また、先週(2024年3月25日~3月29日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2024年4月1日~2024年4月5日)
4月1日週は要注目の経済指標が多く発表されます。
特に以下の指標の結果には警戒が必要です。
■4月1日(月)
・アメリカ・ISM製造業景気指数 03月
■4月2日(火)
・アメリカ・JOLTS求人件数 2月
■4月3日(水)
・アメリカ・ADP雇用者数 03月
・アメリカ・ISM非製造業景気指数 03月
■4月5日(金)
・アメリカ・雇用統計 03月
今週の振り返り
●今週はイースター休暇前とあり、相場全体的に値動きは控え目な1週間となりました。その中で、ドル円は年初来高値を更新し、約34年ぶりの円安を記録しています。(152円台には僅かに届かず)
●ファンダメンタル的には日本の金融関係者が口先介入(過剰な円安を牽制)を行い、加えて財務省・金融庁・日銀の三者会合が実施されるなど、実弾での為替介入が警戒される状況となっています。
●度重なる口先介入でドル円は上値を押さえつけられたものの、151円台を維持する底堅い動きを見せていることから、イースター休暇明けかつ重要な米経済指標が発表される翌週以降の値動きに注目が集まっています。
来週の相場見通し(期間:2024年4月1日~2024年4月5日)
ドル円(USD/JPY)
【環境認識】
●5日MA付近の高値圏で推移
●日足RCIは短期線が下向き、中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:151.295円
5日移動平均線:151.361円
20日移動平均線:149.644円
50日移動平均線:149.449円
100日移動平均線:147.681円
200日移動平均線:146.978円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「149.60円~152.50円」:直近は為替介入の警戒感が高まっており、やや上値は重い印象。ただし、口先介入ではトレンド転換には至らず、下落幅も限定的で、方向感を探る展開となっています。
また、4/1週は米雇用統計を筆頭に重要な指標が連日発表され、米利下げタイミングを見極める上で、結果には要注目です。
以上を踏まえると、ファンダメンタル相場が強まることが想定され、ロット数を調整した上で売り買い柔軟に対応したい。
ユーロ円(EUR/JPY)
【環境認識】
●5日MA~20日MA間での値動き
●中長期の上昇トレンド継続中
●日足RCIは短中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:163.154円
5日移動平均線:163.640円
20日移動平均線:162.713円
50日移動平均線:161.929円
100日移動平均線:160.592円
200日移動平均線:159.166円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「161.90円~164.50円」:テクニカル的には20日MAの攻防に注目、ここで下抜けるのか、反発するのかで、動きが大きく変わる。
また、ファンダメンタル的には直近はECB関係者や各欧州中銀が金利に関してハト派姿勢(早期の利下げ開始を支持)が増えており、ユーロ売りの波及に要警戒。
以上を踏まえると、中長期の上昇トレンドは継続しているものの、短期的には売り買い柔軟に対応したい。
ポンド円(GBP/JPY)
【環境認識】
●5日MA~20日MA間での値動き
●中長期の上昇トレンド継続
●日足RCIは短期線が下向き、中長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:190.909円
5日移動平均線:191.103円
20日移動平均線:190.307円
50日移動平均線:189.450円
100日移動平均線:186.970円
200日移動平均線:184.941円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「189.50円~192.00円」:中長期の上昇トレンドは継続しており、テクニカル的には日足レベルでの押し目買いを狙うのは継続したい。特に50日MAはサポートラインとして機能した実績もあり、信頼度は高い。
ただし、ファンダメンタル的には英中銀の利下げ開始時期の観測(8月予想⇒6月予想が強まる)が早まっており、今後の英関連の経済指標や英中銀関係者の発言には要注目。
豪ドル円(AUD/JPY)
【環境認識】
●中長期の上昇トレンド継続
●20日MAがサポートラインとして機能
●日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:98.568円
5日移動平均線:98.752円
20日移動平均線:98.215円
50日移動平均線:97.828円
100日移動平均線:97.378円
200日移動平均線:96.132円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「97.00円~99.50円」:他のクロス円同様に中長期の上昇トレンドは継続しており、日足レベルでの押し目買いを狙う路線は継続。20日~100日にかけて段階的な買いエントリーが無難。
日本による為替介入が警戒される状況では上値余地は限定的な印象だが、一先ずは3/25週高値付近を目安としたい。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨の想定レート&目線まとめ
・想定レートは「149.60円~152.50円」
⇒中立
※為替介入の警戒感高まる
・想定レートは「161.90円~164.50円」
⇒中立
・想定レートは「189.50円~192.00円」
⇒中立
・想定レートは「97.00円~99.50円」
⇒中立
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