【米消費者物価指数に注目!結果次第でドル高からドル安の動きを警戒?】FXドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円週間相場見通し【2022/11/5】

本記事では、ドル円、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2022年11月7日から11月11日にかけての相場見通しを解説します。

また、先週(2022年10月31日~11月4日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。

注目の経済指標一覧(期間:2022年11月7日~2022年11月11日)

11月7日週で特筆すべき指標として以下の3つが挙げられます。

・2022年11月10日(木) :アメリカ・消費者物価指数 10月
⇒ドル円、ドルストレート関連の影響大
・2022年11月10日(金) :英国・実質GDP(速報値) 第3四半期
・2022年11月10日(金) :英国・月次GDP 09月

⇒ポンド関連の影響大また、経済指標ではありませんし、為替への影響は不透明ですが、
11月8日(火)米国の中間選挙がある点は認識しておきましょう。
注目の経済指標一覧(2022年11月7日~11月11日)

注目の経済指標一覧(2022年11月7日~11月11日)

ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年11月7日~2022年11月11日)

1週間の値動き振り返り

ドル円の1週間の値動き(2022/10/31-11/4)の画像

ドル円の1週間の値動き(2022/10/31-11/4)の画像

【振り返り】
・10月31日週のドル円の値幅は最大で「約3.178円」となりました。
・先週比では安値を上回ったものの、高値終値を下回る結果となっていますね。
・注目の米FOMCでは、予想通り「0.75%」の利上げを実施
・パウエルFRB議長は、「利上げ減速の時期は早ければ次回の会合からあり得る」、「ただし利上げの打ち止めを考えるのは時期尚早、従来の想定より最終的な金利水準は高くなる可能性がある」とに発言しており、ハト派的発言とタカ派的発言が入り混じっています。
・米雇用統計は失業率が悪化(※非農業部門雇用者数は予想を上回る)したことで、ドル売り優勢で越週しています。

日足チャート エントリーポイント解説

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/11/5時点)

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/11/5時点)

【環境認識】
・5日&20日MAを下抜けての越週
・145円台では買い支えがある印象、50日MAがターニングポイント
・RCIは短期線が上向き、中期線が下向き、長期線が水平

【移動平均線】
現在レート:146.602円
5日移動平均線:147.897円

20日移動平均線:147.916円
50日移動平均線:145.113円
100日移動平均線:140.459円
200日移動平均線:132.184円

上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.145.00-145.90円:50日MA+節目の145円がサポートラインとして機能すると想定し、145円台での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「①148.00円」、「②150.00円」
※明確に145円を下抜けた場合は、損切設定を推奨

【売りエントリーポイント】
1.147.90-148.10円:5日&20日MAを目安に148円付近での売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「146.00-146.50円」
2.50日MA+145円を明確に下方ブレイクした場合、売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「①141.50円」、「②140.00円」

今週のドル円の想定レート
・「145.00円~148.50円」:ドル円にとっては注目の1週間となりそうです。テクニカル的なターニングポイントは145円を維持できるかどうか、基本はこのラインを目安に押し目買い狙いのトレードを想定しています。
仮に下方ブレイクした場合は損切⇒売りエントリーを狙うなど柔軟に立ち回りたいですね。
ファンダメンタル的には11月10日の「米10月消費者物価指数」には要注目です。前回に続き、高水準の結果となれば、利上げペース維持期待⇒米長期金利上昇⇒ドル買いの流れもありますし、結果が悪化すればその逆でドル売りとなるでしょう。

ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年11月7日~2022年11月11日)

1週間の値動き振り返り

ユーロ円の1週間の値動き(2022/10/31-11/4)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2022/10/31-11/4)の画像

【振り返り】
・10月31日週のユーロ円の値幅は最大で「約3.721円」となりました。
・先週比では高値安値を上回ったものの、終値は下回る結果となっていますね。
・10月31日週に発表された欧州経済指標は全体的に良好な結果となり、欧州株は堅調に推移したものの、ユーロ円としては上値の重い展開が続いた1週間でした。

日足チャート エントリーポイント解説

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/11/5時点)

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/11/5時点)

【環境認識】
・週末のドル売り⇒他のクロス円全面高の恩恵を受けて、5日&20日MAを上抜けて越週
・RCIは短中期線が下向き、長期線が水平

【移動平均線】
現在レート:145.962円
5日移動平均線:145.752円

20日移動平均線:145.772円
50日移動平均線:143.320円
100日移動平均線:141.019円
200日移動平均線:137.788円

上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.145.70-145.80円:5日&20日MAを目安に現在レート付近で買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「①147.50-147.90円」、「②148.30円」
2.144.00-144.40円:直近のサポートラインである144円を目安に買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「145.50-145.90円」

【売りエントリーポイント】
1.147.50-147.90円:直近の抵抗ラインである147円台後半での売りエントリーを狙う
└利益確定のターゲットは「145.50-145.90円

今週のユーロ円の想定レート
・「144.00円~148.00円」:現在レートは5日&20日MAのやや上に位置しており、この水準での買いエントリーを狙うかは検討の余地がある。
欧米株の上昇が継続し、リスク選好ムードが強まるなら買い易いので、株価市場の動きも見極めたい。
上値は147円台後半、下値は144円台前半を想定しています。

ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年11月7日~2022年11月11日)

1週間の値動き振り返り

ポンド円の1週間の値動き(2022/10/31-11/4)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2022/10/31-11/4)の画像

【振り返り】
・10月31日週のポンド円の値幅は最大で「約7.038円」となりました。
・先週比では高値を上回ったものの、安値終値は下回る結果となっていますね。
注目の英中銀政策金利は予想通り「0.75%」の利上げを実施。
・しかしながら、英中銀は今後の見通しとして、大幅利上げの可能性を否定。これを受けてポンド売りが強まる形となっています。

日足チャート エントリーポイント解説

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/11/5時点)

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/11/5時点)

【環境認識】
・20日MAと50日MAの狭間での値動き
・RCIは短中期線が下向き、長期線が水平

【移動平均線】
現在レート:166.747円
5日移動平均線:168.230円

20日移動平均線:167.895円
50日移動平均線:164.482円
100日移動平均線:163.969円
200日移動平均線:161.852円

上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.165.00-165.40円:節目の165円を目安に買いエントリーを狙う。
2.163.90-164.40円:50日&100日MAを目安に買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「167.80-168.20円」

【売りエントリーポイント】
1.167.80-168.20円:5日&20日MAを目安に売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「165.00-165.40円」
2.100日MAを明確に下抜けた場合、売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「161.80-162.00円」

今週のポンド円の想定レート
・「163.90円~170.00円」:乱高下しており、不安定な値動きを見せています。
20日MAを上抜けにいくか、50日&100日MAの下抜けを目指すのかを見極めて、エントリーを実施したい。
ボラティリティが拡大しており利益を狙うチャンスではありますが、個人的には今のポンド円は難しいと感じているので、様子見ムードです。

豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年11月7日~2022年11月11日)

1週間の値動き振り返り

豪ドル円の1週間の値動き(2022/10/31-11/4)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2022/10/31-11/4)の画像

【振り返り】
・10月31日週の豪ドル円の値幅は最大で「約2.599円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを微増ですが上回る結果となっていますね。
注目の豪中銀政策金利は、予想通り「0.25%」の利上げを実施。大きなサプライズはありませんでした。

日足チャート エントリーポイント解説

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/11/5時点)

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/11/5時点)

【環境認識】
・93円付近では底堅い動き
・三角保ち合いを形成
・RCIは短中長期線が上向く

【移動平均線】
現在レート:94.830円
5日移動平均線:94.326円

20日移動平均線:93.864円
50日移動平均線:94.551円
100日移動平均線:94.208円
200日移動平均線:91.817円

上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.92.90-93.10円:直近のサポートライン+三角保ち合いの下限である93円付近での買いエントリーを狙う。
2.93.80-94.20円:20日&100日MAを目安に買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「95.00-95.40円」
3.三角保ち合いの上限ブレイクで買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「96.50-96.90円」

【売りエントリーポイント】
1.95.00-95.40円:三角保ち合いの上限である95円台前半での売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「93.80-94.20円」
今週の豪ドル円の想定レート
・「93.80円~96.50円」:93円ラインが固いので、個人的にはクロス円の中では比較的、買いエントリーを狙い易いと考えています。
また、三角保ち合いの上限ブレイクを狙いに行く形となっており、ブレイクすれば上値余地の拡大が期待できます。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ドル円:売り買いどちらも狙える相場
・想定レートは「145.00円~148.50円」
⇒上昇の勢いは失速
⇒テクニカル的には145円ラインを維持できるかがターニングポイント
⇒ファンダメンタル的には「米10月消費者物価指数」に大注目!結果次第ではドル高⇒ドル安のトレンド転換もあり得ます。
・ユーロ円:売り買いどちらも狙える相場
・想定レートは「144.00円~148.00円」
⇒上値は147円台後半、下値は144円台を想定
⇒欧米株など株価市場の動向を見極めつつ慎重にエントリータイミングを見極めたい
・ポンド円:売り買いどちらも狙える相場
・想定レートは「163.90円~170.00円」
⇒英中銀の今後の利上げ見通し受けて、ポンド売りが強まっている状況
⇒ただ、50日&100日MAでサポートされるかを見極めたい
・豪ドル円:買い優勢
・想定レートは「93.80円~96.50円」
⇒93円ラインが固い、2週連続で反発している
⇒ただし上値も95円ラインが固く、三角保ち合いを継続
⇒三角保ち合いを意識したトレードを想定

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