また、先週(2021年8月9日~8月13日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
ドル円 相場見通し ~上値の重たい印象、FOMC議事録や経済指標の結果に注目~
8月9日週のドル円の値幅は最大で「1.257円」となりました。
先週比で高値・安値を上回ったものの、終値は下回っており、109.50円台での越週となっています。
週の半ばまでは110.70円台まで上昇し、111円台まで迫りましたが、上値は重たい印象ですね。
週末に発表された「米ミシガン大消費者信頼感指数」が予想を大きく下回った(予想81.2→結果70.2)ことで、ドル売りが加速していますが、個人的には一時的なものだと考えています。
短期的な売り一巡後は再び上昇を想定していますが、110円台半ばからの上値の重たさを攻略するには新しい材料が必要と考えています。
そんなドル円に関する8月16日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
8月17日:米小売売上高(7月)
8月18日:日本貿易収支(7月)、米FOMC議事録(7月27日-28日開催分)
8月19日:米新規失業保険申請件数(14日までの週)
8月20日:日本消費者物価指数(7月)
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・110.70-110.80円が抵抗線となる
・20、50、100日移動平均線を下抜ける
・RCIは短、中、長期戦が下向き
【移動平均線】
現在レート:109.586円
20日移動平均線:109.899円
50日移動平均線:110.135円
100日移動平均線:109.655円
200日移動平均線:107.437円
上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円はやや売り優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
中長期的には買い目線なので、買いエントリーもしっかりと狙っていきたいですね。
・「108.50円~110.60円」:短期的にはやや売り優勢、ただし中長期的には買い目線なので売り買い柔軟に対応することで利益を伸ばしたい。
ユーロ円 相場見通し ~ボラティリティは縮小傾向も、下値余地を模索する展開~
8月9日週のユーロ円の値幅は最大で「0.574円」となりました。
先週比で安値は上回ったものの、高値と終値は下回る結果となっています。
「129.20-129.70円台」という狭いレンジでの値動きとなりましたが、欧州圏における感染拡大リスクや欧州経済の不透明感などを考慮に入れると、上値の重い展開は今後も続くと想定されます。
下値余地をどの程度まで想定するかですが、目先は129円台を維持できるのかが焦点となりそうです。
そんなユーロ円に関する8月16日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
8月18日:ユーロ・消費者物価指数(確報) 07月
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・下落平行チャネル内での値動きを継続
・20日移動平均線に沿って下落
・RCIは長期線が「-89ポイント」付近に張り付く
【移動平均線】
現在レート:129.246円
20日移動平均線:129.673円
50日移動平均線:130.867円
100日移動平均線:131.197円
200日移動平均線:128.992円
上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は売り優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
※129円+200日移動平均線を明確に割り込むと下値余地の拡大が見込めます。
・「128.50円~129.70円」:売り目線、20日移動平均線を目安に売りエントリーを狙う。
ポンド円 相場見通し ~英国・雇用統計、消費者物価指数に要注目~
8月8日週のポンド円の値幅は最大で「1.424円」となりました。
先週比で高値・安値を上回ったものの、終値は大きく下回る結果となっています。
153円台の攻略に失敗し、反落しており、下値余地の拡大には注意が必要です。
ポンド売りに傾いた明確な理由は不明ですが、今年の後半から英政府の経済支援策が終了する事を不安視する声が影響している可能性もあるようです。
そんなポンド円に関する8月16日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
8月18日;英消費者物価指数(7月)、英生産者物価指数(7月)
8月20日:英国・小売売上高 07月
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・中期は下落平行チャネル内での値動き
・20日と50日移動平均線間での値動き
・RCIは短期線が下向き、中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:151.971円
20日移動平均線:152.038円
50日移動平均線:152.949円
100日移動平均線:152.701円
200日移動平均線:148.008円
上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円はやや売り優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「151.00円~153.00円」:やや売り優勢、各移動平均線を目安に引き付けて売りエントリーで利益を伸ばしたい。
豪ドル円 相場見通し ~下値余地を模索、80円台を維持できるかに注目~
8月9日週の豪ドル円の値幅は最大で「0.873円」となりました。
先週比で高値・安値を上回ったものの、終値は下回る結果となっています。
先週は豪州単体での経済指標など材料もなかったことから、大きな動きはありませんでしたね。
印象としては81円台半ばから上値は重たくなり、やはり目線は下であると再認識させられました。引き続き下値余地を模索することとなりそうです。
そんな豪ドル円に関する8月16日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
8月19日:豪・雇用統計 07月
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・下落平行チャネル内での値動きを継続
・再び20日移動平均線を下抜け
・RCIは短中期線が上向き、長期線が「-88ポイント」台に張り付く
【移動平均線】
現在レート:80.749円
20日移動平均線:80.900円
50日移動平均線:82.369円
100日移動平均線:83.324円
200日移動平均線:81.760円
上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は売り優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「79.50円~81.50円」:売り優勢、81円台での売りエントリーで利益を伸ばしたい。80円を明確に下抜ければ、下値余地拡大。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「108.50円~110.60円」:短期的には売りが優勢、しかし中長期的には買い目線は継続しており売り買い柔軟に対応することで利益を伸ばしたい。
・想定レートは「128.50円~129.70円」:129円台後半での売りエントリーを狙う。
・想定レートは「151.00円~153.00円」:移動平均線など各レジサポラインを目安にトレードを行う。
・想定レートは「79.50円~81.50円」:81円台は上値が重たい印象、81円台からの売りエントリーで利益を伸ばしたい。80円を明確に下抜けることで、下値余地は拡大。
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