
先週末に大きく下落したことからで、20MA+上昇平行チャネルの下限付近での押し目買いを狙う機会が到来しており、79.50円付近を背に買いエントリーを模索しています。
フィボナッチの61.8%ラインである「78.70円」ラインを下抜けしない限りは積極的に買いエントリーを行いたいと考えています。
上値は80円台後半の攻略に手間取っていることからも、このラインは意識しておくべきでしょう。
次の80円台後半チャレンジでも揉み合うようならさっさと利益確定するのも検討しましょう。
今週の豪ドル円の想定レート
・「78.70円~81.00円」:買い優勢、20MA+上昇平行チャネルの下限付近は絶好の買いポイント。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ユーロ円:売り優勢
・想定レートは「123.50円~126.50円」:売り目線、126円台での戻り売りを狙う。
・ポンド円:買い優勢
・想定レートは「140.00円~143.00円」:大きく下がったポイントで押し目買いを狙う。目先は日足20MA(140円台前半)を目安に。
・豪ドル円:買い優勢
・想定レートは「78.70円~81.00円」:日足20MA+上昇平行チャネルの下限付近は絶好の買いポイント。

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