また、先週(2024年4月29日~5月3日)のドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円に関する記事も下記から合わせてご確認いただけます。
注目の経済指標一覧(期間:2024年5月6日~2024年5月10日)
5月6日週は要注目の経済指標が多く発表されます。
特に以下の指標の結果には警戒が必要です。
■5月7日(火)
・豪・中銀政策金利 05月
■5月9日(木)
・英国・英中銀政策金利 05月
●29日週は為替相場にとって激変の1週間となりました。まず週明け早々の4月29日、日本が祝日で薄商いの中、各クロス円は年初来高値を更新しました(ドル円は一時160円台を突破)。
●しかし、4月29日午後に為替介入を想起させる値動きにより、一気にドル円は154円台半ばまで急落しました。加えて米FOMCのハト派的内容、5月2日早朝にも為替介入を想起させる急落、更に米雇用統計の予想を下回る結果を受けて、一時は151円台後半まで下落、最終的にはドル円は152.90円台で越週しています。
●ドル円は週間高値160.10円台→週間安値151.80円台と最大幅で約8.3円の下落となる激動の1週間となりました。(※他のクロス円も軒並み約5円~約9円の下落)
来週の相場見通し(期間:2024年5月6日~2024年5月10日)
ドル円(USD/JPY)
【環境認識】
●短期相場は急落、1日のボラティリティが拡大
●50日MAで下げ止まる
●日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:152.932円
5日移動平均線:155.030円
20日移動平均線:154.488円
50日移動平均線:151.806円
100日移動平均線:149.384円
200日移動平均線:148.528円
上記の環境認識を踏まえた具体的なドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のドル円の想定レート:「148.50円~155.00円」
■まずは為替介入の第三弾を警戒、直近2回はいずれも祝日や早朝など薄商いの時間帯で発生していることから、週明け早々の5月6日(祝日:こどもの日)は特に警戒が必要となる。
■短期相場は急落したとはいえ、現在レートは20日~50日MAの間で、一先ず50日MAで反発したことから中長期の上昇トレンドは継続していると判断。このラインを目安にトレードを行うことになる。
■今回の為替介入が中長期のトレンド転換に波及するかを見極めつつ、以前として日米金融政策の方向性の違いによる円安ドル高、日銀の為替介入余力も無限ではないことから、ロット数を調整しつつ中長期目線の押し目買いを狙いたい。
ユーロ円(EUR/JPY)
【環境認識】
●短期相場は急落
●50日MAがサポートラインとして機能
●日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:164.566円
5日移動平均線:166.105円
20日移動平均線:165.355円
50日移動平均線:163.877円
100日移動平均線:161.850円
200日移動平均線:160.280円
上記の環境認識を踏まえた具体的なユーロ円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のユーロ円の想定レート:「160.00円~167.40円」
■ドル円に記述した通り再び為替介入が来た場合は、50日MAを下抜けて更なる下落が想定される。ターゲットは100日MA&200日MA。
■為替介入という不確定要素を抜きにすると、テクニカル的には50日MAがサポートラインとして機能(過去複数回サポート実績もあり、信用度は高い)しており、このラインを目安に中長期目線の押し目買いを狙う。
ポンド円(GBP/JPY)
【環境認識】
●短期相場は急落
●50日MAがサポートラインとして機能
●日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:191.868円
5日移動平均線:194.270円
20日移動平均線:193.041円
50日移動平均線:191.472円
100日移動平均線:188.873円
200日移動平均線:186.292円
上記の環境認識を踏まえた具体的なポンド円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週のポンド円の想定レート:「186.50円~197.00円」
■ドル円に記述した通り再び為替介入が来た場合は、50日MAを下抜けて更なる下落が想定される。ターゲットは100日MA&200日MA。
■為替介入という不確定要素を抜きにすると、テクニカル的には50日MAがサポートラインとして機能(過去複数回サポート実績もあり、信用度は高い)しており、このラインを目安に中長期目線の押し目買いを狙う。
■また、5月9日(木)に予定されている英中銀政策金利には要警戒。特にベイリー英中銀総裁から今後の金利見通しについて、注目が集まる。タカ派的であればポンド買い、ハト派的であればポンド売りが想定される。
豪ドル円(AUD/JPY)
【環境認識】
●短期相場は急落
●20日MAがサポートラインとして機能
●日足RCIは短中期線が下向き、長期線が水平
【移動平均線】
現在レート:101.062円
5日移動平均線:101.479円
20日移動平均線:100.467円
50日移動平均線:99.174円
100日移動平均線:98.205円
200日移動平均線:96.776円
上記の環境認識を踏まえた具体的な豪ドル円のエントリーポイントは下記の通りとなります。
今週の豪ドル円の想定レート:「98.00円~103.00円」
■一時的に50日MAまで下落した、ドル円・ユーロ円・ポンド円と違い、豪ドル円は20日MAを死守しており、為替介入の影響を受けた中では底堅い印象。
■現時点では中長期の上昇トレンドは継続していると考え、20日MA・100円付近、50日MAを目安に段階的な買いエントリーを狙う。
■5月7日(火)に予定されている豪中銀政策金利には要警戒。年内の利下げ観測が後退しているどころか、利上げ議論が再開されるのではとタカ派な意見が強まっており、注目が集まっています。
まとめ
最後にこの記事のまとめを記載しておきます。
各通貨の想定レート&目線まとめ
・想定レートは「148.50円~155.00円」
⇒中立
・想定レートは「160.00円~167.40円」
⇒中立
・想定レートは「186.50円~197.00円」
⇒中立
・想定レートは「98.00円~103.00円」
⇒中立
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