【ドル円は2002年以来の高値圏、130円に迫る】FXドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円週間相場見通し【2022/4/23】

本記事では、ドル円、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2022年4月25日から4月29日にかけての相場見通しを解説します。

また、先週(2022年4月18日~4月22日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。

ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年4月25日~2022年4月29日)

ドル円の1週間の値動き(2022/4/18-4/22)の画像

ドル円の1週間の値動き(2022/4/18-4/22)の画像

【振り返り】
・4月18日週のドル円の値幅は最大で「3.172円」となりました。
先週比で高値安値終値の全てを2円以上、上回る結果となっています。
・米長期金利は「2.905%」と高い水準で推移。
・円安ドル高相場は続いており、130円台到達も視野に入ります。
【考察】
・今週は、週の始まりに黒田日銀総裁による「大きな急速な円安にはマイナスが大きくなる」との円安牽制発言があり一時的に126円台前半まで下落したものの、米高官の相次ぐタカ派的な発言を背景に「129.40円」まで急騰。円安ドル高相場は継続しています。
テクニカル的にもファンダメンタル的にもドル円は買いエントリーで利益を伸ばす相場となっていますが、来週は「日銀金融政策決定会合」には要警戒です。ここで黒田総裁が円安に対してどのような反応を示すかに市場に注目が集まっています。

そんなドル円に関する4月25日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

4月26日:日本雇用統計(3月)、米消費者信頼感指数(4月)
4月28日:日銀金融政策決定会合、黒田日銀総裁記者会見、
      日銀展望リポート公表、日銀国債買い入れ日程(5月)、
      米GDP速報値(第1四半期)
4月29日:東京市場は祝日のため休場、米個人所得支出(3月)

日足チャート エントリーポイント解説

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/4/23時点)

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/4/23時点)

【環境認識】
・5日MAに沿った強い上昇トレンドを維持
・移動平均線はパーフェクトオーダーを維持
・RCIは短中長期線が「95ポイント」以上で張り付き、買い優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:128.487円
5日移動平均線:128.114円

20日移動平均線:124.985円
50日移動平均線:120.233円
100日移動平均線:117.446円
200日移動平均線:114.585円

上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は買い優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.127.50-128.10円:127円台半ば~5日MAを目安に買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「130.00-130.50円」

【売りエントリーポイント】
1.130.00-130.20円:節目の130円タッチ後に超短期の売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「129.5-129.70円」
※逆張りトレードとなるため、損切設定はシビアに!

今週のドル円の想定レート
・「127.50円~130.50円」:買い優勢、5日MAに沿った強い上昇トレンドを維持しており、押し目買い狙いのトレードを継続する。節目の130円到達も視野に入ります。
注目のイベントは「日銀金融政策決定会合」、ここでの黒田日銀総裁の発言には要注目です。

ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年4月25日~2022年4月29日)

ユーロ円の1週間の値動き(2022/4/18-4/22)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2022/4/18-4/22)の画像

【振り返り】
・4月18日週のユーロ円の値幅は最大で「3.546円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを上回る結果となっています。
【考察】
・目先のユーロで注目するトピックとしては、デギンドスECB副総裁を始めとしたEU高官による7ー9月の利上げを示唆するタカ派的な発言があったことですね。
・これを受けてユーロ円は上昇し、一時は140円手前まで迫りました。対円では引き続きユーロは優勢だと想定できます。
・また、4/24に予定されているフランス大統領選の決選投票(マクロン氏vsルペン氏)の結果には警戒が必要ですね。結果次第では対ロシアへの政策などにも影響が出てきそうですね。

そんなユーロ円に関する4月25日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

4月24日:フランス大統領選
4月25日:ドイツIFO景況感指数(4月)
4月27日:ドイツ15年債入札
4月28日:ドイツ消費者物価指数(4月)
4月29日:ドイツGDP速報値(第1四半期)、ユーロ圏GDP速報値(第1四半期)、
       ユーロ圏消費者物価指数(4月)

日足チャート エントリーポイント解説

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/4/23時点)

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/4/23時点)

【環境認識】
・5日MAに沿った強い上昇トレンドを維持
・移動平均線はパーフェクトオーダー維持
RCIは短中長期線が「84-93ポイント」で張り付き、買い優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:138.771円
5日移動平均線:138.489円

20日移動平均線:136.301円
50日移動平均線:132.401円
100日移動平均線:131.145円
200日移動平均線:130.522円

上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は買い優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.138.40-138.50円:5日MAを目安に買いエントリーを狙う
2.137.50-137.80円:4月8日安値を起点とした上昇TLを目安に買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「139.50-140.00円」

【売りエントリーポイント】
1.139.80-140.10円:節目の140円を目安に短期的な売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「139.30-139.60円」
※損切設定はシビアに設定すること!

今週のユーロ円の想定レート
・「137.50円~140.50円」:買い優勢、強気に行くなら5日MA、待てるなら137円台での買いエントリーを狙いたい。フランス大統領選の結果や経済指標にも要注目。

ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年4月25日~2022年4月29日)

ポンド円の1週間の値動き(2022/4/18-4/22)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2022/4/18-4/22)の画像

【振り返り】
・4月18日週のポンド円の値幅は最大で「3.787円」となりました。
・先週比で終値は下回ったものの、高値安値は上回る結果となっています。
【考察】
週末にかけて米国株が軟調となったことや英小売売上高などの経済指標が弱かったこともあり、リスクに過敏に反応するポンドも弱含んでの越週となっています。
・中長期的な上昇トレンド目線は変わらないが、次週も米国株が弱い場合は、深い調整局面となる可能性もあり、慎重なトレードを心掛けたいですね。

そんなポンド円に関する4月25日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

英国での注目すべき経済指標はなし

日足チャート エントリーポイント解説

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/4/23時点)

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/4/23時点)

【環境認識】
・5日MAを下抜けての越週
・RCIは短中長期線が「86-88ポイント」で張り付いており、買い優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:164.958円
5日移動平均線:166.418円

20日移動平均線:163.203円
50日移動平均線:158.498円
100日移動平均線:156.484円
200日移動平均線:154.523円

上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.164.50-164.60円:3月末に意識されていた164円台半ばを目安に買いエントリーを狙う。
2.163.00-163.50円:米国株が軟調となれば、20日MAまで引き付けての買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「166.40-167.00円」

【売りエントリーポイント】
1.166.40-166.50円:5日MAを目安に売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「165.40-165.50円」
※損切設定はシビアに行う!

今週のポンド円の想定レート
・「163.00円~167.00円」:売り買いどちらも狙える相場、次週も米国株が軟調に推移する場合は、深い調整局面の到来もあり得るので株価の動向には要注目。

豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年4月25日~2022年4月29日)

豪ドル円の1週間の値動き(2022/4/18-4/22)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2022/4/18-4/22)の画像

【振り返り】
・4月18日週の豪ドル円の値幅は最大で「2.753円」となりました。
・先週比で終値は下回ったものの、高値安値は上回る結果となっています。
【考察】
・値動きは週末に崩れたポンド同様に、豪ドルはより下値リスクが高い印象ですね。
・目新しい材料が出たというよりは、株安→恐怖指数の増加によるリスク回避の動きの影響といった印象です。ポンド同様に米国株などの株価の動きには次週も注目が必要でしょう。
・値動き自体はあるので、売り買い柔軟に対応すればトレード機会は多そうです。

そんな豪ドル円に関する4月25日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

4月27日:豪・消費者物価指数 第1四半期
4月29日:豪・生産者物価指数 第1四半期

日足チャート エントリーポイント解説

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/4/23時点)

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/4/23時点)

【環境認識】
・5日MAを下抜けて、20日MAまで下落
・RCIは短期線が下向き、中長期線は「85-97ポイント」で張り付き、買い優勢を示唆(短期的には調整局面の可能性あり)

【移動平均線】
現在レート:93.044円
5日移動平均線:94.204円

20日移動平均線:93.059円
50日移動平均線:88.536円
100日移動平均線:85.364円
200日移動平均線:83.569円

上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.92.90-93.10円:週明け早々に20日MAを目安に買いエントリーを狙う
2.92.00-92.10円:92円を目安に買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「94.00-94.20円」

【売りエントリーポイント】
1.93.90-94.20円:5日MAを目安に売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「93.00-93.20円」
2.20日MAを明確に下抜けたタイミングで売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「92.00-92.10円」
今週の豪ドル円の想定レート
・「91.50円~94.50円」:売り買いどちらも狙える相場、週明け早々に20日MAでの値動きを確認、明確に下抜けたタイミングで売りエントリーを狙う。逆に下げ渋るようなら買いエントリーを狙う。株価の動向にも気を配ること!

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ドル円:買い優勢
・想定レートは「127.50円~130.50円」:5日MAに沿った値動き、パーフェクトオーダー維持と強い上昇トレンドを形成。基本的には押し目買い狙いのトレードを継続。
注目のイベントは「日米金融政策決定会合」、ここでの黒田日銀総裁の円安に関する発言には要注目です。
・ユーロ円:買い優勢
・想定レートは「137.50円~140.50円」:強気に攻めるなら5日MAを目安に買いエントリーを狙う、じっくり待てるなら137円台まで引き付けたい。フランス大統領選の行方や全世界株の動向などやや不確定要素も多く、週明けの値動きに注目。
・ポンド円:売り買いどちらも狙える
・想定レートは「163.00円~167.00円」:中長期的な買い目線は継続も、目先は米国株安の影響を受けており、5日MAを下回る。強めの調整局面の到来を警戒しつつ、株価の動向を確認した上で売り買い柔軟に立ち回りたい。
・豪ドル円:売り買いどちらも狙える
・想定レートは「91.50円~94.50円」:週明け早々にトレード機会のありそうな通貨ペア、短期的には20日MAまで下落しており、ここでの反応に注目。明確に下抜けた場合は売り、下げ渋るようなら買いエントリーで利益を狙いたい。

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