また、先週(2022年5月30日~6月3日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年6月6日~2022年6月10日)
そんなドル円に関する6月6日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
6月10日:アメリカ・消費者物価指数 05月、
アメリカ・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 06月
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・5日、20日MAを上抜けており、再び日足レベルで移動平均線のパーフェクトオーダー成立
・RCIは短中期線が上向き、長期線が水平で買い優勢を示唆
【移動平均線】
現在レート:130.798円
5日移動平均線:129.357円
20日移動平均線:128.668円
50日移動平均線:127.346円
100日移動平均線:121.769円
200日移動平均線:117.446円
上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は買い優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「129.30円~133.00円」:ファンダメンタル的にもテクニカル的にも買い目線、129円台では積極的に押し目買いを狙いたい。押し目を作らず上がるようなら年初来高値を意識。明確に上抜けたら買いエントリーで利益を狙う。
6月10日に発表予定の「アメリカ・消費者物価指数 05月」の結果には要注目。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年6月6日~2022年6月10日)
そんなユーロ円に関する6月6日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・三角保ち合いを上限ブレイク
・年初来高値を更新、2015年6月以来の140円台到達→越週
・RCIは短中長期線が上向きで買い優勢を示唆
【移動平均線】
現在レート:140.188円
5日移動平均線:138.717円
20日移動平均線:136.469円
50日移動平均線:136.464円
100日移動平均線:133.203円
200日移動平均線:131.596円
上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は買い優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「138.70円~142.00円」:買い目線、2015年6月以来の高値圏である140円台で推移しており、買いエントリーで利益を伸ばしたい。
6月9日のECB理事会を前に調整の下落の可能性はあるので、その押し目を狙いたい。また、ECB理事会の結果には要注目。7月利上げを示唆なら買い継続だが、万が一利上げが延期または可能性が否定された場合はダウンサイドリスクが非常に高まるため要警戒。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年6月6日~2022年6月10日)
そんなポンド円に関する6月6日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・5日、50日MAを上抜ける。
・5月12日安値から下値を切り上げて上昇を継続
・RCIは短中長期線が上向きで買い優勢を示唆
【移動平均線】
現在レート:163.312円
5日移動平均線:162.450円
20日移動平均線:160.291円
50日移動平均線:161.804円
100日移動平均線:158.577円
200日移動平均線:155.904円
上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は買い優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「161.80円~165.50円」:買い目線、5日MAや50日MAを目安に買いエントリーを狙う。リスク回避ムードは後退しつつあるが、米国株の動向には引き続き注目。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年6月6日~2022年6月10日)
そんな豪ドル円に関する6月6日週の注目すべきイベント・経済指標は下記の通りです。
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・5日、50日MAを上抜ける
・過去に意識された94円台前半での越週
・RCIは短期線が90ポイント台で張り付き、中長期線は上向きで買い優勢を示唆
【移動平均線】
現在レート:94.234円
5日移動平均線:93.180円
20日移動平均線:90.841円
50日移動平均線:91.976円
100日移動平均線:88.023円
200日移動平均線:85.200円
上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は買い優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「93.00円~96.00円」:買い目線、週明けは94円台前半での値動きを見極めたい。また、豪中銀政策金利の発表もあるので結果を確認してから、一旦下がるようなら押し目買いのチャンス、明確に上抜けるようなら、そのまま買いエントリーで着いていく。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「129.30円~133.00円」:テクニカル的にもファンダメンタル的にも買い目線となる。年初来高値の更新も視野に入れて立ち回りたい。6月10日の消費者物価指数の結果にも要注目です。
・想定レートは「138.70円~142.00円」:他のクロス円に先駆けて年初来高値の更新を達成、また2015年6月以来の140円台にも到達しており、強い上昇を見せています。
当然押し目買い狙いですが、6月9日に予定されているECB理事会の内容には要警戒です。
・想定レートは「161.80円~165.50円」:ポンドにしては上昇の勢いは落ち着いているのは気掛かり。とは言いながら、リスク回避ムードが後退しつつあるのは追い風です。引き続き、米国株の動向を睨みつつトレード機会を検討したい。
・想定レートは「93.00円~96.00円」:94円台前半の値動きを注視。このラインは過去にも攻略に時間が掛かっている。明確に上抜ければ年初来高値の更新に期待が持てます。
また、6月7日の豪中銀政策金利の発表にも注目です。
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