【ドル独歩高、ドル円は131円到達!】FXドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円週間相場見通し【2022/4/30】

本記事では、ドル円、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2022年5月2日から5月6日にかけての相場見通しを解説します。

また、先週(2022年4月25日~4月29日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。

ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年4月25日~2022年4月29日)

ドル円の1週間の値動き(2022/4/25-4/29)の画像

ドル円の1週間の値動き(2022/4/25-4/29)の画像

【振り返り】
・4月25日週のドル円の値幅は最大で「4.308円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを上回る結果となっています。
・日銀政策決定会合では、金融緩和継続を改めて示すハト派的な結果となりました。加えて黒田総裁の円安肯定発言もあり、円安ドル高に拍車をかける形となっています。
【考察】
・4月25日週のドル円は、リスクオフ相場が強まったこともあり、週前半は下落したものの、注目の日銀政策決定会合を経て126円台→131円台に急騰。
・週末にかけては米株の急落もあり、129円台後半まで下落したものの、日米の金融政策の違いを再確認できたことで、今後も引き続き押し目買い狙いのトレードを継続します。

そんなドル円に関する5月2日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。日本ではゴールデンウィークですが、米国では雇用統計を含む重要な経済指標が発表され、更に大注目の米FOMCも予定されており、目が離せない1週間となります。

5月2日:米ISM製造業景況指数(4月)
5月3日:米製造業新規受注(3月)、東京市場は祝日のため休場
5月4日:米ADP雇用者数(4月)、米ISM非製造業景況指数(4月)、
    米FOMC、パウエルFRB議長記者会見、東京市場は祝日のため休場
5月5日:東京市場は祝日のため休場
5月6日米雇用統計(4月)、ウォラーFRB理事講演、NY連銀総裁講演、
    アトランタ連銀総裁講演、セントルイス連銀総裁講演

日足チャート エントリーポイント解説

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/4/30時点)

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/4/30時点)

【環境認識】
・移動平均線はパーフェクトオーダー維持
・RCIは短中長期線が水平、中長期線は「95-98」ポイントと高い水準で張り付いており、買い優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:129.746円
5日移動平均線:128.859円

20日移動平均線:126.573円
50日移動平均線:121.614円
100日移動平均線:118.213円
200日移動平均線:115.053円

上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は買い優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.128.80-129.00円:5日MAを目安に買いエントリーを狙う
2.126.50-127.00円:20日MAを目安に買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「131.00-131.50円」

【売りエントリーポイント】
現在のドル円は買いエントリーで利益を伸ばす相場と認識、売りエントリーは検討しない。

今週のドル円の想定レート
・「127.00円~132.00円」:買い優勢、基本的には5日移動平均線などを目安に買いエントリーを狙う。また、米雇用統計などの重要な経済指標、FOMCの結果・パウエルFRB議長の発音内容を強く意識したい。

ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年4月25日~2022年4月29日)

ユーロ円の1週間の値動き(2022/4/25-4/29)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2022/4/25-4/29)の画像

【振り返り】
・4月25日週のユーロ円の値幅は最大で「4.409円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを下回る結果となっています。
【考察】
・4月25日週のユーロは週の初めから短期の強い上昇トレンドを維持できずに崩れました。
・背景には地政学リスクの高まりやリスクオフ相場が強まったこと、また欧州の経済指標が低調な結果となったことなど複数の要因が挙げられます。
・また、対ロシアからの輸入に依存していたエネルギー面での懸念が再燃している点も見過ごせません。
・今後のユーロは買い一辺倒ではなく、短期的には調整局面入りを想定し、売り買い柔軟に対応し、エントリーポイントは慎重に見定めたいと思います。

そんなユーロ円に関する5月2日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

5月2日:ドイツ・小売売上高 03月
5月3日:ドイツ・雇用統計 04月、ユーロ・生産者物価指数(3月)、
    ユーロ圏財務相会合、ユーロ・雇用統計 03月
5月4日:ドイツ・貿易収支 03月、ユーロ・小売売上高 03月
5月5日:ドイツ・製造業新規受注 03月
5月6日:ドイツ・鉱工業生産指数 03月

日足チャート エントリーポイント解説

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/4/30時点)

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/4/30時点)

【環境認識】
・134円台で反発
・RCIは短期線が下向き、中期線が上向き、長期線が水平でレンジ相場を示唆

【移動平均線】
現在レート:136.916円
5日移動平均線:136.473円

20日移動平均線:136.523円
50日移動平均線:133.007円
100日移動平均線:131.555円
200日移動平均線:130.685円

上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.136.40-136.50円:5日MA、20日MAを目安に買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「138.60-139.00円」
2.134.30-134.80円:先週安値+3月末~4月頭にかけての支持線を目安に買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「136.00-136.50円」

【売りエントリーポイント】
1.139.50-139.90円:年初来高値を目安に139円台での売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「138.50-138.90円」
2.5日MA、20日MAを明確に下抜けた場合、売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「134.30-134.90円」

今週のユーロ円の想定レート
・「134.30円~139.90円」:売り買い柔軟に対応、週の初め5日MA、20日MAのある136円台ミドルでの値動きに注目したい。

ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年5月2日~2022年5月6日)

ポンド円の1週間の値動き(2022/4/25-4/29)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2022/4/25-4/29)の画像

【振り返り】
・4月25日週のポンド円の値幅は最大で「5.714円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを下回る結果となっています。
・英国の消費関連の経済指標は低調な結果となる。
【考察】
・ロシアのウクライナ侵攻の長期化における悪影響がジワジワと出て来ていますね、特にエネルギー価格高騰などを背景に経済指標も冴えない結果となっています。
・また米株の急落もあり、リスクオフ相場が強まったことでポンドは一時159円台まで急落(結局163円台での越週)するなど乱高下しています。
・今後は株価の動向を見つつ、売り買い柔軟に対応したいと考えています。

そんなポンド円に関する5月2日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

5月2日:英国市場は祝日のため休場
5月5日:英国・英中銀政策金利 05月

日足チャート エントリーポイント解説

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/4/30時点)

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/4/30時点)

【環境認識】
・5日MAと20日MAの間での値動き
・RCIは短期線が下向き、中長期線が水平でレンジ相場または短期的な調整局面を示唆

【移動平均線】
現在レート:163.235円
5日移動平均線:162.094円

20日移動平均線:163.555円
50日移動平均線:159.069円
100日移動平均線:157.080円
200日移動平均線:154.770円

上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.162.00-162.20円:5日MAを目安に162円台前半での買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「163.50-164.00円」
2.159.00-159.50円:じっくり引き付けて、50日MAでの買いエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「163.00-163.50円」

【売りエントリーポイント】
1.164.00-164.50円:164円台での売りエントリーを狙う
2.5日MAを明確に下抜けた場合、売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「159.00-159.90円」

今週のポンド円の想定レート
・「159.00円~165.00円」:売り買いどちらも狙える相場、不安定な相場となっており、エントリーポイントを慎重に見極めたい。
米株の動向にも注目、急変するようならボラティリティ拡大を見込める。

豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年5月2日~2022年5月6日)

豪ドル円の1週間の値動き(2022/4/25-4/29)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2022/4/25-4/29)の画像

【振り返り】
・4月25日週の豪ドル円の値幅は最大で「3.079円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを下回る結果となっています。
【考察】
・2週連続で週足陰線となっており、短期的には調整局面入りと判断しています
・特にオーストリアと貿易関係で強い結び付きのある中国の景気減速は懸念材料となり上値を重くしている印象
です。
・短期的な売りエントリーを狙いつつも、対円では下がっても90円付近を想定、90円付近では利益確定からの買いを狙いたいと思います。

そんな豪ドル円に関する5月2日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。

5月3日:豪・中銀政策金利
5月4日:豪・小売売上高 03月

日足チャート エントリーポイント解説

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/4/30時点)

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/4/30時点)

【環境認識】
・20日MAから93円台半ばにかけて抵抗ラインとなる
・RCIは短中期線が下向き、長期線が水平と売り優勢を示唆

【移動平均線】
現在レート:91.614円
5日移動平均線:91.665円

20日移動平均線:93.016円
50日移動平均線:89.432円
100日移動平均線:85.893円
200日移動平均線:83.832円

上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は売り優勢であると考えています。

具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.90.00-90.50円:節目の90円を目安に90円台での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「93.00-93.50円」

【売りエントリーポイント】
1.93.00-93.50円:20日MAを目安に先週末の高値である93円台ミドルにかけての売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「90.00-90.50円」
今週の豪ドル円の想定レート
・「90.00円~94.00円」:売り優勢、20日MAを目安に93円台での売りエントリーを狙う。また、豪中銀政策金利の結果には要注目。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ドル円:買い優勢
・想定レートは「127.00円~132.00円」:米国株の急落など市場全体はリスクオフ相場となりつつあるも、日米の金融政策の違いを背景にドル円は堅調な値動きを想定。
米FOMC、米雇用統計など重要なイベントが目白押しの1週間で、結果次第ではまたも年初来高値を更新する可能性は高いと見ています。
・ユーロ円:レンジ相場
・想定レートは「134.30円~139.90円」:下は134円台、上は139円台のレンジ相場を想定。欧州の経済指標が低調なのが気掛かりですが、対円ではやや上目線でしょうか。
ポンド同様に値動きが激しくなっており、ドイツの小売売上高、欧州の生産者物価指数、雇用統計など経済指標の結果には要警戒。
・ポンド円:レンジ相場
・想定レートは「159.00円~165.00円」:下は159円台、上は165円台のレンジ相場を想定。米国株の急落などポンドも乱高下しており、取引機会には恵まれそうです。
・豪ドル円:売り優勢
・想定レートは「90.00円~94.00円」:20日MAを目安に93円台での売りエントリーを狙う、下は節目の90円を想定。また、豪・中銀政策金利の結果には注目。急変の可能性ありです。

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