【ドル円は32年ぶりの148円台突破!150円台到達も時間の問題か?】FXドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円週間相場見通し【2022/10/15】

本記事では、ドル円、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2022年10月17日から10月21日にかけての相場見通しを解説します。

また、先週(2022年10月10日~10月14日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。

注目の経済指標一覧(期間:2022年10月17日~2022年10月21日)

10月17日週は連日、各国の重要な経済指標が発表されます。
特筆すべき指標として以下の5つが挙げられます。

・2022年10月17日(月) :アメリカ・ニューヨーク連銀製造業景気指数 10月
⇒ドル円、ドルストレート関連の影響大
・2022年10月18日(火) :中国・実質GDP 第3四半期
⇒豪ドル関連の影響大
・2022年10月19日(水) :英国・消費者物価指数 09月
・2022年10月19日(水) :英国・生産者物価指数 09月
⇒ポンド関連の影響大
・2022年10月20日(木) :アメリカ・フィラデルフィア連銀景況指数 10月

⇒ドル円、ドルストレート関連の影響大
注目の経済指標一覧(2022年10月17日~10月21日)

注目の経済指標一覧(2022年10月17日~10月21日)

ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年10月17日~2022年10月21日)

1週間の値動き振り返り

ドル円の1週間の値動き(2022/10/10-10/14)の画像

ドル円の1週間の値動き(2022/10/10-10/14)の画像

【振り返り】
・10月10日週のドル円の値幅は最大で「約3.627円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを上回る結果となっていますね。
・そして、年初来高値を更新し、32年ぶりの148円台到達を達成しています。
・今週は、改めて黒田日銀総裁により日本の金融緩和継続が示されたことで、円売りが強まっています。
・また、米経済指標が総じて好調で、米長期金利は「4.023%」まで上昇したことも、ドル買いを後押ししています。
・この調子では、ファンダメンタル的には150円到達も時間の問題といった印象を受けています。

日足チャート エントリーポイント解説

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/10/15時点)

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/10/15時点)

【環境認識】
・8営業日連続で陽線
・5日MAに沿って強い上昇トレンドを維持
・日足レベルでパーフェクトオーダー維持
・RCIは短中長期線が80-90ポイント台の高水準で推移

【移動平均線】
現在レート:148.733円
5日移動平均線:146.843円

20日移動平均線:144.861円
50日移動平均線:141.083円
100日移動平均線:137.958円
200日移動平均線:129.491円

上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.146.80-147.1
0円:5日MAを目安に146円台後半~147円付近で買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「150.00-150.50円」
2.144.80-145.10円:200日MAを目安に145円付近で買いエントリーを狙う。(円買い為替介入を想定)
└利益確定のターゲットは「148.00-148.50円」

【売りエントリーポイント】
1.150.00-150.20円:初回限りですが150円にタッチしたタイミングで短期の売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「149.00-149.50円」
※シビアな損切設定を推奨

今週のドル円の想定レート
・「146.80円~150.50円」
⇒ファンダメンタル的にもテクニカル的にも買い目線です。基本的には、5日MAを目安に押し目買い狙いのトレードを想定しており、節目の150円台到達も時間の問題でしょう。
⇒150円付近では円買い為替介入も意識したいところで、初回の150円タッチで短期売りエントリーは検討の余地があります。
⇒また、実際に円買い為替介入があったとしても、一時的に数円の下落に留まると想定しています。前回事例を見てもトレンドが変わる程の影響はないでしょう。
⇒理由は、本質の日米の金融政策の違いに変更がないため、中長期線目線では押し目買いのチャンスと考えます。

ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年10月17日~2022年10月21日)

1週間の値動き振り返り

ユーロ円の1週間の値動き(2022/10/10-10/14)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2022/10/10-10/14)の画像

【振り返り】
・10月10日週のユーロ円の値幅は最大で「約3.943円」となりました。
・先週比では安値を下回ったものの、高値終値は上回る結果となっていますね。
・欧州株の下げ止まりや後述のポンドの上昇によるユーロ高により、144円台ミドルでの越週(4日連続で陽線)となりました。

日足チャート エントリーポイント解説

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/10/15時点)

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/10/15時点)

【環境認識】
・5日&20日MAを明確に上抜る
・日足レベルでパーフェクトオーダー成立
・年初来高値を更新が視野に入る
・RCIは短長期線が水平、中期線が上向き

【移動平均線】
現在レート:144.592円
5日移動平均線:142.779円

20日移動平均線:141.778円
50日移動平均線:140.291円
100日移動平均線:140.067円
200日移動平均線:136.430円

上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.144.00-144.30円:直近の抵抗ラインであった144円台前半での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「145.40-145.60円」
2.142.50-142.90円:5日MAを目安に142円台後半での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「144.00-144.50円」

【売りエントリーポイント】
1.145.50-145.70円:年初来高値を目安に短期の売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「144.00-144.30円」
※高値を明確に上抜けた場合は損切設定を推奨

今週のユーロ円の想定レート
・「141.70円~146.00円」
⇒直近の抵抗ライン144円をしっかりと上抜けての越週で年初来高値が視野に入ります
⇒強気に144円付近⇒少し待って5日MAの順で押し目買い狙いを想定しています
⇒年初来高値付近での短期売りエントリーも検討の余地があります

ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年10月17日~2022年10月21日)

1週間の値動き振り返り

ポンド円の1週間の値動き(2022/10/10-10/14)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2022/10/10-10/14)の画像

【振り返り】
・10月10日週のポンド円の値幅は最大で「約7.555円」となりました。
・先週比では安値を下回ったものの、高値終値を上回る結果となっていますね。
・週前半は英中銀による長期債の一時購入措置が14日で終了することを受け下落しました。
・週後半になると様子が一変、英政府による減税案の方向転換が好感され、ポンド買いに繋がり急騰。ポンド円も年初来高値の更新が狙える水準まで上昇しています。

日足チャート エントリーポイント解説

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/10/15時点)

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/10/15時点)

【環境認識】
・9月26日安値(148円台)から下値を切り上げて上昇
・5日~200日MAを全て上抜ける
・RCIは短期線が水平、中長期線が上向き

【移動平均線】
現在レート:166.264円
5日移動平均線:163.377円

20日移動平均線:161.351円
50日移動平均線:162.288円
100日移動平均線:163.225円
200日移動平均線:160.749円

上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.165.00-165.40円:9月13日高値と10月5日高値を結ぶ下落TLがサポートラインとして機能すると想定し、165円台前半での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「168.50-168.90円」
2.163.20-163.50円:5日&100日MAを目安に163円台前半での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「164.50-164.70円」

【売りエントリーポイント】
1.167.20-167.50円;9月12日高値の167円ミドルを目安に売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「165.00-165.40円」
2.168.40-168.70円:年初来高値を目安に168円台ミドルで売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「167.00-167.40円」

今週のポンド円の想定レート
・「163.00円~169.00円」
⇒年初来高値を目安にしたトレードを想定、19日(水)に予定されている英国消費者物価指数の結果などに注目しつつ、売り買い柔軟に対応します。
⇒この1ヶ月間は特にポンド円のボラティリティが拡大傾向にあるため、中途半端なポジションでエントリーはしない、できるだけ各レジサポラインに引き付けましょう。

豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年10月17日~2022年10月21日)

1週間の値動き振り返り

豪ドル円の1週間の値動き(2022/10/10-10/14)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2022/10/10-10/14)の画像

【振り返り】
・10月10日週の豪ドル円の値幅は最大で「約2.709円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを下回る結果となっていますね。
・今週は豪州単体の材料はなく、全世界株安の影響で上値の重たい展開となった印象です。

日足チャート エントリーポイント解説

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/10/15時点)

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/10/15時点)

【環境認識】
・9月13日を起点に下落トレンドが継続
・一先ず200日MAは支持線として機能
・RCIは短期線が上向き、中期線が水平、長期線が下向き

【移動平均線】
現在レート:92.223円
5日移動平均線:92.030円

20日移動平均線:93.504円
50日移動平均線:94.588円
100日移動平均線:94.148円
200日移動平均線:90.824円

上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.92.00-92.20円:5日MAを目安に現在レート付近で買いエントリーを狙う。
2.90.80-91.10円:200日MAを目安に91円付近での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「①93.00-93.50円」、「②94.00円」

【売りエントリーポイント】
1.93.10-93.50円:20日MAを目安に93円台での売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「92.00-92.40円」
2.5日MAを明確に下抜けたタイミングで売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「90.80-91.00円」
今週の豪ドル円の想定レート
・「90.80円~94.00円」
⇒ダウを筆頭に株価が軟調な展開もあり、豪ドル円も上値の重たい展開を想定、20日MAを目安にした戻り売りを狙う。
⇒下値は200日MAが支持線として機能しそう、円買い為替介入があれば下抜ける可能性もあるが、それ以外の要因で積極的に200日MAの下方ブレイクする展開は想像しにくい。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ドル円:買い目線
・想定レートは「146.80円~150.50円」
⇒ファンダメンタル的にもテクニカル的にも買い優勢が示唆される。
⇒やや買われ過ぎ感と円買い為替介入には要警戒も、仮に円買い為替介入が実行されても押し目買いの機会到来と言った印象で、トレンド転換は考え辛い。
⇒早ければ17日週に節目の150円台到達が濃厚だと考えており、押し目買い狙いのトレードを継続します。
・ユーロ円:買い優勢
・想定レートは「141.70円~146.00円」
⇒年初来高値の更新が視野に入るレートでの越週。引き続き、押し目買い狙いのトレードを想定しています。
・ポンド円:売り買い柔軟に対応
・想定レートは「163.00円~169.00円」
⇒ボラティリティ拡大中
⇒売り買いどちらも狙える相場、中途半端なエントリーは控えて、各レジサポラインまでしっかりと引き付けてのエントリーを心掛けます。
・豪ドル円:売り優勢
・想定レートは「90.80円~94.00円」
⇒週足だと5週連続で陰線となっており、上値の重たい展開が続きます。
⇒基本的には戻り売り狙い、ただし下値は200日MAがサポートラインとして機能しそうな形。突っ込み売りは避けましょう。

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