【2023年の為替の行方はどうなる?米雇用統計、米FOMCに注目!】FXドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円週間相場見通し【2022/12/31】

本記事では、ドル円、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2023年1月2日から1月6日にかけての相場見通しを解説します。

また、先週(2022年12月26日~12月30日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。

注目の経済指標一覧(期間:2023年1月2日~2023年1月6日)

1月2日週には新年早々に注目の経済指標が発表されますが、
その中でも特筆すべき指標として以下の6つが挙げられます。・2023年1月5日(木) :アメリカ・ISM製造業景気指数 12月
・2023年1月5日(木) :アメリカ・FOMC議事録 12月
・2023年1月5日(木) :アメリカ・ADP雇用者数 12月
・2023年1月5日(木) :アメリカ・PMI(購買担当者景気指数) 12月
・2023年1月6日(金) :アメリカ・雇用統計 12月
・2023年1月7日(土) :アメリカ・ISM非製造業景気指数 12月
⇒米ドル、円、為替全体への影響が期待できます。※1月2日は日本・米国・英国・中国・香港・オセアニア市場などの主要な市場は休場
※1月3日は日本の市場は休場

注目の経済指標一覧(2022年1月2日~1月6日)

注目の経済指標一覧(2022年1月2日~1月6日)

ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年1月2日~2023年1月6日)

1週間の値動き振り返り

ドル円の1週間の値動き(2022/12/26-12/30)の画像

ドル円の1週間の値動き(2022/12/26-12/30)の画像

【振り返り】
・12月26日週のドル円の値幅は最大で「約3.723円」となりました。
・先週比では安値を上回ったものの、高値終値は下回る結果となっています。
・週半ばにかけて日銀ショックからの134円台半ば戻しましたが、週後半にかけては円買い優勢となっています。
・年末ということもあり、目新しい材料はなかったものの、上値は重い印象を持っての年越しとなりました。

日足チャート エントリーポイント解説

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/12/31時点)

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/12/31時点)

【環境認識】
・戻しは20日MAに届かず、下落トレンド継続
・日足RCIは短期線が下向き、中長期線が水平

【移動平均線】
現在レート:131.088円
5日移動平均線:132.947円

20日移動平均線:134.939円
50日移動平均線:139.827円
100日移動平均線:141.221円
200日移動平均線:136.268円

上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.130.00-130.80円:節目の130円を背に、130円台での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは以下を想定。
「①133.00円」:5日MA
「②134.00-134.40円」:下落トレンドラインタッチ
※130円割れで損切設定を推奨

【売りエントリーポイント】
1.133.60-134.40円:下落トレンドラインを目安に136円台後半から売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「130.00-130.90円」
2.130円を明確に割り込んだ場合、売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「126.00-126.50円」

今週のドル円の想定レート
・「128.50円~134.00円」:基本的には下落トレンドラインに沿った、戻り売り狙いを継続します。
ただし年始早々に米FOMC、米雇用統計など重要なイベントが目白押し。各レジサポラインをブレイクすれば、ボラティリティ拡大が期待できます。

ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年1月2日~2023年1月6日)

1週間の値動き振り返り

ユーロ円の1週間の値動き(2022/12/26-12/30)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2022/12/26-12/30)の画像

【振り返り】
・12月26日週のユーロ円の値幅は最大で「約2.946円」となりました。
・先週比では安値を上回ったものの、高値終値は下回る結果となっています。
・他のクロス円同様に週後半にかけて反落、ただ戻りの勢いは強かったので、円買い一服した買いたい通貨ではあることに変わりなしです。

日足チャート エントリーポイント解説

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/12/31時点)

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/12/31時点)

【環境認識】
・20日&100日MAまで上昇するも、ブレイクできずに200日MAまで反落
・日足RCIは短長期線が水平、中期線が下向き

【移動平均線】
現在レート:140.329円
5日移動平均線:141.554円

20日移動平均線:142.917円
50日移動平均線:144.346円
100日移動平均線:142.780円
200日移動平均線:140.431円

上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.140.00-140.40円:節目の140円+200日MAを目安に現在レートで買いエントリを狙う。
└利益確定のターゲットは「142.60-143.00円」
※年始の動き次第、円買い優勢継続なら、この水準での買いエントリーは見送る
2.138.60-138.90円:12月の日銀ショックの安値を目安に138円台後半で買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「①140.00円」、「142.60-143.00円」

【売りエントリーポイント】
1.140円を明確に下抜けた場合、売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「138.60-138.90円」
2.142.60-142.90円:20日&100日MAを目安に142円台後半での売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「140.00-140.40円」

今週のユーロ円の想定レート
・「138.50円~143.00円」:年始、円買い優勢継続なら売りを、円買い一服なら積極的に買いたい。売り買い柔軟に対応したい。

ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年1月2日~2023年1月6日)

1週間の値動き振り返り

ポンド円の1週間の値動き(2022/12/26-12/30)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2022/12/26-12/30)の画像

【振り返り】
・12月26日週のポンド円の値幅は最大で「約4.511円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを下回る結果となっています。
・クロス円の中では特に弱い通貨、英国経済の経済見通しが悪く、ポンドが弱い状況が続いています。
・年始も円買い優勢継続なら積極的に売り込みたい通貨です。

日足チャート エントリーポイント解説

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/12/31時点)

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/12/31時点)

【環境認識】
・週後半にかけて、日銀ショック時の安値更新
・日足RCIは短中長期線が下向き

【移動平均線】
現在レート:158.538円
5日移動平均線:160.179円

20日移動平均線:164.214円
50日移動平均線:166.197円
100日移動平均線:164.533円
200日移動平均線:163.760円

上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
現時点でポンド円の買いエントリーは想定していません。

【売りエントリーポイント】
1.160.00-160.20円:5日MAを目安に売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「157.80-158.00円」
2.12月26日週安値(157.80円)更新で売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「①156.80-157.00円」、「②155.50-155.90円」

今週のポンド円の想定レート
・「155.00円~160.00円」:売り優勢、基本的には売りエントリーで利益を狙う相場。
ポンド自体も買い材料が少なく、年始も円買い優勢継続なら積極的に売りを狙いたい通貨ペアです。

豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年1月2日~2023年1月6日)

1週間の値動き振り返り

豪ドル円の1週間の値動き(2022/12/26-12/30)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2022/12/26-12/30)の画像

【振り返り】
・12月26日週の豪ドル円の値幅は最大で「約2.041円」となりました。
・先週比では高値を下回ったものの、安値終値は上回る結果となっています。
・ポンド同様に弱い印象だったので、89円ラインを維持したのは驚き。上値は91円、下値は87円を想定しています。

日足チャート エントリーポイント解説

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/12/31時点)

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/12/31時点)

【環境認識】
・上値は91円、下値は87円を想定しているので、中間地点のやや上で推移
・日足RCIは短中期線が上向き、長期線が下向き

【移動平均線】
現在レート:89.369円
5日移動平均線:89.822円

20日移動平均線:90.983円
50日移動平均線:92.753円
100日移動平均線:93.655円
200日移動平均線:93.278円

上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.89.00-89.30円:89円を目安に現在レートで買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「90.60-91.00円」
※円買い優勢継続なら、この水準で買いエントリーは見送る。
2.87.00-87.40円:日銀ショック時の安値を目安に買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「①89.00円」、「②91.00円」

【売りエントリーポイント】
1.90.60-91.00円:91円にかけての戻り売りを狙う。
└利益確定のターゲットは「89.00-89.40円」
2.89円を明確に下抜けた場合、売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「87.00-87.40円」
今週の豪ドル円の想定レート
・「87.00円~91.00円」:上値は91円、下値は87円を想定。
年始の円買いが継続するかを見極めつつ、売り買い柔軟に対応したい。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ドル円:売り優勢
・想定レートは「128.50円~134.00円」
⇒下落トレンド継続
⇒下落トレンドラインに沿った戻り売りが基本
⇒130円ラインを下方ブレイクするかがポイント
⇒米FOMC、米雇用統計など年始早々に重要なイベント多数あり
・ユーロ円:売り買い柔軟に対応
・想定レートは「138.50円~143.00円」
⇒年始は円買い優勢が継続するかを見極めたい
⇒円買い一服した場合は、クロス円の中では優先して買いたい
⇒ユーロ自体の買い材料は多い
・ポンド円:売り優勢
・想定レートは「155.00円~160.00円」
⇒160円にかけての戻り売りを狙う
⇒ポンド自体が弱い状況なので、年始も円買い優勢なら積極的に売りたい
・豪ドル円:売り買い柔軟に対応
・想定レートは「87.00円~91.00円」
⇒下値は87円、上値は91円を想定
⇒他のクロス円同様に年始は円買い優勢が継続するか見極めたい

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