また、先週(2023年1月30日~2月3日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年2月6日~2023年2月10日)
その中でも特筆すべき指標として以下の3つが挙げられます。
・2023年2月7日(火) :豪・中銀政策金利 02月
・2023年2月7日(火):アメリカ・貿易収支 12月
・2023年2月11日(土):アメリカ・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 02月
⇒米ドル、豪ドル円への影響が期待できます。
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年2月6日~2023年2月10日)
・1月30日週のドル円の値幅は最大で「約3.126円」となりました。
・先週比では安値を下回ったものの、高値終値は上回る形となっています。
・メインイベントであった米FOMCは、予想通り「0.25%」の利上げに縮小し、ドル売りが強まり128円台まで下落。
・ここまでは想定通りでしたが、サプライズは週末の「米雇用統計」でした。非農業部門雇用者数は予想19万人増に対して、結果は衝撃の51.7万人増となり、予想を大きく上回る結果となりました。
・この好結果を受けて、短期トレンドはドル売り⇒ドル買いに変化。128円台⇒131円台まで急騰しての越週となっています。
【環境認識】
・2022年10月から続いた下落トレンド、更に20日MAをブレイク
・日足RCIは短中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:131.193円
5日移動平均線:129.835円
20日移動平均線:129.824円
50日移動平均線:132.897円
100日移動平均線:138.905円
200日移動平均線:136.828円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「129.50円~133.00円」:米雇用統計のポジティブ・サプライズにより、2022年10月から続いた下落トレンド+レジスタンスラインとして機能していた20日MAをブレイクした事実は大きいと思います。
短期トレンドに変化の兆候が確認でき、売り一辺倒のトレードから、短期的には買い目線でのトレードも可能になりました。
2月6日週は、上値は50日MA、下値は5日&20日MAを想定して、エントリータイミングを検討します。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年2月6日~2023年2月10日)
・1月30日週のユーロ円の値幅は最大で「約2.415円」となりました。
・先週比では安値を下回ったものの、高値終値を上回る結果となっていますね。
・ECB政策金利は事前の予想通りに「0.50%」の利上げを実施しました。
・また、声明では3月も「0.50%」の利上げを見込んでいることを明確にしています。
【環境認識】
・12月21日以降は137円台~142円台のレンジ相場
・直近は50日MAが上値抵抗線として機能
・日足RCIは短中期線が下向き、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:141.585円
5日移動平均線:141.266円
20日移動平均線:140.745円
50日移動平均線:141.788円
100日移動平均線:142.993円
200日移動平均線:140.959円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「140.00円~143.00円」:ドル買い相場が優勢となれば、クロス円よりドルストレートのトレードの方がわかりやすい可能性があります。
ユーロ円はレンジ相場であることが確認でき、直近の値動きは上値は50日MA、下値は節目の140円付近を目安にしたトレードが想定できます。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年2月6日~2023年2月10日)
・1月30日週のポンド円の値幅は最大で「約4.691円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを下回っていますね。
・英中銀政策金利では予想通り「0.50%」の利上げとなりました。
・金利自体はサプライズはなく、声明で発表された英国の弱気な景気見通しが、ポンド売りに繋がっています。
【環境認識】
・レンジ上限のブレイクに失敗し、再び20日MAを下抜けてレンジ下限を目指す
・日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:158.131円
5日移動平均線:159.237円
20日移動平均線:159.522円
50日移動平均線:161.981円
100日移動平均線:163.614円
200日移動平均線:163.302円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「155.30円~159.90円」:売り目線、20日MAを目安に戻り売りを狙いつつ、下値余地を探る展開。ターゲットはレンジ下限の155円台。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年2月6日~2023年2月10日)
・1月30日週の豪ドル円の値幅は最大で「約2.279円」となりました。
・先週比では安値を上回ったものの、高値終値を下回っています。
・先週に三角持ち合いをブレイクしたものの、豪ドル売りが優勢となった理由として、豪小売売上高(12月)の結果が冴えなかった点が挙げられます。(予想が-0.3%に対して結果は-3.9%と悪化しています。)
・2月7日(火)豪中銀政策金利の発表には要注目です。(事前の予想は0.25%の利上げ)
【環境認識】
・上値を100日MAに抑え込まれて反落、再び20日MAを下抜ける
・過去、三角持ち合いの上限が支持線として機能
・日足RCIは短中期線が下向き、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:90.798円
5日移動平均線:91.515円
20日移動平均線:90.906円
50日移動平均線:91.021円
100日移動平均線:92.446円
200日移動平均線:93.013円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「89.00円~92.50円」:過去三角持ち合いの上限が支持線として機能するかがポイント、このラインを目安に買いエントリーを狙いつつ、再び上値を模索したい。
一方で90円割れには要警戒、2月7日(火)の豪中銀政策金利の結果次第では、大きく動く可能性があります。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「129.50円~133.00円」
⇒米FOMCは予想通り「0.25%」の利上げに縮小。
⇒米雇用統計が予想を大きく上回る好結果で、週末はドル買い優勢で越週。
⇒下落TL+20日MAをブレイク。
⇒続伸期待は高くはないが、売り一辺倒の相場は終了。
⇒短期的にトレンド転換の兆候があり、週明けの値動きに注目したい。
・想定レートは「140.00円~143.00円」
⇒レンジ相場継続。
⇒直近は上値は50日MA、下値は節目の140円付近が意識される。
・想定レートは「155.30円~159.90円」
⇒再び20日MAを下抜けており、下値は155円台が意識される。
⇒基本的には戻り売りを狙いつつ、相場の急変リスクに警戒。
・想定レートは「89.00円~92.50円」
⇒三角持ち合いブレイク後、100日MAに続伸を阻まれる
⇒90円割れのリスクに警戒。
⇒2月7日(火)の豪中銀政策金利の結果に注目。(事前の予想は0.25%利上げ)
LINE FXで1回取引で5,000円プレゼントキャンペーン実施中!
FX取引を「LINE FX」で始めよう!
今なら、口座開設&1回の取引で「5000円プレゼントキャンペーン」実施中です。
このレベルのお得なキャンペーンはなかなかありませんから、口座を持ってない方はこの機会を逃さないようにしましょう!ご興味ありましたら、下記リンクからご登録をお願いします。
コメント