また、先週(2023年3月13日~3月17日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も
下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年3月20日~2023年3月24日)
3月20日週は多くの要人発言や経済指標が発表されますが、
その中でも特筆すべき指標として以下の6つが挙げられます。
今週は週央から週後半にかけてイベントや指標が集中しており、
大きく動くことが期待できますね。
・2023年3月23日(木) :アメリカ・FRB政策金利(FOMC) 03月
・2023年3月23日(木) :スイス・中銀政策金利 第1四半期
・2023年3月23日(木) :英国・英中銀政策金利 03月
・2023年3月23日(木) :アメリカ・経常収支 第4四半期
・2023年3月24日(金) :アメリカ・PMI(購買担当者景気指数) 03月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年3月20日~2023年3月24日)
・3月13日週のドル円の値幅は最大で「約3.558円」となりました。
・先週比では、高値安値終値を大きく下回る結果となっていますね。
・米企業のSVBの経営難報道から始まった世界的な金融ショック(今週はクレディ・スイスの信用不安等)もあり、円買い優勢の相場に転じています。
・先述の金融不安を受けて、来週予定されている米FOMCでは、当初「0.50%」の利上げがメインシナリオでしたが、利上げ据え置きや「0.25%」の利上げ予想が高まっており、米長期金利も下落の一途を辿っています。
【環境認識】
・50日MAを下抜けての越週
・3月8日高値を起点に下落平行チャネル形成中
・日足RCIは短中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:131.843円
5日移動平均線:133.222円
20日移動平均線:135.180円
50日移動平均線:132.559円
100日移動平均線:135.263円
200日移動平均線:137.520円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「129.50円~133.50円」:50日MAを下抜けて越週しており、基本的には売り目線でのトレードを想定。50日MAが3月8日高値を起点とした下落平行チャネル上限を目安に戻り売りを狙いたい。下値は節目の130円を想定。
また、米FOMCの結果には要警戒。利上げ据え置きや今後の利上げ見通しを下方修正されるようならダウンサイドリスクが高まることが予想されます。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年3月20日~2023年3月24日)
・3月13日週のユーロ円の値幅は最大で「約5.844円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを下回る結果となっていますね。
・今週は何と言っても、金融大手クレディ・スイス社の信用不安に関する報道(株価は過去最安値を記録)を受けて、ユーロも売りが強まりました。
・139円台は買いも入りましたが、基本的には戻り売り優勢の相場に転じています。
【環境認識】
・各移動平均線を一気に下抜ける
・139円台では買いも入るが、50日&200日MAが戻り売りポイントとなる
・日足RCIは短期線が水平、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:140.602円
5日移動平均線:142.049円
20日移動平均線:143.610円
50日移動平均線:142.169円
100日移動平均線:142.847円
200日移動平均線:141.808円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「137.50円~142.50円」:基本的には売り目線、上値は50日&200日MAを想定。
下値はいくつかポイントがありますが、まずは139円ラインを想定。このラインを割り込めば年初来安値更新も視野に入ります。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:期間:2023年3月20日~2023年3月24日)
・3月13日週のポンド円の値幅は最大で「約5.579円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを下回っていますね。
・世界的な金融ショックによるリスク回避ムードの影響もあり、基本的には弱含みの展開。
・リスク回避相場継続で基本的には売り目線ですが、思いの外、下げなかった印象。158-159円ラインでは買いも入っており下値余地は見極める必要があります。
【環境認識】
・三角保ち合い内の値動きを継続
・5日~200日MAを下抜ける
・日足RCIは短期線が水平、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:160.608円
5日移動平均線:161.669円
20日移動平均線:162.623円
50日移動平均線:160.872円
100日移動平均線:162.872円
200日移動平均線:163.309円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「158.50円~163.90円」:基本的には三角保ち合い内の上限・下限を目安に、各レジサポラインまで引き付けてエントリーを狙う。
23日の英中銀政策金利の発表には要警戒、ボラティリティ拡大が想定される。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:期間:2023年3月20日~2023年3月24日)
・3月13日週の豪ドル円の値幅は最大で「約2.846円」となりました。
・先週比では高値安値終値は下回る結果となっていますね。
・僅かですが年初来安値を更新しており、下値余地を探る展開が続きます。
【環境認識】
・90円ラインが抵抗線として機能
・日足移動平均線は売りのパーフェクトオーダー成立
・日足RCIは短中期線が水平、長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:88.281円
5日移動平均線:88.740円
20日移動平均線:90.489円
50日移動平均線:90.942円
100日移動平均線:91.574円
200日移動平均線:92.868円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「85.50円~90.50円」:リスクのオンオフに注意を払う必要あるものの、基本的には戻り売り狙い継続。
上値は90円ライン、下値は87円ラインを想定。87円割れでダウンサイドリスクの高まりが期待できます。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「129.50円~133.50円」
⇒50日MAや下落平行チャネル上限を目安に戻り売り狙い
⇒下値は130円割れも視野に入れる
⇒イベントとしては米FOMCの結果には要注目、利上げ据え置きや今後の利上げ見通しの下方修正が発表されればドル売りが加速する公算大
・想定レートは「137.50円~142.50円」
⇒戻り売り狙い継続
⇒上値は50日MA&200日MAを想定
⇒下値は139円ラインに注目、割り込めば年初来安値の到達&更新が期待できる
・想定レートは「158.50円~163.90円」
⇒三角保ち合い内の値動き継続中
⇒各レジサポラインまで引き付けてのトレードを意識
⇒イベントとしては23日の英中銀政策金利の発表に要注目
・想定レートは「85.50円~90.50円」
⇒年初来安値を更新、基本的には戻り売り狙い
⇒リスクオフ相場継続なら下値余地の拡大が期待できる
⇒目先は87円ラインを維持できるかがポイント
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