また、先週(2024年1月15日~1月19日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2024年1月22日~2024年1月26日)
今週も要注目の経済指標が多く発表されます。特に以下の指標には要警戒です。
2024年1月23日(火):日本・日銀政策金利 01月、植田日銀総裁会見
2024年1月24日(水):カナダ・中銀政策金利 01月、アメリカ・PMI
2024年1月25日(木):ユーロ・ECB政策金利 01月、ラガルド総裁会見、アメリカ・実質GDP(速報値) 第4四半期
2024年1月26日(金):アメリカ・PCEデフレータ 12月、アメリカ・個人所得・支出 12月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2024年1月22日~2024年1月26日)
●1月15日週のドル円の値幅は最大で「約4.002円」となりました。
●先週比では、高値安値終値は上回る結果となりました。
●週足は陽線で確定しています。(3週間連続)
●日銀の金融緩和政策の解除期待が後退したことや、米長期金利の上昇(4.126%)もあり、先週に引き続きドル円は底堅い値動きを維持。
●口先介入を意識するラインまで再上昇する結果となっています。
【環境認識】
●50日、100日MAを明確に上抜ける
●再び150円台の到達が意識される上昇
●日足RCIは短期線が水平、中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:148.126円
5日移動平均線:147.455円
20日移動平均線:144.363円
50日移動平均線:146.126円
100日移動平均線:147.533円
200日移動平均線:143.950円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「146.00円~150.10円」:テクニカル的には買い目線ですが、今週はファンダメンタル相場で「日銀会合&植田日銀総裁の会見」の内容次第でしょう。金融緩和政策の変更(マイナス金利解除の時期)について、大幅に遅れることが示されれば、円売り優勢の相場が継続することが予測されます。(サプライズには要警戒)
仮にそうなれば、昨年の11月以来の150円台到達が視野に入ります。基本的には先述の通り、日銀会合の結果を注視しつつ、臨機応変に対応します。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2024年1月22日~2024年1月26日)
●1月15日週のユーロ円の値幅は最大で「約3.323円」となりました。
●先週比では、高値安値終値を上回る結果となっていますね。
●週足は陽線で確定しています。(3週間連続)
●ECB関係者から、利下げ開始時期について、3月は時期尚早であるとの見方が相次いでおり、ユーロ買いを後押ししています。
【環境認識】
●直近は5日MAに沿って上昇を継続
●日足RCIは短期線が水平、中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:161.428円
5日移動平均線:160.670円
20日移動平均線:158.255円
50日移動平均線:159.312円
100日移動平均線:158.753円
200日移動平均線:156.038円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「159.00円~164.00円」:5日MAに沿った上昇を継続していることから、テクニカル的には買い目線です。ただし今週はドル円で記載した通り、「日銀会合&植田日銀総裁の会見」の結果です。また週後半には、「ECB政策金利 01月、ラガルド総裁会見」も予定されており、結果次第では大きく荒れる展開が想定されます。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2024年1月22日~2024年1月26日)
●1月15日週のポンド円の値幅は最大で「約4.406円」となりました。
●先週比では、高値安値終値は上回る結果となっていますね。
●週足は陽線で確定しています。(3週間連続)
●昨年に記録した最高値を僅かに更新しており、強い値動きを維持しています。
●英インフレ指標が予想より上振れたことや、英中銀の利下げ開始時期が遅れる見方が優勢となっており、ポンド買いを後押しする状況となっています。
【環境認識】
●5日MAに沿った上昇を継続、昨年&今年の最高値を更新
●日足RCIは短期線が水平、中長期線が上向き
【移動平均線】
現在レート:188.182円
5日移動平均線:187.121円
20日移動平均線:183.485円
50日移動平均線:184.339円
100日移動平均線:183.559円
200日移動平均線:180.557円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「186.00円~190.50円」:強い上昇を継続しており、日銀会合の結界次第で円安が加速するようなら、節目の190円ラインに到達することも視野に入ります。
日銀会合にサプライズがなければ、基本的には買いエントリーで利益を伸ばすトレードを想定します。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2024年1月22日~2024年1月26日)
●1月15日週の豪ドル円の値幅は最大で「約1.177円」となりました。
●先週比では高値を下回ったものの、安値終値は上回る結果となっていますね。
●週足は陽線で確定しています。(2週間ぶり)
【環境認識】
●直近は少しずつ下値を切り上げて、上値余地を探る展開が継続
●日足RCIは短中期線が水平、長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:97.735円
5日移動平均線:97.215円
20日移動平均線:96.900円
50日移動平均線:96.880円
100日移動平均線:96.016円
200日移動平均線:94.633円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「96.00円~99.00円」:下値は100日MA、上値は2023年最高値を目安に売り買い柔軟に対応したい。日銀会合の結果次第では2023年最高値更新も視野に入ります。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「146.00円~150.10円」
⇒買い
※日銀会合の結果次第で荒れる展開が想定される
・想定レートは「159.00円~164.00円」
⇒買い
※日銀会合、ECB理事会の結果次第で荒れる展開が想定される
・想定レートは「186.00円~190.50円」
⇒買い
・想定レートは「96.00円~99.00円」
⇒買い
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