ダウ平均株価 相場見通し ~上昇トレンド継続も28000ドルの壁は厚い~
アップル等のハイテク株を中心にダウ平均株価は底堅い動きを保っています。
5か月近く維持している上昇トレンドを今週も継続しての「27,916ドル」での越週となっています。
上昇トレンドを継続している一方で28000ドル台を上昇していくだけの材料は現時点では乏しいと言わざる得ません。
またこの後のチャート分析にて確認しますが、三角持ち合いの終点に差し掛かりつつあることから、上に抜けるか下に抜けるか注目したいところです。
日足 ~三角持ち合いのブレイクを狙う!~
それでは、ダウ平均株価の日足チャートを確認しましょう。
日足チャートにて現状の整理をしましょう。
まずは上昇トレンドは継続中、短期の移動平均線(赤色)も重なっており、サポートラインとして認識できます。
直近の価格推移は、28000ドル付近で約2週間停滞しており、1日の値動きも落ち着きつつあります。
・「26,500ドル~29,000ドル」:三角持ち合いのブレイク待ち、ブレイクした方にエントリー
ドル円 相場見通し ~テクニカル分析的にもファンダメンタルズ分析的にも売り優勢~
今週のドル円の値動きは最大で「1.554円」でした。
先週と比較すると高値・安値ともに切り下がっていることから、やはり短期的な戻りはあっても下落傾向は続くといった印象を受けます。
安値は105円を維持したことを見ると、短期的には「105円~107円」の2円幅が意識される値幅となると想定をしています。
・8月24日:米共和党全国大会(27日まで)
・8月25日:サンフランシスコ連銀総裁討論会
・8月27日:米新規失業保険申請件数、ジャクソンホール会合(28日まで)、パウエルFRB議長の講演
日足 ~106円台からの売りを狙う、突っ込み売りには気を付けよう~
それでは、ドル円の日足チャートを確認しましょう。
先週は週前半は陰線が続き、週半ばには105円割れチャレンジとなりましたが、FOMC議事録のYCC(イールドカーブコントロール)に関する部分について、消極的な姿勢が優勢と判断することができ、米長期金利が反発。
105円割れから106円まで「約1円」の急騰を見せます。ただ106円台も維持できずに越週となっていることから基本的には戻り売りが優勢であるという点は変わりありません。
移動平均線も短期線・中期線・長期線が下向いており、短期線にはフィボナッチの23.6%ラインが、中期線にはフィボナッチの38.2%ラインが、そして長期線にはフィボナッチの50.0%ラインが重なっていることからもドル円の上値は重く、売りエントリーのポイントとして認識ができます。
加えてRCIも短期線が中期線・長期線をデッドクロスしており、売り優勢なのは明白でしょう。
更にテクニカル分析だけではなく、ファンダメンタルズ分析的にもドル売り優勢です。複数の要素が挙げられますが、やはり米国の追加の経済対策が難航している点や依然として燻る米中対立の懸念、米長期金利の低迷などドル売り要因はまだまだ多いです。
以上のことから、突っ込み売りは避けつつも106円台からの節目やテクニカル分析的にポイントなる箇所での戻り売りを中心に来週もトレードを組み立てることになります。
・「104.00円ー107.00円」:売り優勢、106円台からエントリーポイントを見極める
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
・想定レートは「26,500ドル~29,000ドル」
・想定レートは「104.00円~107.00円」
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