また、先週(2022年11月7日~11月11日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2022年11月14日~2022年11月18日)
・2022年11月15日(火) :英国・雇用統計 10月
・2022年11月15日(火) :アメリカ・生産者物価指数 10月
⇒ポンド、米ドル関連の影響大
・2022年11月16日(水) :英国・消費者物価指数 10月
・2022年11月16日(水) :アメリカ・小売売上高 10月
⇒ポンド、米ドル関連の影響大また、為替への影響は不透明ですが、11月15日(火)トランプ前大統領が重大発表を予定している点は認識しておきましょう。
ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年11月14日~2022年11月18日)
1週間の値動き振り返り
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・50日⇒100日MAを一気に下抜け、節目の140円を割れての越週
・130円台での買戻しの動きも弱い印象
・日足RCIは短中長期線が下向きとなる
【移動平均線】
現在レート:138.776円
5日移動平均線:143.653円
20日移動平均線:146.951円
50日移動平均線:145.505円
100日移動平均線:140.858円
200日移動平均線:132.894円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「135.00円~140.80円」:週初めの値動きに大注目。ドル売りが続くようなら、節目の135円到達を意識したい。一方で短期間で急落したことで、反発の動きを見せる可能性もあります。
下値は135円、上値は140円台後半と想定して、トレードを検討しています。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年11月14日~2022年11月18日)
1週間の値動き振り返り
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・20日⇒50日MAを下抜けての越週
・142円台半ばで買戻しの動きを確認
・日足RCIは短中長期線が下向く
【移動平均線】
現在レート:143.669円
5日移動平均線:145.508円
20日移動平均線:146.194円
50日移動平均線:143.930円
100日移動平均線:141.136円
200日移動平均線:138.131円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「141.00円~146.20円」:ドル売り優勢の相場が続くなら、対ドル(ユーロドル)でのトレードを検討する方が良いでしょう。
ユーロ円に関しては下値は100日MAを目安に、上値は20日MAを目安にトレードを検討します。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年11月14日~2022年11月18日)
1週間の値動き振り返り
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・50日MAを下抜け、100日MAより上での越週
・日足RCIは短中長期線が下向く
【移動平均線】
現在レート:164.183円
5日移動平均線:166.456円
20日移動平均線:168.255円
50日移動平均線:164.963円
100日移動平均線:163.972円
200日移動平均線:162.111円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「162.00円~167.00円」:テクニカル的には売り優勢、何回も繰り返している通りドル売り優勢の相場が続くかがポイント。
下値は200日MAを想定、割れれば節目の160円までダウンサイドリスクが高まります。
上値は5日MAのある166円台ミドルから167円までを想定してトレードを検討します。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年11月14日~2022年11月18日)
1週間の値動き振り返り
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・日足三角保ち合いは上抜けに失敗し反落⇒下抜け、92円台では買戻しの動きも売り優勢
・日足RCIは短中期線が下向き、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:93.071円
5日移動平均線:94.022円
20日移動平均線:94.265円
50日移動平均線:94.433円
100日移動平均線:94.208円
200日移動平均線:92.113円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「92.00円~94.00円」:日足三角保ち合いを下抜けており、売り優勢な相場。
基本的には戻り売りを狙う。下値は200日MAを想定。このラインで値動き次第で売り買い柔軟に対応したい。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「135.00円~140.80円」
⇒米CPIショックでドル売り優勢
⇒週明けの値動きに注目
⇒下値は節目の135円を想定、下抜けた場合は200日MAまでダウンサイドリスクが高まる
⇒ドル売りが落ち着くようなら、急落の反発を見せる可能性があり買いも検討の余地がある
・想定レートは「141.00円~146.20円」
⇒ドル売り優勢の相場が続くかを見極めたい
⇒ドル売り優勢継続ならユーロ円よりユーロドルの方が分かり易いと思います
⇒ユーロ円に関しては、下値は100日MAを目安に、上値は20日MAを目安にエントリータイミングを狙います
・想定レートは「162.00円~167.00円」
⇒ユーロ円同様にドル売り優勢の相場が続くかを見極めたい
⇒下値は200日MAを想定、明確に下抜けた場合は節目の160円まで下落余地が拡大します
・想定レートは「92.00円~94.00円」
⇒他のクロス円同様に米ドルの行方を確認したい
⇒日足三角保ち合いを下抜けたことから、売り優勢
⇒豪ドル円は200日MAがポイント、このラインでトレードを検討したい
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