【米PCEデフレータ指標に注目】FXドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円週間相場見通し【2022/2/20】

本記事では、ドル円、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2022年2月21日から2月25日にかけての相場見通しを解説します。

また、先週(2022年2月14日~2月18日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。

ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年2月21日~2022年2月25日)

ドル円の1週間の値動き(2022/2/14-2/18)の画像

ドル円の1週間の値動き(2022/2/14-2/18)の画像

【振り返り】
・2月14日週のドル円の値幅は最大で「1.085円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを下回る結果となっています。
・米長期金利は「1.9-2.0%」で推移しており、底堅い動きを見せています。
【考察】
・ウクライナ情勢により、リスクオフ相場となっており、全体的に上値は重たい印象です。短期的には下目線であるとは言え、米長期金利の上昇もあり、ドル円の下値余地は限定的であると考えています。
・「有事の円買い」は有名ですが、最近は円だけでなくドルも買われる傾向があり、ドル円に関して一方的に円が買われるという状況になり辛い点を認識しておきたいところです。
・以上の理由から、中長期的に考えれば、下がれば買いたいと考えます。

そんなドル円に関する2月21日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

2月21日:祝日のため米市場は休場
2月22日:米製造業PMI速報値(2月)、米消費者信頼感指数(2月)
2月23日:祝日のため東京市場は休場
2月24日:米GDP改定値(第4四半期)
2月25日:米PCEデフレータ(1月)、米耐久財受注(1月)、米個人所得支出(1月)

日足チャート エントリーポイント解説

【環境認識】
・移動平均線はパーフェクトオーダーは崩壊
・114.00-114.50円を下抜けるかがポイント
・RCIは短中長期線が下向きで、売り優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:115.044円
20日移動平均線:115.056円
50日移動平均線:114.760円
100日移動平均線:114.206円
200日移動平均線:112.095円

上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は売り優勢であると考えています。

ただし中長期的には買い目線は継続、上手く立ち回りたいところですね。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.114.00-114.40円:100日移動平均線を目安に114円前半で買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「116.00-116.30円」

【売りエントリーポイント】
1.115.50-115.90円:2月14日週高値を目安に115円台後半で売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「114.20-114.70円」

今週のドル円の想定レート
・「114.00円~116.30円」:短期的には売り優勢、115円台後半での売りエントリーを狙う。一方で下値余地は限定的と想定しており、114円台前半で売りポジションを決済→買いエントリーを検討したい。

ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年2月21日~2022年2月25日)

ユーロ円の1週間の値動き(2022/2/14-2/18)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2022/2/14-2/18)の画像

【振り返り】
・2月14日週のユーロ円の値幅は最大で「1.864円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを下回る結果となっています。
【考察】
・ウクライナ情勢による、不安定な金融相場で欧州株は全面安の様相を呈しており、ユーロにとっては厳しい状況になっています。2月21日週は130円を維持できるかがターニングポイントとなると想定しています。

そんなユーロ円に関する2月21日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

2月21日:ドイツ製造業PMI速報値(2月)、ユーロ圏製造業PMI速報値(2月)、
     EU外相理事会
2月22日:ドイツIFO企業景況感指数(2月)
2月23日:ドイツGFK消費者信頼感(3月)、ドイツ15年債入札
2月25日:EU財務相理事会、ユーロ圏財務相会合

日足チャート エントリーポイント解説

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/2/20時点)

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/2/20時点)

【環境認識】
・長期の下落平行チャネルのブレイクに失敗
・200日移動平均線を下抜けての越週
・RCIは短期線が下向き、中長期線は水平でレンジ相場または、やや売り優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:130.210円
20日移動平均線:130.377円
50日移動平均線:130.024円
100日移動平均線:130.165円
200日移動平均線:130.406円

上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は売り優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.130.00-130.10円:50日移動平均線を目安に節目の130.00円で買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「131.00-131.40円」

【売りエントリーポイント】
1.130円を明確に下抜けたタイミングで売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「128.60-128.90円」

今週のユーロ円の想定レート
・「128.50円~131.50円」:売り目線、130.00円付近での値動きがターニングポイントとなると想定。明確に下抜けた場合は売りエントリーで利益を伸ばしたい。

ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年2月21日~2022年2月25日)

ポンド円の1週間の値動き(2022/2/14-2/18)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2022/2/14-2/18)の画像

【振り返り】
・2月14日週のポンド円の値幅は最大で「1.986円」となりました。
・先週比で安値を上回ったものの高値終値は下回る結果となっています。
【考察】
・英消費者物価指数など経済指標は強く、底堅い動きに繋がった印象。足元はウクライナ情勢で上値は重たいものの、問題が解決すれば利上げ観測もあり、年初来高値の更新の期待は高い。
深めの押し目のポイントではしっかりと買いを狙いたいと考えています。

そんなポンド円に関する2月21日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

2月21日:英国製造業PMI速報値(2月)
2月23日:ベイリー英中銀総裁の議会講演

日足チャート エントリーポイント解説

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/2/20時点)

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/2/20時点)

【環境認識】
・移動平均線はパーフェクトオーダーを維持
・RCIは短期線が下向き、中期線が上向き、長期線が水平とレンジ相場を示唆

【移動平均線】
現在レート:156.262円
20日移動平均線:155.590円
50日移動平均線:154.856円
100日移動平均線:154.242円
200日移動平均線:153.366円

上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.155.30-155.70円:20日移動平均線を目安に155円台での買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「157.00-157.50円」

【売りエントリーポイント】
1.157.50-157.90円:年初来高値の158円を目安に157円台後半での売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「155.50-155.90円」

今週のポンド円の想定レート
・「155.00円~157.50円」:買いも売りもあり、買いは20日移動平均線を目安にエントリーを狙う。売りは年初来高値の158円を目安に157円台後半でのエントリーを狙う。

豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年2月21日~2022年2月25日)

豪ドル円の1週間の値動き(2022/2/14-2/18)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2022/2/14-2/18)の画像

【振り返り】
・2月14日週の豪ドル円の値幅は最大で「1.791円」となりました。
・先週比で高値を下回ったものの、安値終値は上回る底堅い結果となっています。
・豪雇用統計は予想をやや上回る好結果となる。
【考察】
・ファンダメンタル的にはポンド円に近い印象。ウクライナ情勢もあり上値は抑制されているものの経済指標は好調なこともあり、状況が落ち着けば本格的な上昇を期待できる。
・テクニカル的には三角保ち合いを形成しており、上下どちらにも振れる可能性はあるので上手く立ち回りたいところ。

そんな豪ドル円に関する2月21日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

2月23日:NZ中銀政策金利

日足チャート エントリーポイント解説

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/2/20時点)

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/2/20時点)

【環境認識】
・三角保ち合いを形成
・移動平均線の狭間での値動き
・RCIは短長期線が下向き、中期線が上向きでレンジ相場を示唆

【移動平均線】
現在レート:82.485円
20日移動平均線:81.980円
50日移動平均線:82.276円
100日移動平均線:82.719円
200日移動平均線:82.306円

上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.81.90-82.30円:20日→50日→200日移動平均線を目安に買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「82.90-83.20円」

【売りエントリーポイント】
1.83.00-83.20円:下落TLを目安に83円台での売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「82.00-82.20円」
2.20日移動平均線を明確に下抜けたタイミングで売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「81.00-81.30円」
今週の豪ドル円の想定レート
・「81.00円~84.00円」:売り買いどちらも狙える相場、移動平均線や各トレンドラインを目安にエントリーを狙う。
ウクライナ情勢で不安定な相場なので無理せずに三角保ち合いのブレイク待ちもあり。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ドル円:売り優勢
・想定レートは「114.00円~116.30円」:短期的には上値は重く売り優勢、一方で長い目で見るとドル円は買い目線。ウクライナ情勢に伴うリスクオフ相場でも円買いドル買いの状況では、一方的な円買いは想定し辛い。
・ユーロ円:売り優勢
・想定レートは「128.50円~131.50円」:130.00円を維持できるかがターニングポイントとなりそう、明確に下抜けた場合は売りエントリーで利益を伸ばしたい。
・ポンド円:レンジ相場
・想定レートは「155.00円~157.50円」:買いは20日移動平均線を目安にエントリーを狙う。売りは年初来高値の158円を目安に157円台後半でのエントリーを狙う。
直近の英国の経済指標も好調でウクライナ情勢が解決すれば、買い優勢となる公算大。
・豪ドル円:レンジ相場
・想定レートは「81.00円~84.00円」:三角保ち合いを形成しており、現在レートは上方ブレイクを狙いに行ってる印象。明確にトレンドが出るまで様子見するのもあり。

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