【金融緩和の長期化期待で株高ドル安へ】FXドル円・ダウ平均株価相場予測【2021/5/8】

この記事では、来週(2021年5月10日~5月14日)にかけてのドル円・NYダウ平均株価のチャート分析を解説します。

ダウ平均株価 相場見通し ~米雇用の低迷が金融緩和の長期化を後押し、株価は史上最高値を更新~

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/5/3-5/7)の画像

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/5/3-5/7)

5月3日週のダウ平均株価の値幅は最大で「1045.7ドル」となりました。

先週比では高値・安値・終値を全て上回る結果となっており、ここ暫く「34,000ドル」付近での値動きに終始していましたが、再び強い値動きを形成しています。

注目の5月7日に発表された米国雇用統計は事前予想を大きく下回る結果となりましたが、同時に金融緩和の長期化への期待感の高まりを受け、ダウ平均株価は連日の史上最高値を更新しています。

有名な相場の格言である「セルインメイ」を改めて「バイインメイ」となりそうな2021年5月です。

アメリカ・雇用統計4月
非農業部門雇用者数
予想100.0万人→結果26.6万人(前回91.6万人)
失業率
予想5.8%→結果6.1%(前回6.0%)

日足チャート エントリーポイント解説

2021年5月8日のダウ平均株価の日足チャート画像

ダウ平均株価(日足チャート):TradingViewより

【環境認識】
・上昇トレンド継続
・移動平均線はパーフェクトオーダーを維持
・RSIは70ポイント付近で推移

【移動平均線】
現在レート:34,777.8ドル
20日移動平均線:34,050ドル
50日移動平均線:33,150ドル
100日移動平均線:32,000ドル
200週移動平均線:30,100ドル

上記を踏まえると、引き続き買い目線でのトレードを継続することになります。

50日移動平均線を目安に押し目買いを狙いたいと考えていましたが、今の値動きを見ると下落したとしても20日移動平均線までが精一杯といったところでしょうか。

最後に50日移動平均線をタッチしたのは2か月前の「3月5日」まで遡ります。ということでエントリーポイントは至ってシンプルに下記の通りです。

【買いエントリーポイント】
1.34,000-34,100ドル:20日移動平均線にタッチで押し目買いを狙う。
また現状のダウ平均株価の値動きを見るに、現時点では売りエントリーは考えてません。あくまでエントリーは買いから入ることを大前提とします。
・来週のNYダウ平均株価の想定レート
「34,000ドル~35,500ドル」:シンプルに20日移動平均を目安に押し目買いを狙う。

ドル円 相場見通し ~米長期金利の低下、地政学リスクのダブルパンチでドル売り再燃~

ドル円の1週間の値動き(2021/5/3-5/7)の画像

ドル円の1週間の値動き(2021/5/3-5/7)

5月3日週のドル円の値幅は最大で「1.359円」となりました。

先週比では高値・安値を上回るものの、終値は「108.567円」と「約0.77円」下回っており、週の前後半で明暗分かれる結果となりました。

週前半には、イエレン財務長官が「金利上昇の可能性」について言及し、一時的に「金利上昇→ドル高」となるイエレン砲がさく裂しました。その後、火消しに努めたことでドル高の流れは一時的な動きとなりましたが、イエレン財務長官の発言には今後も要注目です。

週後半にかけては、5月7日に発表された米国雇用統計を始め、米国の経済指標が軒並み低調な結果に終わったことで、テーパリング観測が後退し米長期金利の低下に繋がった点や、対中国における地政学リスクの高まりなどがドル円の上値を重たくしました。

そんなドル売り傾向が見て取れるドル円の5月10日週のイベント・経済指標は下記の通りです。

5月12日:日本景気動向指数(3月)、米消費者物価指数(4月)
5月13日:日本景気ウォッチャー調査(4月)、米生産者物価指数(4月)
5月14日:米小売売上高(4月)、米鉱工業生産(4月)

日足チャート エントリーポイント解説

2021年5月8日時点のドル円の日足チャート画像

ドル円(日足チャート):2021/5/8時点

【環境認識】
・日足レベルでの上昇トレンドは終了
三角保ち合いを形成
・RCIは短期線、長期線が下向き、中期線は上向きで方向感はなし

【移動平均線】
現在レート:108.567円
20日移動平均線:108.650円
50日移動平均線:108.900円
100日移動平均線:106.700円
200週移動平均線:105.900円
上記を踏まえると、ドル円は売り買い柔軟に対応することになります。
短期的にはRCIからやや売りが優勢な印象を受けますが、明確なトレンドは上下ともに確認ができません。
そのため、基本的には三角保ち合いの上限・下限を手掛かりにトレードを組み立てることとなります。
【買いエントリーポイント】
1.108.00-10円:節目の価格帯+三角保ち合いの下限での買いエントリー、108円を明確に下抜けると損切
2.107.50円:4月23日安値で買いエントリー、ただしこの場合は三角保ち合いを下抜けたことを意味するので、オススメはしない
【売りエントリーポイント】
1.108.90-109.00円:50日移動平均線を背に売りエントリー
2.109.30円:三角保ち合いの上限での売りエントリー

※三角保ち合いを下抜けた場合は、売り目線になります
来週のドル円の想定レート
・「107.00円~109.30円」:売り買い柔軟に対応、三角保ち合いの上限、下限を意識して立ち回る

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・上昇トレンドは継続で連日最高値を更新、20日移動平均線を目安に押し目買いを狙う。
・想定レートは「34,000ドル~35,500ドル」
・上昇トレンドは解消、方向感を探る展開。三角保ち合いを形成しており上限、下限を意識して立ち回る。
・想定レートは「107.00円~109.30円」

LINE FXで1回取引で5,000円プレゼントキャンペーン実施中!

FX取引を「LINE FX」で始めよう!

今なら、口座開設&1回の取引で「5000円プレゼントキャンペーン」実施中です。

■LINE FX が選ばれる4つの魅力
1.取引コストが安い!
– 業界最狭水準スプレッド【AM9:00 – 翌日AM3:00】原則固定・例外あり
2.取引タイミングを逃さない!
– 使いやすくストレスフリーな取引を実現したLINE FX取引専用アプリ
– LINEならではの通知機能で経済指標や相場の急変動をお知らせ
3.高水準のスワップポイント!
– 人気の高金利通貨はもちろん主要な通貨でも高水準で提供
4.安心できる取引環境!
– お客様のお取引を無料でサポートしてくれる充実のサポート体制
– 安心の信託保全

このレベルのお得なキャンペーンはなかなかありませんから、口座を持ってない方はこの機会を逃さないようにしましょう!ご興味ありましたら、下記リンクからご登録をお願いします。

この記事を書いた人
ハイゼンベルク

FX歴3年目、普段はサラリーマンの兼業トレーダーです。現在はFX・投資信託・ブログに没頭中。
相場見通しやテクニカル分析手法を発信しています。このブログを通じて、FXトレーダーの方に役立つことができれば幸いです。

ハイゼンベルクをフォローする
ドル円
スポンサーリンク
ハイゼンベルクをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました