また、先週(2023年3月27日~3月31日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も
下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2023年4月3日~2023年4月7日)
4月3日週は米雇用統計を筆頭に注目の経済指標がたくさん発表されますが、
その中でも特筆すべき指標として以下の9つが挙げられます。
・2023年4月3日(月) :アメリカ・PMI(購買担当者景気指数) 03月
・2023年4月3日(月) :アメリカ・ISM製造業景気指数 03月
・2023年4月4日(火) :豪・中銀政策金利 04月
・2023年4月5日(水) :NZ・NZ中銀政策金利 04月
・2023年4月5日(水) :アメリカ・ADP雇用者数 03月
・2023年4月5日(水) :アメリカ・PMI(購買担当者景気指数) 03月
・2023年4月5日(水) :アメリカ・ISM非製造業景気指数 03月
・2023年4月7日(金) :アメリカ・雇用統計 03月
ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年4月3日~2023年4月7日)
・3月27日週のドル円の値幅は最大で「約3.188円」となりました。
・先週比では、高値安値終値を上回る結果となっていますね。
・金融不安に関するリスク回避ムードが和らぎ、対円に対してドルの買い戻しが入る展開となりました。
・来週は米関連で注目の経済指標が多く発表されるため、大きな値動きが期待できそうです。
【環境認識】
・3月8日からの短期下落トレンドはブレイク、反発余地を探る
・20日⇒50日⇒100日MAが攻略できるかがポイント
・日足RCIは短中期線が上向き、長期線が下向き
【移動平均線】
現在レート:132.804円
5日移動平均線:132.113円
20日移動平均線:132.872円
50日移動平均線:133.019円
100日移動平均線:133.777円
200日移動平均線:137.336円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「132.00円~135.00円」:相場全体のリスクのオンオフ、米長期金利の動向を引き続き注視。週明けは100日MAがターニングポイントとなると想定。ここを超えれば続伸期待がありますが、ブレイクできなければじりじりと反落することになりそうです。
また、4月3日週は米雇用統計を筆頭に多くの重要な経済指標があり、ドル円のボラティリティ拡大が期待できます。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2023年4月3日~2023年4月7日)
・3月27日週のユーロ円の値幅は最大で「約5.131円」となりました。
・先週比では高値安値終値を全て大きく上回る結果となっていますね。
・週末は年初来高値を僅かに更新しましたが、ユーロ圏の消費者物価指数が全体的に弱く月末フローの絡みもあり145円台⇒144円付近まで反落しての越週となっています。
【環境認識】
・5日~200日MAを全て明確に上抜ける
・昨年10月21日からの下落TLについて、完全なブレイクは失敗
・日ありRCIは短中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:143.989円
5日移動平均線:143.322円
20日移動平均線:142.583円
50日移動平均線:142.626円
100日移動平均線:142.496円
200日移動平均線:141.823円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「142.50円~146.00円」:ユーロに関しては利上げに関するタカ派的な発言が関係者より相次いでおり、その背景からも、リスク回避→選好相場で非常に買い易い通貨ペアだと考えます。
リスクのオンオフを注視しつつ、各日足移動平均線を上抜けるいることから、基本的には押し目買い狙いを想定しています。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2023年4月3日~2023年4月7日)
・3月27日週のポンド円の値幅は最大で「約5.883円」となりました。
・先週比では高値安値終値の全てを上回っていますね。
・リスクに過敏に反応する通貨ペアの特徴が出ましたね、今週はリスク回避ムードが後退したことで買い戻しが入り力強い上昇を見せました。
・今週はベイリー英中銀総裁が今後の追加利上げの可能性を示唆したことが注目トピックでしょう。
・これを受けて、潜在的なポンドの上昇余地はまだあるように見受けられます。
【環境認識】
・2022年10月31日から続く下落トレンドについて、明確なブレイクは失敗
・各日足移動平均線を上抜けており、続伸期待は高い
・日足RCIは短中長期線が上向きで買い優勢を示唆
【移動平均線】
現在レート:163.737円
5日移動平均線:162.933円
20日移動平均線:161.886円
50日移動平均線:161.464円
100日移動平均線:162.295円
200日移動平均線:163.126円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「161.40円~166.00円」:相場全体の状況次第、リスク選好ムードが高まればユーロ同様に買いエントリーを狙う。
テクニカル的には各日足移動平均線を上抜けたこと、日足RCIの向きから買い優勢。
ただし下落トレンドは明確にブレイクできておらず(先週末一時的に抜けたが最終的には反落)、反落の可能性もある点は頭の片隅に置いておきたい。
基本的には各移動平均線を目安に押し目買い、または下落トレンドラインを明確に上抜けたタイミングで買いエントリーを狙う。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2023年4月3日~2023年4月7日)
・3月27日週の豪ドル円の値幅は最大で「約3.036円」となりました。
・先週比では高値安値終値は上回る結果となっていますね。
・他のクロス同様に、対円では買い戻しが優勢な一週間となりました。
・後述の通り20日MAを明確に上抜けたので、短期的な下落リスクは後退しています。
【環境認識】
・中長期の下落トレンドは継続
・20日MAは上抜けており、短期の下落トレンドは解消
・日足RCIは短中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:88.758円
5日移動平均線:88.332円
20日移動平均線:88.485円
50日移動平均線:90.463円
100日移動平均線:90.906円
200日移動平均線:92.556円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「88.00円~90.50円」:短期の強気な下落トレンドは解消されたものの、まだレジスタンスラインは多い。リスク選好ムードが強まるようなら、一先ず90円付近まで上昇を想定。逆に伸び悩む相場となれば、中長期の下落トレンドは継続しているため、じりじりと反落し下値余地を探る展開の復活を見込みます。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「132.00円~135.00円」
⇒週明けは100日MAがターニングポイント
⇒超えれば上昇余地拡大、超えなければ反落
⇒米雇用統計を筆頭に重要な経済指標の発表に要注意
・想定レートは「142.50円~146.00円」
⇒リスク選好ムードが高まるようなら、買いたい通貨
⇒利上げ余地が残っており、背景的には買い易い
⇒相場全体のリスクのオンオフを要確認
・想定レートは「161.40円~166.00円」
⇒ユーロ同様に相場全体のリスクのオンオフ次第
⇒テクニカル的には買い優勢
・想定レートは「88.00円~90.50円」
⇒短期の下落トレンドは解消(中長期の下落トレンドは継続)
⇒90円付近まで戻せるかがポイント
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