【日銀ショックで円高強まる!中長期のトレンド変化を見極めるフェーズへ】FXドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円週間相場見通し【2022/12/24】

本記事では、ドル円、ユーロ円・ポンド円・豪ドル円について、2022年12月26日から12月30日にかけての相場見通しを解説します。

また、先週(2022年12月19日~12月23日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。

注目の経済指標一覧(期間:2022年12月26日~2022年12月30日)

12月26日週にはいくつか経済指標が発表されますが、年末ということもあり、特筆すべき指標はありません。
ただし、12月26日の黒田日銀総裁の講演には注目が集まります。
発言内容には要警戒です。
注目の経済指標一覧(2022年12月26日~12月30日)

注目の経済指標一覧(2022年12月26日~12月30日)

ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年12月26日~2022年12月30日)

1週間の値動き振り返り

ドル円の1週間の値動き(2022/12/19-12/23)の画像

ドル円の1週間の値動き(2022/12/19-12/23)の画像

【振り返り】
・12月19日週のドル円の値幅は最大で「約6.912円」となりました。
・先週比では高値安値終値を下回る結果となっています。
今週最大のトピックとしては、日銀金融政策決定会合での長期金利の許容変動幅を「±0.25%→±0.50%」に引き上げたことでしょう。
・直接的な利上げではありませんが、将来的な利上げの地ならしとして市場は捉えた形とになりました。
・結果としては、急激な円買いにシフトすることになり、発表直後でドル円は最大「約6円」以上の円高に動いています。
・週後半にかけては流石に円買いも落ち着いたものの、上値は重たい印象と下値余地を模索する形は継続する流れになっています。

日足チャート エントリーポイント解説

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/12/24時点)

ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像(2022/12/24時点)

【環境認識】
・下落トレンド継続
・130円割れを想起する値動き
・日足RCIは短期線が下向き、中長期線が水平

【移動平均線】
現在レート:132.820円
5日移動平均線:133.201円

20日移動平均線:135.884円
50日移動平均線:141.125円
100日移動平均線:141.245円
200日移動平均線:136.040円

上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.130.00-131.50円:節目の130円を背に131円台ミドルから買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは以下の通り。
「①133.00-133.20円」:5日MA目安
「②134.50-135.00円」:下落トレンドライン目安

【売りエントリーポイント】
1.133.00-133.40円:5日MAを目安に133円台前半での戻り売り狙い。
2.134.50-135.00円:下落トレンドラインを目安に戻り売り狙い。
└利益確定のターゲットは「131.50-131.90円」

今週のドル円の想定レート
・「130.00円~135.00円」:基本的には下落トレンドラインに沿った値動きを想定、上値は重たいので戻り売り狙い。下値余地は130円を想定。週明けの黒田日銀総裁の発言内容には要警戒です。

ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年12月26日~2022年12月30日)

1週間の値動き振り返り

ユーロ円の1週間の値動き(2022/12/19-12/23)の画像

ユーロ円の1週間の値動き(2022/12/19-12/23)の画像

【振り返り】
・12月19日週のユーロ円の値幅は最大で「約7.025円」となりました。
・先週比では高値安値終値を下回る結果となっています。
・急落の背景はドル円の記述の通りで、円買い優勢の相場にシフトしつつあります。
・一方でユーロ自体のニュースとしては継続的な利上げも示唆されており、個人的には売り一辺倒ではなく買い場もあると考えています。

日足チャート エントリーポイント解説

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/12/24時点)

ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像(2022/12/24時点)

【環境認識】
・一時は200日MAを下抜けるも138-139円台では買いも強く200日MAを上抜けての越週
・日足RCIは短中長期線が下向き

【移動平均線】
現在レート:140.994円
5日移動平均線:141.340円

20日移動平均線:143.205円
50日移動平均線:144.730円
100日移動平均線:142.601円
200日移動平均線:140.273円

上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.139.90-140.30円:200日MAを目安に140円付近での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは以下の通り。
「①141.00-141.40円」:5日MA目安
「②142.40-142.60円」:100日MA目安

【売りエントリーポイント】
1.142.40-142.60円:100日MAを目安に142円台ミドルでの売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは以下の通り。
「①140.00-140.30円」:200日MA目安
「②138.70-139.00円」:12月19日週安値目安

今週のユーロ円の想定レート
・「139.90円~142.50円」:売り買い柔軟に対応。下値は140円付近、上値は100日MA付近を目安にトレードを想定。
円買い一服となれば、ユーロ自体は強い材料が多いので、戻り狙いの買いエントリーを想定しています。個人的に注目している通貨ペアです。

ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年12月26日~2022年12月30日)

1週間の値動き振り返り

ポンド円の1週間の値動き(2022/12/19-12/23)の画像

ポンド円の1週間の値動き(2022/12/19-12/23)の画像

【振り返り】
・12月19日週のポンド円の値幅は最大で「約8.424円」となりました。
・先週比では高値安値終値を大きく下回る結果となっています。
・他のクロス円同様に、弱含みの展開。更にユーロ円と比較すると週後半の反発も弱い印象です。
・英国経済の不調が懸念されている様子で、上値の重い展開が継続しそうです。

日足チャート エントリーポイント解説

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/12/24時点)

ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像(2022/12/24時点)

【環境認識】
・5日~200日MAを全て下抜ける
・一時は160円割れ
・日足RCIは短中長期線が下向き

【移動平均線】
現在レート:160.015円
5日移動平均線:161.172円

20日移動平均線:165.356円
50日移動平均線:166.828円
100日移動平均線:164.620円
200日移動平均線:163.767円

上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.158.50-158.90円:19日週安値を目安に158円台での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは以下の通り。
「①160.00円」:節目の価格帯
「②161.00-161.20円」:5日MA目安
※明確に下抜けた場合は損切⇒売りエントリーを推奨

【売りエントリーポイント】
1.161.00-161.20円:5日MAを目安に161円台前半での戻り売りを狙う。
└利益確定のターゲットは以下の通り。
「①160.00円」:節目の価格帯
「②158.50-158.90円」:19日週安値目安
「③156.80-157.00円」:100週MA目安

今週のポンド円の想定レート
・「156.80円~161.50円」:売り目線、戻り売りやラインブレイクでの追加の売りエントリーを狙う。
下値は先週安値の158.50円台や、100週MAまでを想定。

豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年12月26日~2022年12月30日)

1週間の値動き振り返り

豪ドル円の1週間の値動き(2022/12/19-12/23)の画像

豪ドル円の1週間の値動き(2022/12/19-12/23)の画像

【振り返り】
・12月19日週の豪ドル円の値幅は最大で「約5.004円」となりました。
・先週比で高値安値終値の全てを下回る結果となっていますね。
短期トレンドだけでなく、中期トレンドにも変化が見られ、売り優勢の相場が長期化しそうな予感です。

日足チャート エントリーポイント解説

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/12/24時点)

豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像(2022/12/24時点)

【環境認識】
・三角保ち合いを下抜け
・一時は87円(100週MA)タッチまで下落
・日足RCIは短中長期線が下向き

【移動平均線】
現在レート:89.140円
5日移動平均線:89.170円

20日移動平均線:91.527円
50日移動平均線:93.086円
100日移動平均線:93.831円
200日移動平均線:93.301円

上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。

【買いエントリーポイント】
1.87.00-87.40円:19日週安値+100週MAを目安に87円台前半での買いエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「89.00-89.20円」

【売りエントリーポイント】
1.89.20-89.40円:5日MAを目安に売りエントリーを狙う。
2.89.60-90.00円:節目の90円を目安に89円台後半から売りエントリーを狙う。
└利益確定のターゲットは「87.00-87.40円」
今週の豪ドル円の想定レート
・「87.00円~90.00円」:売り優勢、豪州単体での指標はないため他のクロスの動向や相場の状況次第。年末ということもあり、大きな動きは無さそう。
上値は節目の90円、下値は19日週安値の87円をターゲットに基本的には戻り売り狙いのトレードを想定しています。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・ドル円:売り優勢
・想定レートは「130.00円~135.00円」
⇒下落トレンドライン継続。
⇒戻り売り狙い、下値余地を探る段階。
⇒年末ということで市場参加者も減り、130円割れまで動くことはないとは思うが、週明けの黒田日銀総裁の発言内容は要警戒です。
・ユーロ円:売り買い柔軟に対応
・想定レートは「139.90円~142.50円」
⇒売り優勢ですが、クロス円の中では1番買い易い通貨でもあります。
⇒ユーロ自体は買い材料も多いので、200日MAを目安に買いエントリーを狙うのも検討の余地あり。
⇒売りは100日MA付近まで引き付けてのエントリーを想定しています。
・ポンド円:売り優勢
・想定レートは「156.80円~161.50円」
⇒反発の動きも弱く、上値は相当重たい印象。
⇒英経済も不調の懸念があり、ポンド買いに繋がりにくい。
⇒安値更新もあり得る状況です。
・豪ドル円:売り優勢
・想定レートは「87.00円~90.00円」
⇒90円にかけての戻り売り狙い。
⇒短期トレンドだけでなく中期トレンドも売り優勢に変化しつつある。
⇒87円(100週MA)を割り込むことがあれば、トレンド転換確定と考えたい。

LINE FXで1回取引で5,000円プレゼントキャンペーン実施中!

FX取引を「LINE FX」で始めよう!

今なら、口座開設&1回の取引で「5000円プレゼントキャンペーン」実施中です。

■LINE FX が選ばれる4つの魅力
1.取引コストが安い!
– 業界最狭水準スプレッド【AM9:00 – 翌日AM3:00】原則固定・例外あり
2.取引タイミングを逃さない!
– 使いやすくストレスフリーな取引を実現したLINE FX取引専用アプリ
– LINEならではの通知機能で経済指標や相場の急変動をお知らせ
3.高水準のスワップポイント!
– 人気の高金利通貨はもちろん主要な通貨でも高水準で提供
4.安心できる取引環境!
– お客様のお取引を無料でサポートしてくれる充実のサポート体制
– 安心の信託保全

このレベルのお得なキャンペーンはなかなかありませんから、口座を持ってない方はこの機会を逃さないようにしましょう!ご興味ありましたら、下記リンクからご登録をお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました