【高まる大規模経済対策成立への期待感】FXドル円・ダウ平均株価相場予測【2021/2/6】

この記事では、来週(2021年2月8日~2月12日)にかけてのドル円・NYダウ平均株価のチャート分析を解説します。

ダウ平均株価 相場見通し ~雇用統計は低迷するも、高まる大規模経済対策成立への期待感~

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/2/1-2/5)の画像

ダウ平均株価の1週間の値動き(2021/2/1-2/5)

2月1日週のダウ平均株価の値幅は最大で「1237.2ドル」となりました。

先週比では高値・安値・終値を全て上回る結果となっており、特に終値は「1165.6ドル」のジャンプアップで「31148.2ドル」での越週となっています。

上昇の背景には、米連邦議会の上院・下院で予算決議案を可決し、バイデン大統領の示した「約1兆9000億ドル」に及ぶ大規模追加経済対策の早期成立の期待感が高まったことにあります。

また、2月5日には米国雇用統計01月が発表されました。

■米国雇用統計01月(2021/2/5発表)
・非農業部門雇用者数
予想:10.5万人→結果:4.9万人(前回:-14.0万人)
・失業率
予想:6.7%→結果:6.3%(前回:6.7%)

非農業部門雇用者数の伸びは2か月連続で期待外れな結果となり、それがむしろ大規模経済対策の必要性を高める形となっています。

多くの投資家は悪いニュースが出ても一過性のもので、政府が追加支援をもたらす可能性が高いと捉えて、株価上昇の後押しにもなっています。

しばらくの間は大規模追加経済対策への期待感による株価の堅調な値動きが想定されます。

日足チャート 徹底解説 ~上昇平行チャネルは崩れず、再び31000ドル台に突入で最高値更新は濃厚~

それでは、ダウ平均株価の日足チャートを確認しましょう。

2021年2月6日時点のダウ平均株価の日足チャート

ダウ平均株価(日足チャート):TradingViewより

環境認識を行います。

・上昇平行チャネルは崩れず、値動き継続
・ロビンフッダーの混乱は終息
・日足50MA、30,000ドル、上昇平行チャネルの下限が目先のサポートラインとして機能
上記を踏まえると、押し目買いポイントで段階的に買うことになります。
基本的には、先述の米追加経済対策への期待感がある限りは米国株は大崩れすることなく、堅調な値動きとなることが想定されます。
今の動きを見るに上昇平行チャネルの下限(29,800ドル)を短期的な下値余地として想定しておくとトレードシナリオが組み立て易いでしょう。
気にするべき点は米長期金利の動向ですね。
現時点では米10年債利回りは「1.167%」ですが、これが「1.2%」を明確に上抜けてくるようだと、特にグロース株は売られる展開が想定されますので、金利動向には引き続き注意です。
・来週のNYダウ平均株価の想定レート
「30,000ドル~31,900ドル」:買い目線、上昇平行チャネルの下限を目先の下値余地として想定し、コツコツと買い増す。

ドル円 相場見通し ~ドル高止まらず、2020年10月以来の106円台を狙う~

2月1日週のドル円の値幅は最大で「1.161円」となりました。

先週比では高値・安値・終値を全て上回る結果となっており、ドル高傾向が続いています。

ドル買いの勢いは止まらず、7日連続で陽線をつけており、週末には日足200MAを抜きかけるも、米国雇用統計の結果を受けてドルの失望売りとなりました。

とはいえ、終値ベースでは日足200MAの攻略には失敗したものの、105.30円台での越週となっていることからも、ドル買いの根強さを理解頂けることでしょう。

そんなドル円に関する2月8日週のイベント・経済指標は下記の通りです。

2月10日:米消費者物価指数(1月)、パウエルFRB議長、講演
2月11日:祝日により東京市場は休場

日足チャート 徹底解説 ~基本的には押し目買い狙い、上値余地は日足200MAの攻略次第~

それでは、ドル円の日足チャートを確認しましょう。

環境認識を行います。

・2月4日まで7日連続で陽線で上昇トレンド継続中
・日足200MAの攻略は失敗し105.30円台での越週
・RCIも短期線が96ポイントでやや過熱感があるものの、中期線、長期線が上向いており押し目買いを狙いやすい
上記を踏まえると、引き続き買い目線でのトレードとなります。
上昇平行チャネルのセンターライン「104.90円台」や100MA(青:104.40円台)などを目安に押し目買いを狙いことになります。
雇用統計の結果明けの週と言うことで、最初はドル買いの流れが変わっていないかを見極めるために、少し様子見をしてもいいかもしれませんね。
懸念材料として、日足200MAが挙げられます。
このラインは(緑:105.50-70円)は戻り売りポイントとしては。仕掛けやすいですので売り注文も多く攻略には手こずる事が想定されていました。
例えば、
売り指値:105.70円→日足200MA+過去下落ポイント
損切:106.10円→2020年10月以来の高値
利益確定104.90円→上昇平行チャネルのセンターライン付近

以上、「1:2」リスクリワード比が期待できるトレードシナリオが組み立て易いポイント
ということで、2月8日週は日足200MAを攻略できるかがキーとなります。
このラインを抜けきれば106円台到達は濃厚ですが、一方で攻略できない展開が続くようなら一旦は調整下落も想定するようにしておいても良いと思います。
来週のドル円の想定レート
・「104.50円~106.50円」:買い目線、押し目買いを狙うトレードを続ける。注意点は日足200MAを攻略できるかどうか。

まとめ

最後にこの記事のまとめを記載しておきます。

各通貨のエントリーポイントのまとめ

・買い目線、押し目買いをコツコツと拾う。経済対策への期待感が株価を上昇の要因であることを認識しておきましょう。
・想定レートは「30,000ドル~31,900ドル」
・買い目線、押し目買いを狙ったトレード。注意点は日足200MA。このラインは売りポイントとしても機能しやすい。
・想定レートは「104.50円~106.50円」

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この記事を書いた人
ハイゼンベルク

FX歴3年目、普段はサラリーマンの兼業トレーダーです。現在はFX・投資信託・ブログに没頭中。
相場見通しやテクニカル分析手法を発信しています。このブログを通じて、FXトレーダーの方に役立つことができれば幸いです。

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