また、先週(2022年7月25日~7月29日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2022年8月1日~2022年8月5日)
8月の第一週は米雇用統計や米ISM製造業景気指数を筆頭に連日のように重要な経済指標の発表があり、非常に注目です。
アメリカ・ISM製造業景気指数 07月
8月2日:豪・中銀政策金利 08月、英国・ネーションワイド住宅価格指数 07月
8月3日:NZ・雇用統計 第2四半期、ユーロ・生産者物価指数 06月、
ユーロ・小売売上高 06月、アメリカ・ADP雇用者数 07月、
アメリカ・製造業新規受注 06月、アメリカ・ISM非製造業景気指数 07月
8月4日:豪・貿易収支 06月、英国・英中銀政策金利 08月、アメリカ・貿易収支 06月
8月5日:日本・全世帯家計調査 06月、日本・景気動向指数(速報値) 06月、
カナダ・雇用統計 07月、アメリカ・雇用統計 07月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年8月1日~2022年8月5日)
1週間の値動き振り返り
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・終値ベースで50日MAを下抜けたのは、3月4日以来
・6月16日安値の131円台ミドルがポイント、下抜ければ節目の130円や100日MAも視野に入る
・RCIは短中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:133.209円
5日移動平均線:135.480円
20日移動平均線:136.677円
50日移動平均線:134.228円
100日移動平均線:129.955円
200日移動平均線:122.282円
上記の環境認識を踏まえると、来週のドル円は売り優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「129.90円~135.00円」:短期的には売り優勢、下値は100日MAや節目の130円を視野に入れる。また、引き続き米長期金利を意識しながらのトレードを想定。
加えて、8月1週は米雇用統計を筆頭に主要な米経済指標が多く発表されるため、ボラティリティ拡大が予想される。トレード機会は多そう。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年8月1日~2022年8月5日)
1週間の値動き振り返り
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・三角保ち合いを下抜け、100日MAを下抜ける
・RCIは短長期線が下向き、中期線が水平
【移動平均線】
現在レート:136.205円
5日移動平均線:138.066円
20日移動平均線:138.989円
50日移動平均線:139.873円
100日移動平均線:137.640円
200日移動平均線:133.633円
上記の環境認識を踏まえると、来週のユーロ円は売り優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「133.60円~138.00円」:売り優勢、100日MAを目安に戻り売りを狙う。現状のユーロは積極的に買いたい要素はないので、基本的には売りトレードをメインで想定しています。下値は現在レートと約2.5円以上離れてはいますが200日MAを想定。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年8月1日~2022年8月5日)
1週間の値動き振り返り
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・三角保ち合いを形成
・上方ブレイクに失敗し、FOMC後に強い下落
・RCIは短長期線が下向き、中期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:162.246円
5日移動平均線:164.156円
20日移動平均線:163.922円
50日移動平均線:163.970円
100日移動平均線:162.566円
200日移動平均線:158.263円
上記の環境認識を踏まえると、来週のポンド円は売り買いどちらも狙える相場であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「160.00円~166.00円」:売り買い柔軟に対応、三角保ち合いの下限付近での値動きに注目。下方ブレイクで売りエントリーを狙う。下げ渋れば買いエントリーを狙う。
また、100日MAは戻り売りのポイントとしては微妙、戻り売りは5日、20日、50日MAが重なる164円付近まで引き付けたい。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年8月1日~2022年8月5日)
1週間の値動き振り返り
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・三角保ち合いを下抜けての越週
・50日MAも下抜ける
・RCIは短中長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:93.081円
5日移動平均線:94.456円
20日移動平均線:93.777円
50日移動平均線:93.488円
100日移動平均線:92.434円
200日移動平均線:87.590円
上記の環境認識を踏まえると、来週の豪ドル円は売り優勢であると考えています。
具体的なエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「91.40-94.50円」:売り優勢、20日・50日MAを目安に94円台後半での売りエントリーを狙う。
豪中銀政策金利の発表には注目、短期の売りトレンドから買いトレンドへの変化も考慮に入れる。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「129.90円~135.00円」:米長期金利の動向を睨みながらのトレード、金利が更に下げるようならドル円も130円割れを視野に入れる。
また、8月1週目は米雇用統計を筆頭に主要な米経済指標が多く発表される。結果次第では連日ボラティリティ拡大が予想されるため、トレード機会は多くなりそう。
・想定レートは「133.60円~138.00円」:積極的にユーロを買う要素は多くない、ファンダメンタル的にもテクニカル的にも売り優勢。100日MAを目安に戻り売り狙い。
・想定レートは「160.00円~166.00円」:三角保ち合いを形成しており、週明けは下限付近の値動きに注目。
また、英中銀政策金利の発表にも要警戒。ユーロと違い英国の経済指標は悪くないので、反発する可能性があり、利益を狙うチャンス。
・想定レートは「91.40-94.50円」:20日、50日MAを目安に94円台後半での戻り売りを狙いたい。
また、豪中銀政策金利の発表には要警戒。
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