2021年6月7日から6月11日にかけてのドル円・NYダウ平均株価の相場見通しについて、下記からご一読頂けます。
また、先週(2021年5月31日~6月4日)のユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
ユーロ円 相場見通し ~来週はECB、ラガルド総裁の発言に要注目~
5月31日週のユーロ円の値幅は最大で「0.987円」となりました。
先週比では高値・安値を上回ったものの、終値は下回る結果となりました。
高値に関しては2021年の高値を僅かに更新するも134円台では上値が重たく、週末に発表されたユーロ圏小売売上高が予想を下回ったこともあり、133円台前半まで下落しての越週となりました。
とは言え、中長期の上昇トレンドは崩れておらず、調整の範囲内という認識で押し目買いを狙う絶好の機会と考えています。
そんなユーロに関する6月7日週のイベント・経済指標は下記の通りです。
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・上昇トレンド継続
・移動平均線はパーフェクトオーダー維持
・RCIは短期線が下向くも、中長期せっは90ポイント台で高止まり
【移動平均線】
現在レート:133.222円
20日移動平均線:133.014円
50日移動平均線:131.528円
100日移動平均線:129.786円
200日移動平均線:127.258円
上記を踏まえると、ユーロ円は引き続き買い目線でのトレードを想定しています。
ただし先述の通り、週後半の6月10日にはECB理事会というビッグイベントが控えており、臨機応変(短期の売りも検討の余地あり)に対応することが求められるでしょう。
・「132.50円~134.50円」:買い目線、20日移動平均線や直近のレジサポラインを目安に押し目買いを狙う。
ポンド円 相場見通し ~インド型の変異株拡大で調整局面入り~
5月31日週のポンド円の値幅は最大で「1.113円」となりました。
先週比では安値は上回ったものの、高値と終値は下回る結果となっており、上昇一服と言った印象を受けます。
背景には、英国内で蔓延しているインド型の変異株への懸念もあり、調整下落の様相を呈しています。
また156円台は2018年2月~2020年3月までの下落トレンドの起点となったポイントなので、一筋縄ではいかないといったところでしょう。
そんなポンドに関する6月7日週のイベント・経済指標は下記の通りです。
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・上昇トレンド継続
・移動平均線はパーフェクトオーダー維持
・RCIは短期線が下向き、中期線は水平、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:155.034円
20日移動平均線:154.493円
50日移動平均線:152.452円
100日移動平均線:149.931円
200日移動平均線:143.989円
上記を踏まえると、ポンド円は買い7売り3のイメージを想定しています。
上昇トレンド自体は維持しているので、基本的には買いから入るわけですが、やはり変異株の懸念や2018年2月の高値圏付近(156円台)での売り圧力の強さを見るに売りエントリーの機会も想定したいと考えています。
ということで、具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「153.90円~156.40円」:買い7売り3のイメージを想定。基本的には20日移動平均線や過去サポートラインで押し目買いを狙う。
豪ドル円 相場見通し ~レンジ相場継続、下値も上値も堅い~
5月31日週の豪ドル円の値幅は最大で「0.89円」となりました。
先週比では高値・安値・終値の全てを上回る結果となっており、底堅い値動きとなったものの、85円台では上値が重たくレンジ相場は継続となっています。
かれこれ83円台から85円台でのレンジ相場が2ヶ月以上も続いており、何かの拍子にレンジブレイクとなれば大きく動きこととなりそうです。
そんな豪ドルに関する6月7日週のイベント・経済指標は下記の通りです。
豪州単体での注目すべき経済指標はありませんが、関連国として中国の経済指標が発表されますので警戒しておきたいところです。
6月9日:中国消費者物価指数(5月)、中国生産者物価指数(5月)
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・レンジ相場継続
・50日移動平均線のサポートは強固
・RCIは短期線が上向き、中長期線が水平で上昇の可能性が向上
【移動平均線】
現在レート:84.769円
20日移動平均線:84.655円
50日移動平均線:84.278円
100日移動平均線:83.304円
200日移動平均線:80.044円
上記を踏まえると、豪ドル円はレンジ相場の上限・下限まで引き付けての逆張りトレードが主軸となります。
レンジは2か月スパンでは「83.00円~85.70円」、1か月スパンでは「84.00円~85.70円」と捉えることができます。
レンジを考慮してのエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「83.90円~85.40円」:レンジ上限、下限での逆張りトレードを狙う。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「132.50円~134.50円」:20日移動平均線を目安に押し目買いを狙う。※6月10日のECB理事会には要注意
・想定レートは「153.90円~156.40円」:20日移動平均線や直近サポートラインで押し目買いを狙う。但し英国内でのインド型の変異株の感染拡大には要警戒。
・想定レートは「83.90円~85.40円」:レンジ上限、下限での逆張りトレードを狙う。
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