【金利主導の相場は継続】FXドル円・ダウ平均株価相場予測【2021/3/20】

この記事では、来週(2021年3月22日~3月26日)にかけてのドル円・NYダウ平均株価のチャート分析を解説します。

ダウ平均株価 相場見通し ~FOMCで2023年までのゼロ金利の方針が示されるも金利上昇は継続~

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/3/15-3/19)の画像

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/3/15-3/19)

3月15日週のダウ平均株価の値幅は最大で「722.7ドル」となりました。

先週比で高値・安値を上回っているものの、終値は「約150ドル」ほど下回る結果となりました。

米長期金利が一時「1.7%台半ば」まで上昇を見せるなど、特にグロース株(ハイテク株)にとっては逆風となっています。

グロース株が逝く中で、株式市場のマネーの行きつく先はバリュー株です。

つまりグロース株からバリュー株へローテーションが起こっており、ダウ平均株価自体は今週も最高値を更新するなど上昇トレンドは継続しています。

また、今週は注目のFOMCもありましたが、要点は以下の通りとなります。

・2023年もゼロ金利継続の方針
・政策金利、資産の購入ペースは維持
・経済見通しの一部を上方修正

・経済支援、金融緩和の継続を表明
2023年もゼロ金利想定の継続が示されたことで、一時的に金利が下がる場面もありました。
しかし、結局のところ金融緩和の継続も合わせて表明されたことで、雇用の改善・景気回復が早まりインフレが過熱する路線も十分に見込めるため(むしろマーケット参加者はこの考え方が多数派でしょうか)金利上昇が続いていると推察できます。
今はグロース株よりバリュー株へシフトした方が利益は伸ばせると思いますので、銘柄の選定が要求されると言えるでしょう。

日足チャート エントリーポイント解説

2021年3月20日時点のダウ平均株価の日足チャート画像

ダウ平均株価(日足チャート):TradingViewより

それでは、ダウ平均株価の日足チャートで環境認識を行います。

・上昇トレンドは継続で最高値を更新
・移動平均線はパーフェクトオーダー維持
・金利上昇でグロース株→バリュー株へシフト
上記を踏まえると、買い目線でのトレードは継続です。
とは言え、米長期金利は「1.7%台」まで上昇しており、週末はダウ平均株価も陰線となっていることからも高値付近で安易に買うことは推奨できません。
しばらく金利上昇が継続することが想定できますので、日足20MA(32,000ドル)、日足50MA(31,500ドル)の押し目を待って段階的に買いエントリーを行うのが無難でしょう。
またグロース株→バリュー株へローテーションが行われていることからもわかるように、ナスダック指数に関しては売りエントリーで入るのも検討の余地があります。
・来週のNYダウ平均株価の想定レート
「32,000ドル~33,500ドル」:押し目買い狙い、日足20MA・日足50MAまで引き付ける。

ドル円 相場見通し ~金利上昇で底堅い値動きとなるも、109.30円に上値を抑え込まれレンジ相場を形成~

ドル円の1週間の値動き(2021/3/15-3/19)の画像

ドル円の1週間の値動き(2021/3/15-3/19)

3月15日週のドル円の値幅は最大で「0.756円」となりました。

ボラティリティは縮小傾向にあり、先週比で高値・安値を上回っているものの、終値は下回る結果となりました。

金利上昇の後押しがあるため、引き続きドル円は底堅い値動きとなるのは間違いありませんが、それでも109円台では売り圧力も強く、方向感を探る展開となっています。

そんなドル円に関する3月22日週のイベント・経済指標は下記の通りです。重要人物の発言に注目することになりそうですね。

3月23日:パウエルFRB議長・イエレン財務長官 米下院金融サービス委員会公聴会
3月24日:米製造業PMI速報値(3月)、パウエルFRB議長、イエレン財務長官 米上院銀行委員会公聴会
3月25日:米GDP確報値(第4四半期)、米新規失業保険申請件数 、バイデン米大統領記者会見
3月26日:米個人所得支出(2月)

日足チャート エントリーポイント解説

2021年3月20日時点のドル円の日足チャート画像

ドル円(日足チャート):2021/3/20時点

それでは、ドル円の日足チャートの環境認識を行います。

・上昇トレンドは継続
・108.30-109.30円のレンジ相場を形成
・RCIは短期線が下方向に向き、短期的な下落を示唆
・米長期金利は上昇継続
上記を踏まえると、金利上昇に歯止めがかからない状況では、ドル円は基本的には買い目線を継続します。
エントリーポイントしては以下2点を想定しています。
【エントリーポイント】
1.「108.30-50円」:レンジ相場の下限付近

2.「107.80-90円」:日足20MA
・いずれの場合も利益確定のターゲットはレンジ上限の「109.30円」を目安とする。レンジの上限ブレイクに成功した場合は110円トライも想定しておく。
・金利が急落するようなら、買い目線は解除。具体的には金利が「1.5%」を下回った場合は要警戒です。
来週のドル円の想定レート
・「107.80円~110.00円」:買い目線、レンジ下限付近や日足20MAなどのサポートラインでの押し目買いを狙う。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・買い目線、日足20MA・日足50MAなど段階的な押し目買いを狙う
・想定レートは「32,000ドル~33,500ドル」
・買い目線、レンジ下限付近や日足20MAなどのサポートラインでの押し目買いを狙う
・想定レートは「107.80円~110.00円」

LINE FXで1回取引で5,000円プレゼントキャンペーン実施中!

FX取引を「LINE FX」で始めよう!

今なら、口座開設&1回の取引で「5000円プレゼントキャンペーン」実施中です。

■LINE FX が選ばれる4つの魅力
1.取引コストが安い!
– 業界最狭水準スプレッド【AM9:00 – 翌日AM3:00】原則固定・例外あり
2.取引タイミングを逃さない!
– 使いやすくストレスフリーな取引を実現したLINE FX取引専用アプリ
– LINEならではの通知機能で経済指標や相場の急変動をお知らせ
3.高水準のスワップポイント!
– 人気の高金利通貨はもちろん主要な通貨でも高水準で提供
4.安心できる取引環境!
– お客様のお取引を無料でサポートしてくれる充実のサポート体制
– 安心の信託保全

このレベルのお得なキャンペーンはなかなかありませんから、口座を持ってない方はこの機会を逃さないようにしましょう!ご興味ありましたら、下記リンクからご登録をお願いします。

この記事を書いた人
ハイゼンベルク

FX歴3年目、普段はサラリーマンの兼業トレーダーです。現在はFX・投資信託・ブログに没頭中。
相場見通しやテクニカル分析手法を発信しています。このブログを通じて、FXトレーダーの方に役立つことができれば幸いです。

ハイゼンベルクをフォローする
ドル円
スポンサーリンク
ハイゼンベルクをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました