【クロス円週間相場見通し】FXドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円【2021/7/3】

本記事では、ドル円、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2021年7月5日から7月9日にかけての相場見通しを解説します。

また、先週(2021年6月28日~7月2日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。

ドル円 相場見通し ~堅調な地合いが続き、今週も年初来高値を更新~

ドル円の1週間の値動き(2021/6/28-7/2)の画像

ドル円の1週間の値動き(2021/6/28-7/2)

6月28日週のドル円の値幅は最大で「1.240円」となりました。

先週比で高値・安値・終値を全て上回る結果となっており、堅調な地合いであることが確認できますね。

今週は「米国雇用統計」や「ISM製造業景況指数」や「ADP雇用者数」などの主要な経済指標が発表されましたが、結果はご覧の通りでした。

【米国雇用統計】
非農業部門雇用者数:事前予想72万人→結果85万人 〇
失業率      :事前予想5.6%→結果5.9% ×
【ISM製造業景況指数】
事前予想60.9ポイント→60.6ポイント ×
【ADP雇用者数】
事前予想60万人→69.2万人 〇
結果はまちまちと言った感じですね、悪材料とはならなかったので基本的には堅調な流れを来週も引き継ぐ形となりそうです。
そんなドル円に関する7月5日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
7月5日:米国市場休場
7月6日:米ISM非製造業景気指数(6月)

7月7日:米FOMC議事録(6/15-16分)
7月8日:米週間原油在庫統計

日足チャート エントリーポイント解説

FX ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像

FX ドル円(USD/JPY) 日足チャート(2021/7/3時点)

【環境認識】
・上昇トレンド継続
・週末の陰線は、7月5日の米国市場の休場を想定しての調整売りか?
・RCIは短中長期線が80ポイント付近で高止まり

【移動平均線】
現在レート:111.011円
20日移動平均線:110.309円
50日移動平均線:109.593円
100日移動平均線:108.976円
200日移動平均線:106.685円

環境認識を元に、来週のドル円は買い目線でのトレードを想定しています。

上昇トレンドに沿った値動き、RCIなど買いの根拠は多数です。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.110.30110.50円:20日移動平均線+上昇トレンドライン付近での押し目買いを狙う
※気にすべき点は上値余地(利益確定ポイント)でしょう。コロナショック前の高値である「112.20円」は意識しておいても損はなさそうです。
今週のドル円の想定レート
・「110.50円~112.20円」:堅調な地合い、週明け7月5日は米国市場は休場。

ユーロ円 相場見通し ~EU関係者のハト派発言多数で、ユーロの上値は重い~

ユーロ円の1週間の値動き(2021/6/28-7/2)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2021/6/28-7/2)

6月28日週のユーロ円の値幅は最大で「1.155円」となりました。

先週比で高値・終値は下回ったものの、安値は上回る結果となっています。

欧州圏におけるコロナ変異株(デルタ株)の感染拡大や、EU高官によるハト派的な発言も重なりユーロの上値は重い印象を受けます。

そんなユーロ円に関する7月5日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

7月6日:ドイツ・ZEW景況感指数 07月、ユーロ・ZEW景況感指数 07月
7月7日:欧州委員会経済見通し

日足チャート エントリーポイント解説

FX ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像

FX ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート(2021/7/3)

【環境認識】
・上昇平行チャネル内での値動き
・132円台ミドルで上値が抑えられる
・RCIは短期線が中長期線をゴールデンクロス

【移動平均線】
現在レート:131.738円
20日移動平均線:132.290円
50日移動平均線:132.412円
100日移動平均線:130.931円
200日移動平均線:128.036円

来週のユーロ円は買い6売り4のイメージを想定しています。

RCIのゴールデンクロスの分、やや買い優勢といった印象でしょうか。

上値は50日移動平均線を下値は100日移動平均線を目安にトレードを検討しており、具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.131.20-131.30円:今週の安値付近で押し目買いを狙う
2.130.60-130.90円:100日移動平均線+上昇平行チャネルの下限付近で押し目買いを狙う
【売りエントリーポイント】
1.132.30-132.50円:50日移動平均線を目安に戻り売りを狙う。
今週のユーロ円の想定レート
・「130.60円~133.00円」:買い6売り4のイメージ、レジサポラインに引き付けてのトレードを想定。

ポンド円 相場見通し ~デルタ株への懸念払拭されず、軟調な値動き~

ポンド円の1週間の値動き(2021/6/28-7/2)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2021/6/28-7/2)

6月28日週のポンド円の値幅は最大で「1.611円」となりました。

先週比で高値・終値は下回ったものの、安値は上回る結果となっています。

やはりデルタ変異株の感染拡大への懸念が払しょくされない限りは、上値余地は限定的といった印象を受けます。

実際、英国では感染者の再拡大が確認(1日あたりの感染者数は5月には約2500人だったのに対して、6月末には役2万人まで増加)されており、予断は許されない状況です。

そんなポンド円に関する7月5日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

7月9日:英国・製造業生産高5月、英国・鉱工業生産指数5月、英国・貿易収支5月

日足チャート エントリーポイント解説

FX ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像

FX ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート(2021/7/3)

【環境認識】
・上昇平行チャネル内での値動き
・50日移動平均線に上値を抑え込まれる
・RCIは短中期線が上向き、長期線は下向き

【移動平均線】
現在レート:153.552円
20日移動平均線:154.107円
50日移動平均線:153.673円
100日移動平均線:152.286円
200日移動平均線:145.716円

来週のポンド円は買い5売り5のイメージを想定しています。

ポンド円は完全に五分五分ですね、中途半端なポイントでは仕掛けずにレジサポラインまで引き付けて売り買い柔軟に対応したいところです。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.153.50-153.70円:100日移動平均線+上昇平行チャネルのセンターラインで押し目買いを狙う。
【売りエントリーポイント】
1.154.10-154.40円:20日移動平均線を目安に戻り売りを狙う。
今週のポンド円の想定レート
・「153.50円~155.00円」:売り買い柔軟に対応、レジサポラインまで引き付ける。

豪ドル円 相場見通し ~レンジ相場継続、方向感を探る展開~

豪ドル円の1週間の値動き(2021/6/28-7/2)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2021/6/28-7/2)

6月28日週の豪ドル円の値幅は最大で「1.386円」となりました。

先週比で高値・終値は下回ったものの、安値は上回る結果となっています。

豪ドル円はレンジ相場を継続しており、方向感を探る展開となっています。

そんな豪ドル円に関する7月5日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

7月6日:豪中銀政策金利

日足チャート エントリーポイント解説

FX 豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像

FX 豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート(2021/7/3時点)

【環境認識】
・レンジ相場継続
・20日、50日、100日移動平均線を下抜け
・RCIは短期線が中長期線を上抜け

【移動平均線】
現在レート:83.551円
20日移動平均線:83.882円
50日移動平均線:84.319円
100日移動平均線:83.974円
200日移動平均線:80.795円

来週の豪ドル円は買い5売り5を想定しています。

移動平均線は売り、RCIは買いを示唆しており、決定打に欠けます。

基本に忠実にレンジ上限・下限に引き付けての逆張りトレードを検討しています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.82.70-82.90円:今週安値を目安に82円台で買いエントリー。
2.82.00-82.20円:レンジ下限で買いエントリー。
【売りエントリーポイント】
1.84.00-84.30円:50日~100日移動平均線を目安に売りエントリー。
今週の豪ドル円の想定レート
・「82.00円~84.50円」:売り買い柔軟に対応、レンジ上限・下限まで引き付けての逆張りトレードを想定。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ドル円:買い優勢
・想定レートは「110.50円~112.20円」:上昇トレンドに逆らず、20日移動平均線を目安に押し目買いを狙う。
・ユーロ円:買い6売り4
・想定レートは「130.60円~133.00円」:レジサポラインを意識、RCIがゴールデンクロスしている分、買いエントリーから入りたい。
・ポンド円:買い5売り5
・想定レートは「153.50円~155.00円」:レジサポラインに引き付けてのトレードを想定。中途半端なポイントでエントリーはしない。
・豪ドル円:買い5売り5
・想定レートは「82.00円~84.50円」:レンジ相場は継続、レンジ上限・下限を目安に逆張りトレードを想定。

LINE FXで1回取引で5,000円プレゼントキャンペーン実施中!

FX取引を「LINE FX」で始めよう!

今なら、口座開設&1回の取引で「5000円プレゼントキャンペーン」実施中です。

■LINE FX が選ばれる4つの魅力
1.取引コストが安い!
– 業界最狭水準スプレッド【AM9:00 – 翌日AM3:00】原則固定・例外あり
2.取引タイミングを逃さない!
– 使いやすくストレスフリーな取引を実現したLINE FX取引専用アプリ
– LINEならではの通知機能で経済指標や相場の急変動をお知らせ
3.高水準のスワップポイント!
– 人気の高金利通貨はもちろん主要な通貨でも高水準で提供
4.安心できる取引環境!
– お客様のお取引を無料でサポートしてくれる充実のサポート体制
– 安心の信託保全

このレベルのお得なキャンペーンはなかなかありませんから、口座を持ってない方はこの機会を逃さないようにしましょう!ご興味ありましたら、下記リンクからご登録をお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました