また、先週(2024年1月22日~1月26日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2024年1月29日~2024年2月2日)
今週も要注目の経済指標が多く発表されます。特に以下の指標には要警戒です。
1月31日(水):アメリカ・ADP雇用者数 01月、アメリカ・FRB政策金利(FOMC) 01月、パウエルFRB議長会見
2月1日(木):英国・英中銀政策金利 02月、アメリカ・ISM製造業景気指数 01月
2月2日(金):アメリカ・雇用統計 01月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2024年1月29日~2024年2月2日)
●1月22日週のドル円の値幅は最大で「約2.043円」となりました。
●先週比では、安値を上回るも高値終値は下回る結果となりました。
●週足は陰線で確定しています。(4週間ぶり)
●注目された日銀会合では、予想通り政策金利は据え置きとなり、金融緩和政策の変更もありませんでした。また、植田日銀総裁の会見においても、具体的なマイナス金利解除時期についての言及はありませんでした。
●以上のことから円売り優勢の状況が強まるかと思いきや、米長期金利の下落もあり、週央には148円台後半⇒146円台後半まで下落する場面もありましたが、最終的には148円台を回復しての越週となっており、底堅い値動きを維持しています。
【環境認識】
●直近は148円台で上値が重くなる傾向、ただし反落の勢いも限定的
●日足RCIは短期線が下向き、中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:148.112円
5日移動平均線:147.922円
20日移動平均線:145.843円
50日移動平均線:145.795円
100日移動平均線:147.576円
200日移動平均線:144.292円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「145.50円~150.00円」:ドル円はテクニカル的には買い目線継続です。ただし、今週はFOMC&パウエルFRB議長会見、米雇用統計など非常に重要なイベントと指標が予定されており、ファンダメンタルの結果に左右される1週間となりそうです。(※結果次第で買い⇒売り目線に変更も十分に想定されます。)
また、ドル円はボラティリティ拡大が予想され、下値は20日&50日MAが重なる145円台、上値は節目の150円とレンジを大きく想定しています。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2024年1月29日~2024年2月2日)
●1月22日週のユーロ円の値幅は最大で「約2.011円」となりました。
●先週比では、安値を上回るも高値終値は下回る結果となっていますね。
●週足は陰線で確定しています。(4週間ぶり)
●注目されたECB理事会では、予想通り政策金利は据え置きされました。ラガルド総裁の会見では、利下げ開始時期について夏以降の開始を示唆しました。
●直近の欧州の経済指標が軒並み弱い結果になっている点に要警戒。
【環境認識】
●5日MAに沿った強いトレンドは解消も、上昇トレンド自体は継続中
●日足RCIは短期線が下向き、中期線が水平、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:160.772円
5日移動平均線:160.723円
20日移動平均線:159.225円
50日移動平均線:159.119円
100日移動平均線:158.891円
200日移動平均線:156.377円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「158.50円~162.00円」:テクニカル的には買い目線継続。下値は20日~100日MAが重なるラインを、上値は年初来高値を目安に想定。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2024年1月29日~2024年2月2日)
●1月22日週のポンド円の値幅は最大で「約1.793円」となりました。
●先週比では、高値を下回ったものの安値終値は上回る結果となっていますね。
●週足は陽線で確定しています。(4週間連続)
●2/1(木)に予定されている英中銀を前に控えめな値動きとなりました。
【環境認識】
●年初来高値付近で足踏みも、高値圏を維持
●日足RCIは短期線が下向き、中期線が水平、長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:188.122円
5日移動平均線:187.949円
20日移動平均線:185.289円
50日移動平均線:184.489円
100日移動平均線:183.729円
200日移動平均線:181.088円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「186.00円~190.00円」:高値圏を維持して越週。今週はFOMC、英中銀とビッグイベントが多数予定されており、ファンダメンタル相場となることが想定される。
個人的には結果を確認後のトレンドに乗っかる方針(売り買い柔軟に対応)で利益を狙いたい。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2024年1月29日~2024年2月2日)
●1月22日週の豪ドル円の値幅は最大で「約1.039円」となりました。
●先週比では高値安値を上回ったものの、終値は下回る結果となっていますね。
●週足は陰線で確定しています。(2週間ぶり)
【環境認識】
●97円台後半が抵抗線として機能
●20日&50日MAが支持線として機能
●日足RCIは短長期線が上向き、中期線が水平
【移動平均線】
現在レート:97.400円
5日移動平均線:97.284円
20日移動平均線:97.009円
50日移動平均線:96.893円
100日移動平均線:96.168円
200日移動平均線:94.812円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「96.00円~98.60円」:上値は97円台後半、下値は20日&50日MAがそれぞれ抵抗線と支持線として機能しており、このラインを目安にトレードを狙うことになります。
それぞれブレイクした場合は、上値は昨年の最高値、下値は100日MAがターゲットになると想定します。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「145.50円~150.00円」
⇒中立
※米FOMC&パウエルFRB議長の会見に注目
・想定レートは「158.50円~162.00円」
⇒買い
・想定レートは「186.00円~190.00円」
⇒中立
※英中銀の結果に注目
・想定レートは「96.00円~98.60円」
⇒中立
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