また、先週（2023年2月13日～2月17日）のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も
下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧（期間：2023年2月20日～2023年2月24日）
その中でも特筆すべき指標として以下の6つが挙げられます。・2023年2月21日(火) ：カナダ・消費者物価指数 01月
・2023年2月21日(火)：アメリカ・PMI(購買担当者景気指数) 02月
・2023年2月22日(水)：NZ・NZ中銀政策金利 02月
・2023年2月23日(木)：アメリカ・FOMC議事録 02月
・2023年2月23日(木)：アメリカ・実質ＧＤＰ（改定値） 第4四半期
・2023年2月24日(金)：アメリカ・PCEデフレータ 01月
⇒米ドルへの影響が期待できます。
注目の経済指標一覧（2022年2月20日～2月24日）
ドル円 来週の相場見通し（期間：2023年2月20日～2023年2月24日）
ドル円の1週間の値動き（2023/2/13-2/17）の画像
・2月13日週のドル円の値幅は最大で「約3.900円」となりました。
・先週比では、高値安値終値の全てを上回る形となっています。
・日銀新総裁候補の植田氏は金融緩和路線の継続を示唆、米経済指標は引き続き強い結果が続いており、ドル買いが優勢となり、年初来高値を更新しています。
ドル円(USD/JPY) 日足チャート画像（2023/2/18時点）
【環境認識】
・50日MAを上抜けており、短期は上昇トレンドを形成
・日足RCIは短中期線が水平、長期線は上向き
【移動平均線】
現在レート：134.146円
5日移動平均線：133.513円
20日移動平均線：131.248円
50日移動平均線：131.983円
100日移動平均線：137.767円
200日移動平均線：136.966円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「132.00円～137.00円」：短期は上昇トレンドを形成中。5日MAを目安に押し目買い狙い、上値は①節目の135円、②200日MAのある137円付近が意識されます。
また、2月20日週も日米絡みの経済指標・イベントが多くあり、それらの結果も要注目です。
ユーロ円 来週の相場見通し（期間：2023年2月20日～2023年2月24日）
ユーロ円の1週間の値動き（2023/2/13-2/17）の画像
・2月13日週のユーロ円の値幅は最大で「約3.513円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを上回る結果となっていますね。
・個人的に143円を上抜けて越週したのはポイントだと思っていて、次週以降もユーロについては続伸を期待しています。
・また、今週はラガルド総裁による「3月ECB理事会において、0.50％利上げ可能性」についてのタカ派的な言及もあり、ユーロ買いは根強いと考えています。
ユーロ円(EUR/JPY) 日足チャート画像（2023/2/18時点）
【環境認識】
・直近で3回反落した143円付近（100日MA）を明確に上抜ける
・日足RCIは短中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート：143.454円
5日移動平均線：142.901円
20日移動平均線：141.689円
50日移動平均線：141.514円
100日移動平均線：143.096円
200日移動平均線：141.234円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「142.50円～145.00円」：買い目線、143円付近を目安に買いエントリーを狙う。
上値は節目の145円をターゲットに想定。
ポンド円 来週の相場見通し（期間：2023年2月20日～2023年2月24日）
ポンド円の1週間の値動き（2023/2/13-2/17）の画像
・2月13日週のポンド円の値幅は最大で「約3.844円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを上回っていますね。
・本格的な上昇トレンドを形成するまでには至っておらず、引き続きレンジ相場は継続中です。
ポンド円(GBP/JPY) 日足チャート画像（2023/2/18時点）
【環境認識】
・レンジ上限付近での値動き継続
・日足RCIは短長期線が上向き、中期線が下向き
【移動平均線】
現在レート：161.532円
5日移動平均線：161.215円
20日移動平均線：160.056円
50日移動平均線：160.701円
100日移動平均線：163.668円
200日移動平均線：163.274円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「160.00円～163.60円」：レンジ上限をブレイクできるかがポイント、仮にブレイクした場合でも。100日＆200日MAが控えており、安易な買いエントリーは危険。
いずれにしても、目先の上値はレンジ上限の162円台前半、下値は20日MAの160円付近をターゲットにエントリーポイントを検討することになります。
豪ドル円 来週の相場見通し（期間：2023年2月20日～2023年2月24日）
豪ドル円の1週間の値動き（2023/2/13-2/17）の画像
・2月13日週の豪ドル円の値幅は最大で「約2.316円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを上回っています。
・今後のポイントは93円を明確に上抜けるかどうかに注目が集まります。
豪ドル円(AUD/JPY) 日足チャート画像（2023/2/18時点）
【環境認識】
・200日MAの重なる93円ラインの攻防がポイント
・下値は切り上げて上昇しており、ブレイク期待あり
・日足RCIは短長期線が上向き、中期線が下向き
【移動平均線】
現在レート：92.255円
5日移動平均線：92.426円
20日移動平均線：91.777円
50日移動平均線：90.903円
100日移動平均線：92.193円
200日移動平均線：93.046円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「90.90円～94.00円」：200日MAをブレイクできるかがポイント、上抜ければ上昇リスクが高まる。一方で売りエントリーを狙うポイントでもあるの、売り買い柔軟に対応したい。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「132.00円～137.00円」
⇒短期はトレンド転換
⇒135円を明確に上抜けた場合、更なる上昇が期待できる
⇒経済指標・イベント絡みには引き続き要注目
・想定レートは「142.50円～145.00円」
⇒143円付近を目安に買いエントリーを狙う
⇒上値は145円がターゲット、ブレイクで更なる上昇を期待
・想定レートは「160.00円～163.60円」
⇒レンジ上限付近での値動き、週明けはレンジブレイクに期待
⇒ただしレンジブレイクしても、200日＆100日MAが抵抗ラインとして控えている点は注意が必要
・想定レートは「90.90円～94.00円」
⇒下値は切り上げているので基本的には買い目線
⇒ポイントは200日MAのある93円付近、このラインをブレイクすれば更なる上昇期待できる
⇒一方でこの価格帯は売りエントリーを狙うポイントでもあり、このラインの攻防には注目が集まります
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