また、先週(2022年2月7日~2月11日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年2月14日~2022年2月18日)
そんなドル円に関する月日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
2月16日:米小売売上高(1月)、米FOMC議事録(1月25日-26日開催分)
2月17日:米フィラデルフィア連銀景況指数(2月)
2月18日:日本消費者物価指数(1月)
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・年初来高値更新には失敗
・移動平均線はパーフェクトオーダー維持
・RCIは短長期線が水平、中期線が上向いており買い優勢を示唆
【移動平均線】
現在レート:115.477円
20日移動平均線:114.790円
50日移動平均線:114.577円
100日移動平均線:114.005円
200日移動平均線:111.943円
上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は買い優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「114.50円~117.00円」:買い優勢、好調な米経済指標や米長期金利の上昇を背景に年初来高値更新も視野に入る。懸念材料は「ウクライナ侵攻のリスク」。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年2月14日~2022年2月18日)
そんなユーロ円に関する2月14日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
2月15日:ドイツZEW景況感指数(2月)、ユーロ圏ZEW景況感指数(2月)
2月16日:ドイツ10年債入札
2月17日:ECB経済報告
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・長期の下落平行チャネルの上限ブレイクに失敗
・週末に大陰線となるも、200日移動平均線で下げ止まる
・RCIは短期線が下向き、中期線が上向き、長期線が水平でレンジ相場を示唆
【移動平均線】
現在レート:131.029円
20日移動平均線:130.080円
50日移動平均線:129.769円
100日移動平均線:130.090円
200日移動平均線:130.446円
上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「130.00円~133.00円」:売り買いどちらも狙える相場、地政学リスクの高まりもあり、不安定な相場となり易い。中途半端なポイントでエントリーせずに、各レジサポラインまで引き付けることを心掛ける。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年2月14日~2022年2月18日)
そんなポンド円に関する2月14日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
2月18日:英小売売上高(1月)
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・一時は2021年10月以来の158円台にタッチ
・ダブルトップを形成する可能性を考慮する
・RCIは短長期線が水平、中期線が上向きで買い優勢を示唆
【移動平均線】
現在レート:156.550円
20日移動平均線:155.308円
50日移動平均線:154.232円
100日移動平均線:153.942円
200日移動平均線:153.303円
上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は買い優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「155.30円~158.50円」:買い優勢、20日移動平均線を目安に155円台での買いエントリーを狙う。
他のクロス円同様にウクライナ情勢には注視する。リスク動向に敏感に反応する通貨なので急落の可能性を考慮する。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年2月14日~2022年2月18日)
そんな豪ドル円に関する2月14日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
2月17日:豪雇用統計(1月)
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・三角保ち合いを形成
・再び移動平均線の狭間まで下落
・RCIは短中期線が上向き、長期線は下向きでレンジ相場を示唆
【移動平均線】
現在レート:82.374円
20日移動平均線:81.896円
50日移動平均線:82.110円
100日移動平均線:82.616円
200日移動平均線:82.362円
上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「81.00円~84.00円」:売り買いどちらも狙える相場、20日移動平均線を目安に買いエントリーを狙いつつ、ウクライナ情勢や株価の動向には要警戒。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
※すべての通貨ペアに共通して、ウクライナ情勢には要注意
・想定レートは「114.50円~117.00円」:経済指標や米長期金利の上昇が後押ししており、年初来高値の更新を狙うと想定。
・想定レートは「130.00円~133.00円」:中途半端なポイントでエントリーせずに、各レジサポラインまで引きつけてエントリーを狙う。
・想定レートは「155.30円~158.50円」:利上げ観測期待は根強く、押し目買いで利益を伸ばしたい。リスクに過敏に反応する通貨ペアなのでウクライナ情勢には要警戒。
・想定レートは「81.00円~84.00円」:個人的な印象では買いから入りたいが、三角保ち合いは継続しており、売り買い柔軟に対応したい。
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