また、先週(2023年7月17日~7月21日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年7月24日~2023年7月28日)
今週は経済指標&イベント的に激アツな1週間となります。
特に日米欧の政策金利&金融政策の動向には注目が集まります。
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年7月24日~2023年7月28日)
●7月17日週のドル円の値幅は最大で「約4.273円」となりました。
●先週比では、高値を下回ったものの、安値終値を上回る結果となりました。
●週足は陽線で確定しています。(3週間ぶり)
●今週は週末に大きなサプライズがあり、結果としてドル円は急騰して越週しています。
●急騰の要因として、「現時点で日銀はYCC政策を修正する必要性は低いと認識している」と報じられてたことをきっかけに市場が反応した形となっています。
【環境認識】
●137円台では根強く買いが入る
●20日MA付近まで急騰
●日足RCIは短期線が上向き、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:141.813円
5日移動平均線:139.778円
20日移動平均線:141.828円
50日移動平均線:140.603円
100日移動平均線:137.091円
200日移動平均線:136.795円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「140.00円~145.00円」:今週は日米の政策金利&金融政策の結果次第。
メインシナリオとしては、米FOMCでは0.25%の利上げ、日銀会合では金融緩和の継続が想定される。シナリオ通りならドル円の上昇を後押し、買いで利益を伸ばしたい。
一方でメインシナリオ外のサプライズには警戒したい。
特に日銀会合において、YCC修正の可能性は完全に排除されたわけではなく、仮にYCC修正となれば、再び円買いが強まる。
今週はファンダメンタル的要素が色濃く反映される1週間となりそうです。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年7月24日~2023年7月28日)
●7月17日週のユーロ円の値幅は最大で「約3.170円」となりました。
●先週比では、高値安値終値を上回る結果となっていますね。
●週足は陽線で確定しています。(3週間ぶり)
●YCC修正見通しの後退により、円買い⇒円売り優勢の相場へ。
●ユーロ円も恩恵を受けて、再上昇し年初来高値を更新しています。
【環境認識】
●再び5日&20日MAを上抜けており、強い上昇トレンドを形成する可能性が高まる
●日足RCIは短期線が上向き、中長距離が水平
【移動平均線】
現在レート:157.701円
5日移動平均線:156.345円
20日移動平均線:156.382円
50日移動平均線:153.167円
100日移動平均線:149.215円
200日移動平均線:146.204円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「156.00円~159.50円」:日欧の政策金利&金融政策の動向には要警戒。
日銀会合(日本)はドル円の記述に記載した通り、問題なのはECB理事会&ラガルド総裁の会見。
7月に関してはECB理事会にて「0.25%」の利上げが既定路線。注目すべきはラガルド総裁の会見内容で9月以降の利上げ見通しがどのように語られるか。
タカ派的内容であればユーロ買い⇒対円で上昇、ハト派的内容であればユーロ売り⇒対円で失速・下落が想定されます。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年7月24日~2023年7月28日)
●7月17日週のポンド円の値幅は最大で「約2.806円」となりました。
●先週比では高値を下回ったものの、安値終値が上回る結果となっていますね。
●週足は陽線となっています。(3週間ぶり)
●週半ばに発表された「英消費者物価指数」について、伸びが鈍化したことで、ポンド売り優勢となりました。
●しかしながら、週末に報じられた「YCC修正見通しの後退」により、1週間の下落を帳消しにする急騰を見せての越週となっています。
【環境認識】
●再び20MAを上抜けて越週
●日足RCIは短期線が上向き、中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:182.266円
5日移動平均線:181.062円
20日移動平均線:182.122円
50日移動平均線:177.983円
100日移動平均線:171.578円
200日移動平均線:167.551円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「181.00円~184.00円」:今週は英独自の重要な指標やイベントはないものの、これまで記述した通り、日米欧の政策金利&金融政策が発表され、ポンド円もボラティリティ拡大が予想される。
YCC修正見通しが後退したことで、基本的には買い目線だが、他のクロス円の動向を見つつ、売り買い柔軟に対応したい。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年7月24日~2023年7月28日)
●7月17日週の豪ドル円の値幅は最大で「約2.011円」となりました。
●先週比では高値安値終値を上回る結果となっています。
●週足は陽線で確定しております。(3週間ぶり)
●豪雇用統計の好結果、YCC修正見通しが後退したことで、堅調な値動きを見せています。
【環境認識】
●三角保ち合いを形成
●上値は96円ライン、下値は50日MAが意識される
●日足RCIは短中期線が上向き、長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:95.451円
5日移動平均線:94.806円
20日移動平均線:95.268円
50日移動平均線:94.069円
100日移動平均線:91.657円
200日移動平均線:91.857円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「94.00円~96.50円」:三角保ち合い内での値動きとなっており、各上限・下限を意識したトレードを想定。
現時点は買い優勢となっており、週明けは上限をブレイクできるかがポイントとなりそう。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「140.00円~145.00円」
⇒買い
※日米の政策金利&金融政策の動向には要警戒。
・想定レートは「156.00円~159.50円」
⇒買い
※日欧の政策金利&金融政策の動向には要警戒。
・想定レートは「181.00円~184.00円」
⇒買い
※日欧の政策金利&金融政策の動向には要警戒。
・想定レートは「94.00円~96.50円」
⇒買い
※日米欧の政策金利&金融政策の動向には要警戒。
スキャルピング可能なJFXでトレードしよう!
スキャルピング取引を検討されている方は「JFX」で口座開設をするのがオススメです。
スキャルピングが容認されているFX業者は意外と少ないです。口座を持ってない方は是非検討してみて下さい。ちなみに取引量に応じて、キャッシュバックや食品が貰えたりするのも何気に美味しいです。
ご興味ありましたら、下記リンクからご登録をお願いします。
コメント