また、先週(2022年2月14日~2月18日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年2月21日~2022年2月25日)
そんなドル円に関する2月21日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
2月22日:米製造業PMI速報値(2月)、米消費者信頼感指数(2月)
2月23日:祝日のため東京市場は休場
2月24日:米GDP改定値(第4四半期)
2月25日:米PCEデフレータ(1月)、米耐久財受注(1月)、米個人所得支出(1月)
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・移動平均線はパーフェクトオーダーは崩壊
・114.00-114.50円を下抜けるかがポイント
・RCIは短中長期線が下向きで、売り優勢を示唆
【移動平均線】
現在レート:115.044円
20日移動平均線:115.056円
50日移動平均線:114.760円
100日移動平均線:114.206円
200日移動平均線:112.095円
上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は売り優勢であると考えています。
ただし中長期的には買い目線は継続、上手く立ち回りたいところですね。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「114.00円~116.30円」:短期的には売り優勢、115円台後半での売りエントリーを狙う。一方で下値余地は限定的と想定しており、114円台前半で売りポジションを決済→買いエントリーを検討したい。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年2月21日~2022年2月25日)
そんなユーロ円に関する2月21日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
EU外相理事会
2月22日:ドイツIFO企業景況感指数(2月)
2月23日:ドイツGFK消費者信頼感(3月)、ドイツ15年債入札
2月25日:EU財務相理事会、ユーロ圏財務相会合
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・長期の下落平行チャネルのブレイクに失敗
・200日移動平均線を下抜けての越週
・RCIは短期線が下向き、中長期線は水平でレンジ相場または、やや売り優勢を示唆
【移動平均線】
現在レート:130.210円
20日移動平均線:130.377円
50日移動平均線:130.024円
100日移動平均線:130.165円
200日移動平均線:130.406円
上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は売り優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「128.50円~131.50円」:売り目線、130.00円付近での値動きがターニングポイントとなると想定。明確に下抜けた場合は売りエントリーで利益を伸ばしたい。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年2月21日~2022年2月25日)
そんなポンド円に関する2月21日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
2月23日:ベイリー英中銀総裁の議会講演
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・移動平均線はパーフェクトオーダーを維持
・RCIは短期線が下向き、中期線が上向き、長期線が水平とレンジ相場を示唆
【移動平均線】
現在レート:156.262円
20日移動平均線:155.590円
50日移動平均線:154.856円
100日移動平均線:154.242円
200日移動平均線:153.366円
上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「155.00円~157.50円」:買いも売りもあり、買いは20日移動平均線を目安にエントリーを狙う。売りは年初来高値の158円を目安に157円台後半でのエントリーを狙う。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年2月21日~2022年2月25日)
そんな豪ドル円に関する2月21日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・三角保ち合いを形成
・移動平均線の狭間での値動き
・RCIは短長期線が下向き、中期線が上向きでレンジ相場を示唆
【移動平均線】
現在レート:82.485円
20日移動平均線:81.980円
50日移動平均線:82.276円
100日移動平均線:82.719円
200日移動平均線:82.306円
上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「81.00円~84.00円」:売り買いどちらも狙える相場、移動平均線や各トレンドラインを目安にエントリーを狙う。
ウクライナ情勢で不安定な相場なので無理せずに三角保ち合いのブレイク待ちもあり。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「114.00円~116.30円」:短期的には上値は重く売り優勢、一方で長い目で見るとドル円は買い目線。ウクライナ情勢に伴うリスクオフ相場でも円買いドル買いの状況では、一方的な円買いは想定し辛い。
・想定レートは「128.50円~131.50円」:130.00円を維持できるかがターニングポイントとなりそう、明確に下抜けた場合は売りエントリーで利益を伸ばしたい。
・想定レートは「155.00円~157.50円」:買いは20日移動平均線を目安にエントリーを狙う。売りは年初来高値の158円を目安に157円台後半でのエントリーを狙う。
直近の英国の経済指標も好調でウクライナ情勢が解決すれば、買い優勢となる公算大。
・想定レートは「81.00円~84.00円」:三角保ち合いを形成しており、現在レートは上方ブレイクを狙いに行ってる印象。明確にトレンドが出るまで様子見するのもあり。
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