また、先週(2022年9月26日~9月30日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2022年10月3日~2022年10月7日)
特筆すべき指標として以下の5つが挙げられます。
・2022年10月3日(月) :日銀短観 第3四半期
⇒ドル円、クロス円関連の影響特大
・2022年10月4日(火) :豪・中銀政策金利 10月
⇒豪ドル関連の影響特大
・2022年10月5日(水) :アメリカ・ADP雇用者数 09月
・2022年10月5日(水) :アメリカ・ISM非製造業景気指数 09月
⇒ドル円、ドルストレート関連の影響特大
・2022年10月7日(金) :アメリカ・雇用統計 09月
⇒ドル円、ドルストレート関連の影響特大
ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年10月3日~2022年10月7日)
1週間の値動き振り返り
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・日足レベルでパーフェクトオーダー成立
・RCIは短期線が上向き、中長期線が水平(長期線は90ポイント台で推移)
【移動平均線】
現在レート:144.739円
5日移動平均線:144.536円
20日移動平均線:143.494円
50日移動平均線:138.801円
100日移動平均線:136.164円
200日移動平均線:127.973円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「143.00円~145.90円」:下値は20日MA、上値は145円ラインを意識したトレードを想定。
ただし、週明け早々の「日銀短観」から始まり、
「アメリカ・ISM製造業景気指数 09月」、
「アメリカ・ADP雇用者数 09月」、
「アメリカ・ADP雇用者数 09月」、
「アメリカ・雇用統計 09月」と重要な経済指標が連日発表されます。
これらの経済指標についてサプライズを伴う結果になれば、各レジサポラインのブレイクの可能性もあるので要注目です。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年10月3日~2022年10月7日)
1週間の値動き振り返り
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・三角保ち合いを形成
・RCIは短長期線が上向き、中期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:141.838円
5日移動平均線:140.352円
20日移動平均線:141.962円
50日移動平均線:139.168円
100日移動平均線:139.372円
200日移動平均線:135.837円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「140.00円~144.00円」:三角保ち合いをブレイクできるかがポイント。ブレイクすればアップサイドリスクの高まりに期待、買いエントリーで利益を狙いたい。
一方で三角保ち合いのブレイクに失敗するようなら、短期の売りエントリーを狙う。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年10月3日~2022年10月7日)
1週間の値動き振り返り
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・148円台⇒162円台まで急反発の乱高下相場
・200日MAを上抜ける
・RCIは短期線が上向き、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:161.556円
5日移動平均線:157.799円
20日移動平均線:162.147円
50日移動平均線:162.249円
100日移動平均線:162.880円
200日移動平均線:160.400円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「158.00円~166.00円」:この2週間乱高下しており、非常に難しい相場となっています。直近は20日&50日&100日MAが上値抵抗線として機能するかがポイント、抜ければ買いエントリーで利益を狙いたい。
売りエントリーの場合は、先述の20日~100日MA以外に200日MAを再び下抜けたタイミングで売りエントリーを狙うのも検討の余地があります。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年10月3日~2022年10月7日)
1週間の値動き振り返り
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・100日MA+94円付近がレジスタンスラインとなりつつある
・RCIは短期線が水平、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:92.584円
5日移動平均線:93.389円
20日移動平均線:95.548円
50日移動平均線:94.754円
100日移動平均線:93.899円
200日移動平均線:90.351円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「90.00円~94.40円」:三角保ち合いの下限+92円ラインでの値動きに注目。明確に下抜ければ200日MAをターゲットに下落すると想定。一方でサポートラインとして機能すれば、再び100日MAを目指して上昇すると想定しています。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「143.00円~145.90円」:日米の金融政策の違いにより底堅く推移、一方で145円ラインは円買い為替介入が想起され、上値が重い。
基本的には膠着状態を想定も、日銀短観や米国雇用統計など重要な経済指標が多く発表される。サプライズを伴う結果となれば、新しいトレンドを形成する可能性あり。
・想定レートは「140.00円~144.00円」:週明けは三角保ち合いをブレイクできるかがポイントとなる。ブレイクで買い、ブレイク失敗で売りエントリーを想定。
ファンダメンタル的には欧州高官から利上げなどタカ派的発言が相次いでおり、ユーロ買いに繋がりやすい状況。
・想定レートは「158.00円~166.00円」:二週連続で乱高下しており、テクニカル的には難しい相場となっている。現在は英中銀の長期債購入によるポンド買いが優勢な状況。
上値を伸ばすかは20日~100日MAを上方ブレイクできるかがポイントとなる。
・想定レートは「90.00円~94.40円」:週明けは三角保ち合いの下限をブレイクするかがポイント。92円ラインを下抜ければ売りエントリーを狙う。ターゲットは200日MAを想定。
一方でサポートラインとして機能するようなら、買いエントリーを狙う。買いエントリー時のターゲットは100日MAを想定。
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