また、先週(2022年8月15日~8月19日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2022年8月22日~2022年8月26日)
やはり8月25日の「アメリカ・実質GDP(改定値) 第2四半期」、
8月26日の「アメリカ・個人所得・支出 07月」、「アメリカ・PCEデフレータ 07月」の結果には要注目となります。
また、8月25日から8月26日にかけて行われる「ジャクソンホール会議」でパウエルFRB議長の発言機会がありますが、そちらの内容も要チェックです。
ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年8月22日~2022年8月26日)
1週間の値動き振り返り
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・20日MA⇒50日MAを明確に上抜ける
・7月14日からの下落トレンドをブレイク濃厚
・RCIは短中長期線が上向く
【移動平均線】
現在レート:136.894円
5日移動平均線:135.037円
20日移動平均線:134.410円
50日移動平均線:135.441円
100日移動平均線:131.940円
200日移動平均線:123.799円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「135.40円~139.40円」:直近の米高官の相次ぐタカ派的発言により、ファンダメンタルはドル買いの材料が多い。また、テクニカルでも各移動平均線を上抜け、下落トレンドラインをブレイクと、買い優勢を示唆する材料は多い。
以上の理由から、基本的にドル円は押し目買い狙いのトレードを想定しています。
一方で「アメリカ・PCEデフレータ」の結果やジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言内容次第では上昇の加速、反落などあり得るので来週末のドル円の値動きには要警戒です。
ユーロ円 来週の相場見通し(期間:2022年8月22日~2022年8月26日)
1週間の値動き振り返り
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・100日MAに上値を抑え込まれた1週間
・下落平行チャネル内での値動き継続
・RCIは短期線が下向き、中期線が上向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:137.443円
5日移動平均線:136.753円
20日移動平均線:137.019円
50日移動平均線:139.164円
100日移動平均線:138.140円
200日移動平均線:134.042円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「135.00円~139.10円」:引き続き100日MAをポイントにトレードを想定。基本的にはこのラインでの売りエントリーを狙う。
ブレイクすれば、損切⇒買いエントリーを狙う。
ポンド円 来週の相場見通し(期間:2022年8月22日~2022年8月26日)
1週間の値動き振り返り
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・20日⇒100日⇒50日MAの抵抗線が控えており上値が重い
・三角保ち合いは維持
・RCIは短長期線が下向き、中期線が水平
【移動平均線】
現在レート:161.909円
5日移動平均線:161.909円
20日移動平均線:162.645円
50日移動平均線:163.689円
100日移動平均線:163.048円
200日移動平均線:158.858円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「160.50円~163.50円」:弱含みの展開、基本的には各抵抗線うぉめ安に戻り売り狙い、下値は三角保ち合いの下限である160円台を想定。
豪ドル円 来週の相場見通し(期間:2022年8月22日~2022年8月26日)
1週間の値動き振り返り
日足チャート エントリーポイント解説
【環境認識】
・週明け三角保ち合いのブレイクに失敗し、反落
・100日MAを前に下げ渋ると週末にかけて狭い範囲での値動き
・RCIは短期線が下向き、中長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:94.121円
5日移動平均線:93.862円
20日移動平均線:93.833円
50日移動平均線:93.675円
100日移動平均線:93.002円
200日移動平均線:88.286円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
・「93.00円~95.70円」:100日MAを下値として想定し93円台での買いエントリーを狙う。また、三角保ち合いの値動きを維持している点を意識、上限付近で決済⇒戻り売りも検討の余地あり。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨のエントリーポイントのまとめ
・想定レートは「135.40円~139.40円」:テクニカル&ファンダメンタルでドル買い優勢、押し目買い狙いのトレードを想定。
8月25日~26日にかけて経済指標やジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の経済見通しの講演も予定されており、内容次第ではボラティリティ拡大が期待できる。
・想定レートは「135.00円~139.10円」:100日MAが抵抗線として機能しており、このラインを目安としたい。下落平行チャネル内の値動きを維持していることから、戻り売り狙いのトレードを想定。
・想定レートは「160.50円~163.50円」:三角保ち合いの下限は抜けずに維持、ただし上値は重たい。各抵抗線を目安とした戻り売り狙いを想定、また、三角保ち合いを下限ブレイクするようならダウンサイドリスクが高まる。
・想定レートは「93.00円~95.70円」:三角保ち合いの上限ブレイクに失敗し反落。ただし100日MAを目安に93円台では買いも入ってる様子。週明けは下値を100日MAとして押し目買いを狙いつつ、再び三角保ち合いの上限ブレイクを目指すかを確認したい。
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