さて、今回から毎週の相場の振返りと来週1週間の相場の予測を記事にしていこうと思います。
基本的に筆者がトレードをする通貨ペアが中心になりますのでご了承ください。
1週間の振返り ~米ドル強く、不安定な世界情勢ではゴールドの需要は根強い~
それでは、まず1週間(2020/02/17-02/21)の相場の振り返りを行います。
いやはや今週は激動の1週間だったのではないでしょうか。
筆者がメインでトレードしている「ドル円」に関しては、週の半ばからそれまでレジスタンスラインとして機能していた110.20のラインを抜けて一気に112円越えを達成。流石に金曜日に利益確定売りなどに押されて111.50円まで戻っていますが、非情に力強い値動きでした。
そして今週の主役は何と言っても「ゴールド」でしょう。
今週の「ゴールド」は強すぎた。ここ最近は株価やドル円が上がるタイミングでは「ゴールド」は値下がる動きを見せていましたが、ドル円が急騰した今週は「ゴールド」もジワジワと上げ続け、ドル円に対して調整の売りが入って少しでも下がろうものなら、「ゴールド」は更に上げ「1649ドル」まで到達する値動きとなりました。
年始にアメリカ・イランの問題で急騰した「1610ドル」は売りたくなるポイントでしたが、そこで売りエントリーをしてそのまま踏み上げられて痛い目を見た人も多いでしょう。(筆者もロスカットされました)
バカになって買い続けたら、爆益となったでしょうが、押し目らしい押し目もほとんどなく上がり続けたので、なかなかに買いで入るのは難しかったのではないでしょうか?買いで入っていた人はおめでとうございます!
兎にも角にも大勝した人もいれば、大敗した人もいる激動の1週間となりました。
ドル円 見通し 米ドルは112円台がターゲット
それではドル円の2020/02/24-02/28について予測します。
ドル円は買い目線 押し目買いを狙いに行く
下の図はドル円の週足になります。三角持ち合いを上抜けて112.20までタッチして、週の終値が111.50になっています。
抵抗となっていたラインを抜けており、週足のRCIも短期線・中期線・長期線が上向いていることから、上昇トレンドと捉え、基本的には押し目で買いエントリーするのが手堅いと考えています。
RCIに関しては、別記事で解説していますので、是非ご一読ください。
ではどのタイミングでエントリーするかですが、下の図をご覧ください。
ドル円の1時間足のチャートです。まずは111.50ラインが2回サポートラインとして機能しているので、ここで買いで入るのが目安となります。しかしながら週明けの窓開けや、RCIが-80を下回っており、短期線が上向くまでは入るのを我慢しましょう。
もし111.50を下回るようなら次は111.00を背に買いで入ることになります、具体的には111.10くらいから買いで入る戦略となります。その際にもRCIの状況を逐次確認するようにします。
あくまで長期足は買い目線なので安易な逆張りは止めましょう。
ゴールド 見通し 押し目買いを確実に拾っていく
ゴールドは圧倒的な買い目線だが・・・
下図はゴールドの4時間足です。
最早笑うしかない、2020/02/18からどこからでもロングで利益が出る非情に強い上昇トレンドを形成。
RCIも月足・週足・日足全てでRCIは上昇トレンドを形成、最早買い以外有り得ない状態です。ただ一生上げ続ける相場はないわけで、どこで梯子を外されるかわからない状態なのも事実。
週末である金曜日に1650手前で決済売りからでやや下げているので、安全策を取るならトレンドラインを2つ引いていますが、1635付近と1610付近で段階的に買いを入れれるような資金管理で買いエントリーをするのが賢いかなと。(そこまで下がらずに上げ続ける可能性はあります。)
ゴールドの場合は現在の世界情勢を考えると、仮に少し下げて含み損が出てもホールドしておけば、直ぐに利益となる可能性の方が高いでしょうし、その辺も踏まえてご自身の口座残高と相談しながら取引をしましょう。
決済ポイントは1700到達も十分にあり得るポイントまで来ているので、そこまで引っ張るのも有り。アメリカ株が崩れるようなら更にもう一段高も狙えるので、株価もチェックしておくと良いかもしれません。
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