また、先週(2023年8月28日~9月1日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年9月4日~2023年9月8日)
今週は9月5日・6日に注目すべき指標が多く発表されます。
特に以下の指標の発表後にはボラティリティ拡大が期待できそうです。
9月5日:『豪・中銀政策金利 09月』、『欧州系の非製造業PMI』
9月6日:『アメリカ・PMI(購買担当者景気指数) 08月』、『アメリカ・ISM非製造業景気指数 08月』、『カナダ・中銀政策金利 09月』
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年9月4日~2023年9月8日)
●8月28日週のドル円の値幅は最大で「約2.931円」となりました。
●先週比では、高値を上回ったものの、安値終値を下回る結果となりました。
●週足は陰線で確定しています。(5週間ぶり)
●今週のドル円は年初来高値(2022年11月以来の147円台到達)を更新する上昇を見せたものの、米経済指標が軒並み低調なこともあり、徐々にドル売りが強まり一時は144円台半ばまで下落しました。
●ただし、週末に発表された『ISM製造業景況指数』が予想を上回る結果となったことで、最終的に146円台まで反発を見せての越週となっています。
【環境認識】
●一時は20日MAを下抜けたものの、最終的に5日MAを上抜ける反発を見せる(底堅い値動き)
●日足RCIは短・長期線が上向き、中期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:146.171円
5日移動平均線:146.056円
20日移動平均線:145.358円
50日移動平均線:143.196円
100日移動平均線:140.491円
200日移動平均線:136.770円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「145.00円~148.80円」:上昇トレンドは継続。直近の値動きも底堅く、基本的には20日MAを目安に買いエントリーを狙いつつ上値を模索することになる。
上値のターゲットは①年初来高値の147.30円台。②2022年11月高値の148円台。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年9月4日~2023年9月8日)
●8月28日週のユーロ円の値幅は最大で「約2.708円」となりました。
●先週比では高値安値を上回ったものの、終値は下回る結果となっていますね。
●週足は陰線で確定しています。(2週間ぶり)
●ECBによる金融引き締めの休止観測もあり、週末にかけてユーロ売りが進んだ形となっています。
【環境認識】
●5日⇒20日MAを下抜ける
●50日MAは支持線として機能
●日足RCIは短中期線が下向き、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:157.455円
5日移動平均線:158.430円
20日移動平均線:158.226円
50日移動平均線:157.013円
100日移動平均線:153.427円
200日移動平均線:147.974円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「155.50円~158.50円」:今週は50日MAでの値動きがターニングポイントとなりそう。このラインを目安に売買を想定。基本的には買いエントリーを狙いつつ、明確に下抜けた場合は損切⇒売りエントリーを狙う。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年9月4日~2023年9月8日)
●8月28日週のポンド円の値幅は最大で「約2.525円」となりました。
●先週比では安値を上回ったものの、高値終値を下回っていますね。
●週足は陰線となっています。(2週連続)
●今週は月末フローの実需の売りもあり、ポンド売りが優勢となった1週間でした。
【環境認識】
●20日MAを下抜けての越週
●日足RCIは短期線が水平、中期線が下向き、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:183.955円
5日移動平均線:184.686円
20日移動平均線:184.471円
50日移動平均線:182.913円
100日移動平均線:177.733円
200日移動平均線:169.910円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「182.90円~186.00円」:20日MAを下抜けており短期的には上昇の勢いは失速。直近は5日&20日MAを目安に戻り売りを狙う(短期的なポジション)。
また、依然として中長期の上昇トレンドは維持していることから、50日MAを目安に中長期のポジションを目的とした買いエントリーを狙う。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年9月4日~2023年9月8日)
●8月28日週の豪ドル円の値幅は最大で「約1.302円」となりました。
●先週比では高値安値終値を上回る結果となっています。
●週足は陽線で確定しています。(2週連続)
●来週に豪中銀政策金利の発表を控えていたこともあり、ボラティリティは控え目でしたが、終始堅調な値動きを見せています。
【環境認識】
●一時50日MAを上抜けるも、三角保ち合いを維持
●日足RCIは短中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:94.280円
5日移動平均線:94.403円
20日移動平均線:93.955円
50日移動平均線:94.560円
100日移動平均線:93.296円
200日移動平均線:91.861円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「93.00円~95.90円」:三角保ち合い内の値動き継続、基本的には三角保ち合いの上限・下限での逆張りトレードを狙う。
今週は9月5日(火)に『豪中銀政策金利』の発表が予定されており、結果&声明内容には要注目です(※金利は据え置き予想)。結果次第では三角保ち合いのブレイクも想定されます。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「145.00円~148.80円」
⇒買い
・想定レートは「155.50円~158.50円」
⇒中立
・想定レートは「182.90円~186.00円」
⇒中立
・想定レートは「93.00円~95.90円」
⇒中立
※豪中銀政策金利の結果には要注目
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