2021年3月8日から3月12日にかけてのドル円・NYダウ平均株価の相場見通しについて、下記からご一読頂けます。
また、先週(2021年3月1日か3月5日)のユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
ユーロ円 相場見通し ~底堅い値動きで方向感を探る展開~
3月1日週のユーロ円の値幅は最大で「1.456円」となりました。
先週比で高値は下回る結果となりましたが、安値・終値は上回っており底堅い値動きにはなっています。
129.00円を中心に128円台では買い支えられ、129円台半ばでは売られる展開が続いており、方向感を探る展開となっています。
3月8日週にはECB理事会・ラガルドECB総裁の会見が予定されており、金利に関する発言には注目が集まります。
そんなユーロに関する3月8日週のイベント・経済指標は下記の通りです。
3月11日:ECB政策金利、ラガルドECB総裁 記者会見
3月12日:ユーロ・鉱工業生産指数 01月
日足チャート エントリーポイント解説
それでは、ユーロ円の日足チャートを元に環境認識を行います。
・「128.00円~129.90円」:買い目線、日足20MAをサポートラインとして128円台から買う。
ポンド円 相場見通し ~150円攻略中、押し目を待って買う通貨~
3月1日週のポンド円の値幅は最大で「2.621円」となりました。
先週比で高値・安値・終値を全て上回る結果となっており、強い値動きは継続しています。
流石に心理的節目でもある「150円」は攻略に時間が掛かってはいるものの、戻り売りの圧力に負けずしっかりと買い支えられています。
引き続きポンドに関しては、下がるのを待ってしっかり買いで拾っていくトレードを心掛けたいと思います。
そんなポンドに関連する3月8日週のイベント・経済指標は下記の通りです。
3月11日:英国・RICS住宅価格指数 02月
3月12日:英国・貿易収支 01月
日足チャート エントリーポイント解説
それでは、ポンド円の日足チャートを元に環境認識を行います。
・「148.00円~151.50円」:買い優勢、下がったら買う。
豪ドル円 相場見通し ~経済指標は好調も目先は調整局面入り~
3月1日週の豪ドル円の値幅は最大で「1.987円」となりました。
先週比では高値は下回るりましたが、安値・終値は上回る結果となりました。
中長期的には上昇トレンドは継続していますが、短期的には調整局面にあると言えます。
ただし押し目ではしっかりと買いを狙っていい通貨です。
というのも、3月2日の豪中銀政策金利も「0.1%」と予想通りの据え置きで無難にこなし、3月3日に発表された豪GDP(10-12月期)は「予想+2.5%→結果+3.1%」と良好な結果となりました。
直近の経済指標も良く中長期的なトレンドは崩れていないことからも、押し目を模索する1週間となりそうです。
そんな豪ドルに関する3月1日週のイベント・経済指標は下記の通りです。
日足チャート エントリーポイント解説
それでは、豪ドル円の日足チャートを元に環境認識を行います。
・「82.50円~84.50円」:短期的には調整局面、売り買い柔軟に対応。買いは日足20MAを目安に押し目買いを狙う。売りは84円台で短期トレードを想定。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「128.00円~129.90円」:日足20MAをサポートラインとして128円台から段階的な買いを想定。
・想定レートは「148.00円~151.50円」:下がったら買う、強気にいくなら149円台前半、待てるなら148円台で買う。
・想定レートは「82.50円~84.50円」:調整局面にあり、84円台で売り。82円台では買いを想定。
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